表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王たちの宴  作者: スギ花粉
28/200

魔王

え~~~楽しんでいただけてるでしょうか?ではどうぞ~~

今俺達二人は、魔王城の客間にいる


「・・・レン・・・知ってたな?」


「・・・ああ」


「何で教えてくれなかった?」


「・・・・・別に理由はない・・俺にとってギルはただの友であって・・・・・それがいつの間にか魔王になってただけだ」


「そうか・・でも助かったかな・・ギルとは親しくなれたし・・自分の思いを真剣に伝えることもできただろう・・」


「・・・・・」


そこに兵士の一人が入ってくる


「魔王陛下がお呼びです」


=================謁見の間================


そこには・・赤い絨毯が敷かれている


その両側には剣を佩いている武官が50人は並んでいる


その先の玉座はまだ、空のままだ


俺とレンはそこをゆっくりと進む


そして空の玉座の前で止まる


しばらくそこで待っていると・・・・・


ラッパの音が響き渡る・・・・・


すると皆が頭を下げる。


カイも頭を下げるが・・・レンはそのまま突っ立っている。


ツカ・・・ツカ・・・・ツカ・・・・ツカ・・・


と足音が響く


ドサっと椅子に座る音が聞こえる


「・・・・面をあげよ」


頭の上からギルの声が聞こえる


そこでカイはゆっくりと頭をあげる




そこには・・・・‘王’・・・がいた



いつものようなふざけた態度など・・・微塵も感じさせない


凄まじい威圧感だ・・・油断をすれば後ろに下がってしまいそうになる


「・・・我こそが・・魔王・・ギルバート・ジェーミソン・・・」


ギルはゆっくりという


「・・我に話があるのであろう?」


「あ、ああ」


と、口ごもってしまうカイ


「俺は、了山カイ。異世界から召喚された者だ・・・・今日は魔王陛下にぜひ聞いて頂きたいことがある」


「うむ・・・・話してみよ・・」


「俺は・・・」



==============      ==================-



俺は神聖帝国と魔国の和平協定の話をもう一回話していた


両側の武官は怒りだすかもしれないと思っていたが・・・


予想外というか・・・落ち着いて聞いている


ギルからすでに話を聞かされてるのかもしれない


「・・・以上だ・・考えてくれるか?」



「・・・・・・」



ギルは玉座で目を瞑って、黙ったままだ



反応があまりにもないので、ギルに話かけようと思ったとき、ギルが重い口を開く


「・・・・・・カイ」




「何だ?」




「・・・・・・・つまらぬ男ぞ!!!」


魔王の怒号が謁見の間に響きわたった

誤字・脱字ありましたら。

感想・アドバイスあったらどうぞ・・・励みになります

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王たちの宴・アンケート!!
王たちの宴アンケート
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