鍛冶屋
え~~楽しんでいただけてるでしょうか。お気に入り登録が15件も!!ありがとうございます。期待にこたえるようにしたいと思います
レンがドンドンっと、扉を叩き続きける。
今、俺達は魔物退治に向かう途中だ
そこでレンが鍛冶屋によるという事だったので、ぜひ俺にも紹介してくれと頼み込んだ
鉄針を作ってもらわねばならない
俺は・・・・・戦闘は体術が基本だ。時に飛び道具として鉄針を使うことがあるが、それは本来の鉄針の使い道ではない
針は繊細だ・・・・・できるだけ腕のいい職人に作ってもらいたい
と、扉がバタンっと大きな音を立てて開く
「ふるさいわい!!聞こえとるわ!!ガキ!!」
そこから、現れたのは・・・・・・ドワーフだった。
そのドワーフに対して、ズイッと槍を突き出すレン。
「・・・・・・・頼んだ」
「ふん!!相変わらず、愛想のねー・・このガキが!!」
(ドワーフ、初めて見た。・・・・・本当に小さくて、ヒゲもじゃだ)
と、カイは一人感動してたりした。
「うん?」今気づいたように、こちらを見るドワーフ。
「なんじゃい・・・おめーさんに連れがいるとは珍しい」
「・・・・・・・客だ」
冷静にいうレン。
「ふん!!お断りだ。俺は気にいった物しか造らん」
ぷいっと、あらぬ方向を向いてしまうドワーフ。
レンがアイコンタクトしてきたので、カイは鉄針をとりだし、
「これと同じものを、できるだけ作ってほしいんですけど・・・・」
と、ドワーフに差し出す。
興味なさそうに、ちらっと、鉄針を見たかと思うと・・・それを凄まじいスピードでカイから奪っていった。
「これは・・・・・・」
目をグワっと見開くと、隅々まで確認する。
「・・・・ガキ・・こりゃ・・誰の作だ?」
「・・・・・・・こいつは異世界人でな。それは異世界の鍛冶屋が造ったものらしい」
「・・・異世界の・・・」
ドワーフは未だに鉄針は手放そうとせず、ジロジロ調べている。
「・・・・・・できないのか?」
キッと、そう挑発したレンを睨みつけるドワーフ。
「ガキが!!ワシを誰だと思っておる!!大陸一の鍛冶師・・・・アイゼンブルク様じゃぞ!!たわけた事をいうな!!・・・そっちのガキ!!7日・・・いや5日後また、ここに来い!!」
扉をバタン!!と閉めたかと思うと、トンテンカンともう金槌の音が聞こえてきた。
「・・・・・・・変わった爺だが…腕は確かだ」
冷静にいうレン。
「うん。俺もそう思うよ。いい職人は、ああじゃなきゃね」
「・・・・・それで5日間か・・・待つしかないな・・・どうする?」
「う~~~ん。実はレンに頼みたいことがあるんだよね」
「・・・・・何だ??」
「俺に・・・・魔法を教えてほしい!!」
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