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王たちの宴  作者: スギ花粉
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問答

え~~お久しぶりです。スギ花粉です。かなりペースが遅くなっていて申し訳ないです。時間がなくてなかなか書けませんね。しばらくはこんな感じで不定期になると思います……ごめんなさい。

では、楽しんでいただけたら幸いです。どうぞ~~

「さて……シ―レン」


いきなりだった。自分の前に座っている女性が語りかけてきた。そこはドルーン山脈近くの森の中だったと思う……焚火の火がゆらゆらと揺れ、その人物の顔に影をさしていた。


そしてその口調から、あの類の問答がくるのだということはしっかりと予想できた。


女は体のラインが分かる程密着した白い法衣を着、その法衣を内側から押し上げるように浮かび上がる豊艶で蟲惑的な体つきをしている。そして、髪は腰まで届くであろう滑らかな黒の長髪だ。


その声音から受ける印象は二十代前半、あるいは中頃だろう。初めて会った時、ツェリ・ブレイホウだと自分に名乗った。


おかしな名前だと指摘すると、苦笑しながら武霊峰は自分の故郷の名なのだと言っていた。どこに渡っても、それだけは忘れないためだとも。


「…………俺はレンだ」


そのぶっきらぼうな答えを聞いたツェリは、可笑しそうに笑っている。


「くくくくく………名前を偽ることに何の意味があるというのか。そんなことをしたところで、お前が自分自身であることには変わりはないのだぞ?…まぁ、私にはどっちでもいいことだ。なぁ?……レンとやら」


「…………」


その答えを聞いた少女は、憮然とした表情を見せた。


歳は十代前半といった所か、まだ幼さが感じられる。その深紅の髪は耳元にかからない程度に短く揃え、その手にはその髪と同じ真っ赤な槍を持っている。茶色のなめし革の軽装の上から黒いローブを纏い、その顔の半分をローブと同じ黒いマスクで隠していた。


「さて………お前に尋ねよう、レン。………お前は私と初めて会った時と比べて、自分が強くなったと思うか?」


レンはしばらくじっと考えていたが、ツェリの問いにはっきりと答えた。


「………俺は、ツェリとの稽古ではよく死ぬ一歩手前までいく、そしてそこから学ぶ事は多い。俺は以前より強くなった……それは実感している」


「それがお前の答えか?………シ―レン」


「…………ああ」


一瞬……沈黙を貫こうかと思ったが、しっかりと答えた。ツェリは自分が何者であるか知っているし、今さら隠しても仕方がないと思ったからだ。


ツェリ・ブレイホウと出会った時の事を片時も忘れたことはない。自分が初めて、槍術というものを知るきっかけとなった人物だからだ。


「くくくくく……そうだな、すでにお前は十分強くなった。そしてまた…………弱くもなった」


ピクっと自分の体がその言葉に即座に反応してしまったのがわかった。知らず知らずのうちに、目つきが鋭くなる。


「……………俺が………弱くなった?……………そんなはずはない。俺はあの頃に比べ格段に強くなっているはずだ。槍もまともに振れなかった頃に比べ、弱くなっている………だと?………ありえない」


「そうだな。今のお前には、分かるまいな………シ―レン。私がお前と初めて出会い、槍術を教え込んだ。いや………教えたという程のことはしていないな。私は一度だけ型を見せただけだ……お前はそれを一目見ただけで、自らの業にまで昇華させた。………私は天賦の才というものを目の当たりにしたものだ。そしてそれから、お前は死すれすれの修行を積んだのだろう。私と別れた時より、ずっと……ずっと強くなった。そしてまた、弱くなってもいる」


「………どういう」


ツェリが何者であるのか……それはまったく分からない。時に、1300年前の初代・スタットック王国・国王・クレイゲン・スタットックと知り合いであるかのように話したり……ドラグーン王国で大魔導師と呼ばれていたという話もあれば、神聖帝国の初代国王・スタンニス・グランワールと初代法王・サーセイ・グランワールとも知り合いだったという。


普通に考えればただの法螺吹きの、頭のいかれた奴だとしか思わない。しかし………ツェリの話は不思議な説得力があった………だからと言って信じた訳ではないが。


自分の問いを遮るようにして、初めて会ったときからツェリ・ブレイホウという名前以外まったくわからない謎の女は続ける。


「お前は…………強い。その歳で、並みの武芸者ではたどり着けぬ領域にまで踏み込んでいる。………この世界の私では、お前に勝てるとも思えない。先ほども冷や汗の出るような気分だったさ」


