また
え~~楽しんでいただけたら幸いです
俺達3人はコンフルに乗って、西部の上空にいた
「うわわぁぁぁぁぁっぁぁ死ぬーーーーーーー」
カイは叫んでいる
「キャハハハハハハハ!!」
ジョンは魔国に向かった時と同様楽しそうに笑っている
「・・・・・・・・」
無言で手綱を握っているレン
はるか下にだが・・多くの人が集まっているのが分かる・・・神王の軍が見えてきた
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「ルーウィン様!!」
「おお・・ジョン・・よく帰ってきたな」
「はい!!ただ今戻りました!!」
と、ジョンは本当に嬉しそうにしている
(・・・ジョンにとって神王はそれほど大切な存在なんだな)
その態度から、ジョンの気持ちがしっかりと感じ取れた・・
そしてジョンと別れなければならないということが実感として湧き上がってきた・・・少し寂しい気持ちになる
そこに騎馬に乗った軍が戻ってくる・・・先頭にはダリオンがいる
「ふん!!小僧!!逃げずに戻ってきたようだな・・・ちゃんと成長しただろうな?」
「分かりません・・まだまだ学ぶことは多いです」
「馬鹿な小僧だ!!そこは嘘でもハイと言っておけ!!」
と怒鳴られている
「申し訳ありません・・」
謝っているが・・両方嬉しそうだ
この3人には、何か切っても切れないような絆があるのだろう
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「一か月預かって下さって本当に感謝する」
と、神王が頭を下げる
「いえ・・お礼をいいたいのは、こちらの方です」
「・・・・・・」
今、向こう側に神王とダリオン・・・こちら側に俺とレンがいる
「自分としても、これだけの才能に触れることができたのは幸運でした」
「・・・・・・・・・俺からも、礼をいいたいくらいだ」
「・・それで・・・ジョンはどうですか?」
と、神王は聞いてくる
「驚きました・・彼は1000年に一人の天才です。このまま磨けば・・確実に俺を抜きます」
「・・・・・・・・・・俺もそう思う・・・歴史上どんな強者がいたか知らない・・だが・・ジョンは確実に将来そいつらに匹敵するようになる」
「・・・そうですか」
という何かを考え込む神王
「・・・・」
腕を組み目を瞑っているダリオン
「では、俺達はこれで・・勝利を心より願っております」
とレンとカイが立ち上がった時
「待ってくれ・・・・実は・・・折いってお二人に頼みたいことがある」
と、ダリオンがいった
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ブンブンと槍を振り回しているジョン。
俺達が本営から出てくると、それに気づいて近づいてくる
「師匠!!」
「・・・・やぁ・・ジョン」
「・・・・・・」
「帰ってしまわれるのですか?」
「ああ・・俺達は魔国に戻ることになる」
「・・・・・・」
「残念です・・・でも・・また会えますよね・・・・きっと・・・
・・・・・自分は魔国の皆様にも頑張ってほしいです」
「ありがとう・・ジョン」
「・・・・・」
俺たちは、あまり言葉を交わさずにジョンと別れる
(・・・・そう・・・・また・・・会うのだから・・・)
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