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プロローグ 神王編
「この無能者が・・・・・さっさと辞めてしまえ」
「お前のせいで私たちまで、落ちこぼれ扱いされたらどうするというの?」
「田舎者」
「はずかしくないのか?」
・・・・・・・・・人間とは不完全な存在だ
「魔法もマトモに使えないのか」
「浮浪者のようだわ…ああ…やだやだ」
「気持ち悪いのよね……こっちに来ないでよ」
・・・・・・・・・神がこの世界を造り、人間を創造したという
「貧乏人が」
「臭いんだよ」
「平民風情が生意気な」
・・・・・・・・・だが、神は助けてもくれない・・・こんなにも、辛いのに
「ただでさえ男」
「使えない」
「お前なんて………生まれてこなければ」
「「「「「「死んでしまえ」」」」」」
手を差し伸べてくれぬ神など・・・・・・・・必要ない!!