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転生して進化したら最強になって無双します  作者: エルナ・アストル
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7話 王都のお城へ

着替えて食堂に向かった


ベル「お待たせしました」


タレス「大丈…夫だ、ってなんだ!その髪と目は?!」


タレスは目を見開き、何かにとても驚いているようだ


ベル「どうしたんですか?」


タレス「昨日まで普通だっただろ!何故髪が白銀色になって目の色が翠と紅になってんだ!?」


ベル「お父さん、一体何を言ってるんですか?」


そう答えるタレスの言葉をベルはなんの冗談?見たいな顔で見ていた


タレス「ベル、今すぐ鏡を見てみろ!」


ベル「分かりました」


{ちなみにレーネは驚いて固まっている}


ベルは壁に立てかけてある鏡で自分の姿を確認した


ベル「…なんだこれ!?」


そこには白銀色の髪をして右翠色で左紅色の目のオッドアイのベルが映っていた

{ベルは元々黒髪黒目だった}


ベル「なんでこうなったんだろ?」

《ピクシー、何故こうなったかわかる?》


ピクシー《それは神覚醒の影響でしょう、神覚醒とは肉体と魂の両方を進化させる物です、魂自体はレベルをあげた際に半神半人の状態になっていましたが初めて進化した際に神の魂へと進化していました、ですがその時の肉体はまだギリギリ人間のままでした、なので神覚醒の際にマスターの魂が強化されるのを伴い人間の体では耐えられなくなり、マスターの肉体を人間の体ではなく神の体へと神覚醒させました。神覚醒を使用して魂も肉体も強化されたにもかかわらず、強化されたマスターの魂は神の体では収まりませんでした、その為急遽マスター専用の(からだ)を作ってそこにマスターの魂を収めました、それが今のマスターの体です》


ちなみに6回目が原因


ベル《なるほど……ありがどう、ピクシー》

「こうなったのは昨日使ったスキルの影響だったよ」


タレス「スキルの影響って…一体なんのスキルを使ったんだ?」


ベル「前にステータス見せた時にスキルに神覚醒ってのがあったでしょ?それを使ったらこうなったみたい」


タレス「そうか、じゃあ特に問題は無いんだな?」


ベル「うん大丈夫だよ、むしろ前より強くなったのかな?」


タレス「そ、そうか、あれより強くなったか、体に問題がないならいい。早く飯食って王都に向かうぞ」


朝ごはんを食べてから馬車に乗って移動を開始し、3日が経過した


ベル「今更だけどなんで呼ばれたの?」


タレス「どうやら世界中の魔物が急に消えてまた現れたみたいなんだ、だから念の為に話し合いを開くらしい」


ベル「そ、そうなんだ」


タレス「俺は時期的にお前が犯人だと思うんだが?」


疑われているようだ


ベル「やったのは僕だけどちゃんと魔物は戻したからいいでしょ?」


タレス「やったのは認めるんだな」


ベル「だって手っ取り早くレベル上げたかったんだもん」


タレス「まぁいい……王様に報告はするとして、ステータス見せないと納得してくれないかもなぁ」


少し頭を抱えているようだ


ベル「ステータスを見せないといけないのか、まぁ王様にならいいかな?他言無用ってことで」


タレス「そうだな」


ベルはここまでの道中の3日間、休みなくずっと気配探知を使っていたが反応が一切無かった、だが出発して初めて反応があった


ベル(なんか馬車が魔物に襲われてる、まだ魔物と自分で戦ったことないから実戦ついでに助けに行くか)

「お父さん、ここから約3kmぐらいのとこで馬車が襲われてます、助けに行っていいですか?」


タレス「それはホントか!?すぐに行ってこい、何かあったら何かで教えてくれ」


ベル「分かりました、行ってきます」


ベルは手加減をしながら急いで馬車の下に10秒もかからずたどり着いた

{手加減の理由はまだ力の制御が上手くできないため、強く踏み込むと地面を吹き飛ばしそうになるから。一応それでも制限3段階でかけている}


ベル(敵は形的にオークだね)

「助太刀します!」


騎士「こんな所の子供が!危ないからさっさと逃げろ!!」


ベル「大丈夫です、任せてください!」

(まずは魔法からだ)

『風魔法 ウィンドカッター』


ベルは難なくウィンドカッターでオーク半分を倒した


ベル(洗礼前より確実に強くなってる、じゃあ次は剣)

『ゼロ 剣モード』


残りのオークをゼロで殲滅した


ベル(洗礼を受けてからも日課はやってたけど、今日はいつもより動きやすくなってる、これが神覚醒の影響かな?)