くくくく……とツェリは笑っている。少しおかしな表現のような気もしたが、そんな事はどうでもよかった。なぜなら………


「………では、俺は強くなったのだな?」


自分は身を乗り出すようにして、再度確認した。そこだけは、はぐらかされては困る。


それを聞いたツェリはため息を吐きながら、首を横に振った。


「そういう所なのだよ……シ―レンよ。私が言っているお前の弱さとはな…………自らの強さのみを拠り所にしすぎる……………それが、お前の弱さなのだ。武の強さのみを追い求めてしまう弱さ」


ツェリは静かに上を見上げた。そこには眩いばかりの満点の星空が広がっていた。ツェリは星空を見るのが好きなようだ………気づいたらいつも空を見上げている。


しばらくして、ツェリは空を見上げながら話し始めた。


「………武の強さなど。人間の強さの中では小さなものだ。それをすべてと考えてしまう弱さ…………確かに、力なき者は何もできないというのも事実だがな。ふ~~~~……………………信じる信じないもお前次第だがな、シ―レンよ。私には使命がある。この世界を守るという重大な使命がな。いいか?世界は一つではないのだ………様々な世界が無数に存在しているのだよ。そこには………強さの次元を超えた化け物どもがたくさんいる。世の理から外れた力を持った化け物どもさ……………私は、そんな者たちを絶対に認めない。どんなに強い信念も……何十年もの努力も……その者の軽い気持ち次第で一瞬でなぎ払われてしまう…………悲しさ……………辛さ……………言葉にできぬ。個人の能力の差や才能の差などでは言い表せられない………まさに傍若無人の、愚かな神々の戯れとしかいえない力だ。この世界や、私の故郷にそんなものを持ちこませてなるものか………かつての誇り高き‘王’たちが、血と涙を流し、そして命を削ってつくりあげた国を、そんな力で壊させてなるものか!!」


「………」


ツェリの話は壮大すぎて、自分にはよく分からなかった。この世は所詮弱肉強食だとも思っている。


その化け物がどれ程のものなのかは、自分には想像もつかない。だが…………そんな奴らがいるのなら、一度でいいから全力で闘ってみたいと思った。


そして………いつの間にか、自分が笑っているのに気付いた。


ツェリはそんな自分の表情を見て、深く深くため息を吐いたようだ。


「シ―レン………お前は、私の言った事が何も分かっていないようだな?」


幾分か呆れたようにいうツェリ。レンは、そんなツェリに本心を語った。


「………………俺には他になにもない。武がなければ、俺には何も残らない」


スタットックという家名も捨てた。唯一の血縁である弟のと繋がりも絶った。そして………生まれてから一度も切った事のなかった髪を切り、あの日………シ―レン・スタットックとも決別した。


すべては、武の頂に立つという事のために。


別にそこに特殊な理由がある訳ではない。成し遂げたい事がある訳でも……復讐したいような相手がいる訳でもない。


ただ……強くなりたい。己の武を極めたいだけだ。そして、闘っている時の高揚感は、何事にも代えがたいものだとも思っている。


自分で笑ってしまうほどの……………………戦闘狂だ。


ツェリは真っすぐに自分を見つめながら、


「そう思ってしまう所が、お前の弱さなのだよ………シ―レン。いいか?武だけがお前の良い所ではない。お前は他にも多くの魅力を持っている。それを自覚していないだけだ」


「………………そんなものあるものか」


「くくくくく………いずれ絶対に現れるさ。お前の武という力以外の魅力に気付く者たちがな。…………そうだ、一つお前にアドバイス……あ~~~~予言のようなものを与えようか。このまま東に進むといい」


「…………東に?」


「そうだ…………ドルーン山脈を越えて、真っすぐに東へと向かうのだ。多くの魔族が暮らす大陸の東の果てに。運がよければ、面白い者と出会えるかもしれんぞ?」


「……………面白い奴?そいつは………強いのか?」


「はぁ~~………まぁ、そうだ。武という強さでいっても申し分なかろう。そして…………まだまだ可能性の域を出ないが、かの素質は十分であろうな。レ―――ンその者との出会いは、お前にレ――ンどんな影響をレ―――ン及ぼすのだろうな。…私も一度その者とは話してみたかったのだがレ―――ンってば…時間がないようなのだ。そろそろ戻らねばならない………レ――ン…お~~い……また、会いたいものだな?古の王の系譜をひきしレ―――ン者よ……しばしの別お~~~いってば」


