3年前にウソコクをしてきた美少女と結婚することになった
「結婚しなさい」
そんな父親の言葉が家中に響く
「え?!」
俺の名前は、高原湊4月16日生まれで18歳になったばかりの高校三年生だ
「結婚って、俺はまだ高校生だぞ」
大体言っていることがおかしい、俺が小さい頃母親を亡くししばらく父親のメンタルは結構よわっていたし、交際期間も短かったから愛に飢えているのは仕方ないけど、
「なんで、俺が結婚しなきゃならないんだよ」
そうきくと父親は真面目な顔をしてこう言った
「お前、彼女できたことないだろ?」
父親のこの言葉に俺は反論ができなかった。
「で、結局何が目的で結婚させたいんだ」
「実は」
話によると、父親が病んでいた時に助けてくれた恩師の娘が、どうやらその恩師の会社のお偉いさんの息子と結婚させられるらしく、現状恩師の娘に彼氏はいないらしくこのままいくとほぼ確実に結婚させられるらしい。それを相談された父は息子と結婚させると言っ
てしまったらしい。
「話はわかったが会ったこともない、知らない人となんで結婚しなきゃならないんだ?」
「それなら心配ない、今日の夜食事会をすることになった。」
「俺の結婚ほぼ確定じゃねぇか!」
「まぁまぁ会ってから決めるといいよ」
そして夜、会う約束をしているレストランに着いた
「久しぶり!」
父親の声が僕の耳に響き渡る
「久しぶり!湊くん?だっけ初めまして」
「はじめまして」
「紹介するよ、娘の南雲愛華だ」
「えーーーー」
「えーーーー」
そう忘れることもない目の前にいたのは、中学の卒業式に罰ゲームか何かで僕の元に告白をしてきた女だった。