帰路
え~~投稿しすぎじゃね?と思います。
ですが・・・これで更新が遅れるわけじゃないので、許して下さい。
連休ですので、みなさん時間あるんじゃないかと。明日もこんな感じで更新しま~~す
楽しんでくださると幸いです
二人で神聖帝国へと向かいながら、ある疑問を投げかける。
「それにしても・・・最近魔王が現れたせいで、魔物が活発になってるっていうけど・・・・他の村は大丈夫かな?」
「・・・・・別に活発になっていない。昔から、こんなもんだろ」
「へ??」
「・・・確かに魔国を統一した魔王が現れたという話だがな・・だが・・・それで、どうして魔物が活発になるんだ?」
「えっと・・・・」
「・・・魔族と魔物は全然・・違うものだ。魔物は言葉も喋れない低知能な獣だ。その中で、特に知恵を身につけ、強力な魔物を魔獣と呼び区別する」
「・・・・じゃあ・・魔族っていうのは・・」
「・・魔族は・・・一概には説明できない」
「説明できない?」
「ああ。魔族というのは・・・総称にすぎない。人狼族・バンパイア・巨人族・リザードマン・・などなど。様々な一族があり、それぞれが独自の文化を持っている。だが・・・・説明は難しい。人間とは何かを説明するようなものだからだ」
「ち、ちょっと待ってくれ。・・・じゃあ人間との違いは何なんだ?」
「・・・さぁ・・・魔力を使うものもいるし、使えないものもいる。明確な差は分からない。学者あたりなら、答えを知ってるかもな。まぁ・・・一番の違いは見た目かな?」
(・・どういうことだろう?聞いた話と全然違うような?)
「レン・・その魔族の国ってのはどこにあるんだ?」
「・・神聖帝国をずっと東に行った所だ。つまり・・壁の向こうだ」
「‘壁’??」
「・・・・・ああ、まぁ城壁みたいなもんさ。それで敵の進入を防いでいる」
「なるほど、神聖帝国の防衛線というわけだ」
「・・・・・・違う」
「違う??」
「・・・・あれは・・・魔国の防衛線だ」
「はぁ??何でだ?攻めてきている魔国の防衛線?
(何か・・おかしくないか?)
「攻められているのは・・神聖帝国じゃない・・・魔国だ」
「何??攻めている??危機的状況じゃないのか??」
「・・・・知らん。国同士の争いに興味はないし・・・アートス神の教えは・・・嫌いだ」
「・・・・・」
(これは・・・少し・・調べる必要があるな)
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