何か……酷くうるさい。このツェリの話を遮る声は何だ。


邪魔で仕方がない………しかし、どこかで聞いた事があるような声だ。


どことなく抜けているような……それでいて温かく……そして、心強い声音だ。


………………この声は………確か………





===============   ===================





「レ―――ン!!お~~い!!レンってば~~~」


カイはお玉のような物を持ちながら、大声で呼びかけた。レンは今、一際大きな岩の上にのぼって瞑想をしているようだった。


余程深く精神集中しているのだろう………先ほどから何度も呼びかけているが、レンはまったく気づいた様子はない。


仕方がないから近くまで行って体でも揺すろうかとカイが思った矢先、レンは静かに目をあけた。しばらく何やら虚空を見つめていたようだったが、眼下にいるカイの存在に気づいたようだ。


「……………カイ」


レンは少し状況を確認するかのようにカイに話しかける。カイはほっとしながら、大声を上げた。


「やっと気づいてくれたね。瞑想の邪魔しちゃって悪いんだけどさ!!御飯の準備出来たから、冷めないうちに食べちゃおうよ!!」


「……………ああ」


それを聞いたレンは、岩の上に置いていた真っ赤な槍を手に取り華麗に岩山から飛び降りた。クルクルクル……とまるで猫のような身軽さを見せながら、見事カイの目の前に着地する。


それを見たカイはパチパチと手を叩きながら、一言こういった。


「お見事」


それを聞いたレンは肩をすくめる。


「…………カイもできるだろうが」


「それでも見事な事には変わりはないよ。じゃあ、行こうか。せっかくの料理が冷めちゃうからね」


「……………そうだな」


カイとレンはそのままうす暗い森の中へと入っていく。ここはスタットック王国内にある名もない森の中であり、大陸の北西に位置し、二人の目的地であるルードンの森まではまだ少し距離がある地点でもあった。





===================   =====================






「………うまい」


「そう。それは良かったよ」


レンはお椀の料理を啜りながら、呟く。それを聞いたカイは嬉しそうにしている。二人は焚火を挟んで地面に胡坐をかいていた。


カイはう~~んっと体を伸ばす。しばらくぶりに旅をしてみて感じた事だが、自分も少し体が鈍ったようだ。レンのペースについていけない訳ではないが、以前と比べ少し体力が落ちたような気がする。


(やっぱり、毎日毎日机に座っているのはよくないよな~~。今度、サンサに頼んで親衛隊の訓練に秘かに潜り込ませてもらおうかな~~)


魔国には多くの将軍たちがおり、それぞれが独自の軍をもってはいるが、やはり最精鋭はギルが選び抜いた親衛隊だ。初めて親衛隊の模擬戦を見た時は自分でも、驚いたものだ。まさに一頭の獣のような俊敏な動きを見せていたのだ。


親衛隊の隊長は、ギルの頃からずっとバリスタンの孫娘でもあるミノタウロス族のサンサが務めていた。彼女の鍛錬は魔国でも軍を抜いて厳しいらしく、親衛隊の兵士に聞いた話では‘荒れくれサンサ’と影で呼ばれているらしい。


(う~~~ん……確かに初めて会った時はそんな感じだったけど、俺が魔王になってから改めて会ったサンサは全然そんな感じがしないんだよね~~)


親衛隊の訓練を視察したときや、リザードマンの城に休暇にいって、自分が倒れるまでもそうだったが、どこが‘荒れくれサンサ’なのかまったくもって謎だった。むしろお淑やかな女の子というイメージが強かった。


まぁ………上官の悪口などどこの世界でもある事だ。きっと根も葉もない噂なのだろう。


うんうん…と一人頷きながらカイははぁ~~っと両手に息を吹きかけて、焚火に手をかざした。北西の方向にだいぶ進んだからなのかは分からないが、少し肌寒く感じ始めていた。一度どこかの街によって服を調達しなければならないかもしれない。


カイはレンを見てみたが、別に寒そうにはしていなかった。やはり北部の人間だけあって寒さには強いのだろうか。


というか……何か少し考え込んでいるようだった。


「ねぇ……レン?どうしたの?何か考え事?」


「…………何?」


レンは目線を上げてカイの方を見つめる。顔の半分はマスクで隠していて表情は分からないが、少し驚いているようだった。


「…………なぜ、そう思う?」


「い、いや……なぜって言われても困るけどさ。何となく考え込んでいるような顔してたから、少し気になっただけなんだけど」


カイも別に明確な根拠があって言った訳ではなかったので、聞き返されて少し戸惑った。何となくレンの様子がいつもとは少し違ったような気がしただけなのだ。


「……………そうか。いや、考え事をしている訳じゃないんだが………少し昔の事を思い出してな」


「へぇ~~レンの子供の頃ってこと?気になる話だね~~……そうそう、前から聞こうと思ってたんだけどさ?レンってその槍術とか誰から学んだの?その……レンはスタットック家の御令嬢…」


