胸
え~~楽しんでいただけてるでしょうか?神王編が少しの間メインになります
「・・・・・・・・・・」
カイは黙ってベットで寝るジョンを見つめている
起きないでほしいとも思う
起きたら・・・・・・・
話さなくてはならない
ばっと、起き上がるジョン。
「・・・ここは?」
「気がついたか?」
「カ、カイ師匠?どうして、こんな所へ?」
ジョンが驚いている。
それは、そうだろう。自分は魔国にいるはずなのだから
「・・・・・・目を覚ましたのか?」
そこに槍をもったレンが、現れる。
「ああ・・・・鉄針を刺しておいたから、しびれ薬の効果もそろそろ切れるはずだ」
ジョンは・・・ポカン・・・としている。
「しびれ・・・薬?」
「・・・・・・意外と冷静だな」
「違う・・まだ、頭の回転が追いついていないだけだ。だんだん理解できるようになる」
「・・・・・・」
「!!!!」
ベットから飛び出そうとするジョン。
だが、足が動かないのか、縺れて倒れてしまう。
それでも、腕で這ってでも扉に向かおうとするジョン。
「落ち着け。まだ、完全に薬は抜けていないんだ。」
そんなジョンを気遣うカイと、冷静に見守るレン。
「あれから・・・・・あれから・・どれだけたったのですか?」
ジョンには、まったく余裕がみられない。
「ジョンは1週間寝てたんだよ」
「い、一週間・・・・・」
そこで、俺に掴みかかるジョン。
「どうなったのですか!!ダリオン様は??ルーウィン様は??、神聖帝国の軍勢が・・・・・」
「・・・・・・・・」
あくまで冷静に徹するレン。
「すべてを話そう。そう・・・・・すべてをね」
ジョンの不安そうな顔を見て・・・カイは胸が締め付けられるような気持ちになった
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