間に合うか
え~~これも明日分です。これと同時に神王編始まります。この話から同時進行します。楽しんでいただけたら幸いです。ではどうぞ~~
最近・・・・リサ将軍の態度がほんの少し・・・ほんの少し柔らかくなったような気がする
俺も少し認められたのだろうか?
今・・・・・・・・・・・・・・
俺とレンはギルの部屋に呼ばれている
「じゃあ・・・ちかじか神聖帝国へと侵攻するのか?」
「ああ・・・我らは虐げられ・・この東の果てに追いやられてきた・・・壁を越えての初めての進軍となる」
「けど・・・魔国はまだ小さく・・神聖帝国は強大なんだろ?」
「ああ・・・だが・・・始まるのだ」
「始まる?何が・・・」
その質問には答えず・・虚空を見つめるギル
「それでだ・・・カイには急ぎ準備を進めてほしい。そしてレンには確認したいことがある」
「・・・・何だ?」
「神聖帝国との戦いには・・・参加せぬであろう?」
「・・・・・ああ」
「…レン」
「・・・カイ・・すまない・・お前もギルの事も大切に思っている・・・だがな・・自分にも譲れぬ思いがある・・・大国同士の戦には参加しない」
それを、うんうんと納得しながら聞いているギル
「よい・・・・我は分かっておった・・・・これは魔国の問題だ」
「・・・わかったよ」
フーっと息を吐き、イスに深く座るギル
「・・カイよ・・我の夢がはじまる・・・」
「ああ・・そうだな・・俺も自分の理想を実現するために・・やらなくちゃいけない事がある。じゃあ先に失礼するよ」
「好きにしろ」
と魔王がいうと、二人は出ていった
そのあと・・・一人部屋に残る魔王
「・・・・・・・・」
魔王は黙ったまま、窓の外を見つめている
「・・・・間に会う・・・か・・・・」
と、一言呟いた
誤字・脱字ありましたら・・
感想・アドバイス待ってます