しかし、カイが御令嬢といった瞬間、ギロっとレンはカイを睨みつけたかと思うとジャキンっと槍を向けた。


「…………俺をそんな風に呼ぶな」


凄まじい殺気がレンからほとばしった。カイは両手を上げて震える。


「ご、ごめん!!あ、謝るからさ……お、落ちついてよ、レ――ン!!」


「………………次に言ったら許さないからな」


ジャキンと槍をどけるレン。それと同時にほっと胸を撫で下ろすカイ。


「ご、ごほん。それでさ?槍術の使い手とかって凄く珍しいでしょ?それによくこんな危険な武術をご両親が許可したね?」


「……………」


レンはパキ……と手に持った木の枝を折り、それを焚火の中に放り込んだ。一瞬だけ火の勢いが強まり、また元に戻っていく。


「…………………………降ってきたんだ」


しばらく黙っていたレンであったが、ぼそっとこんな近くですら聞き取れるか聞き取れないかの小さな声で呟いた。


「………うん?あ、ゴメン……レン。ちょっと小さくてさ、聞き取れなかったみたい。もう少し大きな声で喋ってくれない?」


「…………」


カイは首を傾げた。何とか聞き取れたと思ったのだが、やはり小さすぎたようだ………聞き間違ってしまった。


カイのそんな様子を見たレンは、意を決したようにつっかえつっかえ話し始めた。


「…………だ、だから………その……ある満天の星空の夜に……だな……夜空を見上げていたら……その……白い法衣を来た女が……その……北部の首都であるトーランの……主城の中庭に……ふ、降ってきて……俺に槍術を……」


「…………………え?」


レンが冗談を言うなんてかなり珍しい………これはツッコミ待ちというやつなんだろうか?


カイはキョトンとしながら、レンを見つめる。しかし、レンの方も黙ってカイの方を見ていた。


「「………………………」」


二人の間を長い…長い沈黙が支配し…………そのまましばらく何の変化もなかったが、レンはすっと目を逸らした。そして………


「…………笑えばいいだろ」


ボソっと怨嗟の籠った声で呟いた。そこにはだから言わんこっちゃない、という凄まじい怨念が込められていた。


呆気にとられていたカイだったが、すぐに正気も戻った。


「え?い、いやいやいや………ち、違うよ?俺がレンの言った事を疑うはずないでしょ?へ、へぇ~~空から槍の使い手が降ってきたんだ~~。うんうん……何ていうかファンタスっティックっていうか……ドリーミングっていうか……むしろラッキーといった方がいいのかもしれないね。そうだ……かの牛若丸も鞍馬山で天狗に剣術を習ったといわれているし、その人物も天狗的な何かだった可能性も否定できないね。い、いや~~歴史上の偉人と同じ歩みをしているなんて、レンは本当に凄いよ!!ア、アハハハハハ」


カイは必死にフォローしようとしたようだったが、それはレンに油を注ぐ結果にしかならなかった。


「う、うるさい!!だから、言うのは嫌だったんだ!!笑えよ……笑えばいいだろうが!!異世界の言葉を使ったって、何だか馬鹿にされてるのだけは伝わるんだぞ!!」


「そ、そんな馬鹿にしているだなんて!!お、俺はレンの言う事を心から信じてるよ?」


カイが顔をひきつらせながら、何とか取り繕うとしたが無駄だったようだ。レンは立ち上がりながら、珍しく絶叫する。


「嘘をつけ!!大剣やら槍やら双剣やらバトルアックスやら鎖鎌やらをわんさか担いだ女が、いきなり夜空から降ってきて、そいつに槍術を習いました?誰がそんな話を信じるっていうんだ!!分かっているさ………俺だって馬鹿みたいな話だって事くらい!!けど、仕方ないだろうが……それが夢でも幻でもない真実なんだから!!」


レンの顔は暗闇でよく見えないが、その深紅の髪に負けないくらい恥ずかしさで真っ赤になっているようだった。


カイはまずはレンの事を落ち着かせようと言葉を発しようとした。しかし………



「レ、レン……ちょっと落ち着い「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」



しかしそれは、森の奥から聞こえてきた悲鳴にかき消されることとなった。

誤字・脱字ありましたら。感想・ご意見まっています。とくに感想はすごく励みになります。よろしくお願いします。

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