1話
勢いだけで書きました!
え?ここどこ?
視界に映るのは俺と同じく困惑している様子のクラスメイトやなんか興奮しているやつ。・・・・そして、俺たちを取り囲むようにして居る鎧を装備して槍を持っている人たちと、高そうな椅子に座っている立派な衣装と、王冠?をつけてるおじさんと少女。まるでアニメとかに出てくる王様とお姫様みたいだ。
さて、そんなアニメに出てくるような人たちがどうして俺たちの目の前にいるの?そして明らか先程までいた教室とは違うここはどこなの?
頭に疑問を浮かべていたその時、
「異世界の者達よ!どうかこの世界を救ってくれ!」
王様のような人が言ったこの言葉に俺はさらに困惑した。
「いってきまーす!」
「いってきます。」
いつものように家を双子の妹と一緒家を出て学校へ向かう。
俺と一緒に歩いている妹の名前は北原琴音。勉強はテストで常に学年1位を記録するぐらいできるけど、運動と料理はひどい。運動の出来なさでは持久走や50メートル走、その他あらゆる種目で常に学年1位を記録する逸材だ。
料理に関しては・・・・何も言うまい。トラウマが蘇る・・・
容姿はかなりいい方らしく学校のアイドル的な存在で
俺の友人からの情報だと学校の美少女ランキング2位らしい。ちなみに1位は誰だろうと思い聞いてみたがなぜか教えてくれなかった。
妹と一緒に町を歩いているとよく、美少女姉妹と言われたもんだ。・・・ははは、『兄妹』じゃなく『姉妹』とよく間違えられるんだよなぁー、男なのになぁー。
ちなみに俺の名前は北原輝。妹からはアキと呼ばれている。勉強はできないが運動は多少できる、すこぉーし女顔なのが悩みの普通の男子高校生だ。
「ねぇ、アキ。あんた昨日も夜遅くまでゲームしてたでしょ?」
ぎくっ
「え?!そ、そそ、そんなことないよ?」
「・・・」
あ、圧がすごい・・
「ちょっとだけ夜遅くまでやった・・・かも?」
「はぁーーー。あんたこの前のテスト、ゲームのしすぎで全然勉強しないで赤点だったじゃない。そろそろテストあるんだし、夜遅くまでゲームするのは控えなさいよ。」
「はーい・・・」
こんな感じで会話をしながら学校につき、教室へ向かう。俺と妹は同じ教室なので2人一緒に教室へ向かう
。
教室についた。妹は廊下側の一番後ろの席で俺は窓側の一番後ろの席である。妹は席に着き俺も自分の席へむかい席に着く。
「よう、輝!」
「おはよう、輝君」
「おはよう、和也、近藤さん」
俺の前の席の友人は佐藤和也といい小学校からの付き合いだ。メガネイケメンで結構モテる。そして和也とは小学校の頃からずっとクラスが一緒なのだ。つまり、小学一年生から高校二年生までずっと同じクラスなのだ。・・・ちょっと怖い。
そして俺の隣の人は近藤日向さん。明るくて優しい人気者だ。最近席が隣になって結構よく喋る間柄になった。
「もーー!輝君、近藤さんじゃなくて日向って呼んでっていってるでしょー!」
「ご、ごめん近藤さん」
「また近藤さんっていってるー!」
「モテモテだなぁ、輝は」
「和也には言われたくない!」
別に名前で呼んでもいいんだけど・・・妹が怖い。最近・・・とういうか高校に入学してから俺が女性と喋ると露骨に機嫌が悪くなる。今も近藤さんと話してるとずっとこちらを怒気をはらんだ視線で見てる。これで名前で呼んだでもしたら家に帰ったら絶対怒られる。そしてなぜか妹の服を着せられめっちゃ写真を撮られる。あの時は怖かった・・・・
「いい?輝君。次は絶対名前で呼んでね?さもないと_____」
「みんな席につけー。授業始まるぞーー。」
中途半端すぎる終わり方・・・