その後馬車の下へ様子を見に戻ると、騎士の人が近くへよってきた


騎士「助太刀感謝する、私はマーベルド王国騎士団団長のアルスだ」


ベル「僕はシルフロート家次男のベルド・アスク・シルフロートです」


アルス「…まさか伯爵様の息子さんでしたか」


ベル「はい、僕はどうしたらいいですか?とりあえず負傷している騎士の人を回復させます」

『エリアパーフェクトヒール』


騎士達の体が光に包まれ、光が消えると騎士達の傷が全てなくなっていった

{エリアと言いつつ、発動したものは単体ヒールに近いもの、その為魔法陣のようなものは出現していないよ}


アルス「神官しか使えないというパーフェクトヒールをエリアで!?……いや、今はとりあえず置いておこう、とりあえず私は王女様にどうするか聞いて参ります」


ベル「分かりました」

(じゃあ僕はお父さんに報告しておこう)

〔お父さん、さっき言ってた馬車を助けたのですか、どうやら王女様らしいです〕


タレス〔そうか……分かった、またなんかあったら報告してくれ〕


タレスは何事も無かったかのように話しているが、1人で驚いてレーネに笑われていたよ


ベル〔分かりました〕


すぐにアルスが帰ってきた


アルス「王女様方が会われるそうだ」


ベル「分かりました」


馬車の入口の前に移動した


アルス「王女殿下、ベルド様をお連れしました」


王女「分かりました、ベルド様入ってきてください」


ベル(入っていいの?)

「分かりました」


馬車の扉を開けると中は左右に座席があり、その座席の左側に3人の女の子が並んで座っていた

{馬車の正面右側の扉を開けました}


王女「こんにちは、ベルド様」


ベル「お初にお目にかかります、私はベルド・アスク・シルフロートです」


軽くお辞儀をした


テレス「私はマーベルド王国第2王女のテレス・ティア・マーベルドです」


ミーファ「私はミーファ・フォン・タングルです」


レミア「私はレミア・フォン・ミリミスです」


ミーファは公爵家次女、レミアが公爵家三女だよ


ベル「私はこれからどうすればよろしいのですか?」


テレス「お父様にもこの事を報告をしないといけません、なのでこのまま一緒に馬車で王国のお城まで来てください」


ベル〔お父さん、いまから馬車に乗ってお城へ行くみたいです〕


タレス〔分かった、だが問題だけは起こすなよ。もし何かあったらまた言ってくれ〕


ベル〔分かりました〕

「分かりました」


テレス「ではどうぞこちらへ」


ベル「はい」


そしてベルドが乗って少ししたら馬車が動き出した


テレス「先程はありがとうございます、ベルド様はお強いのですね」


そう言うと手を握ってお礼を言ってきた


ミーファ「あ、ずるいテレス!私もお礼言う、ベルド様ありがとうございます」


レミア「ずるいよ二人とも、私も……ベルド様ありがとうございます」


ミーファもレミアも手を握ってお礼を言ってきた、その間3人はとても嬉しそうな笑顔で手を握っていた


ベル「お礼なんていいですよ、たまたま襲われている所を見かけたので助けただけです。ところでどうしてここにいたのですか?」


テレス「それは隣国に行った帰りの途中でした」


ベル(何故この子達だけで?)

「そうなんですか、王女様も大変でしたね」


テレス「ベルド様私のことはテレスと呼んでください、あと敬語もいりません」


ベル「それはできませんよ王女様」


ベルは全力で断った


テレス「私が許可したからいいの」


ちょっと威圧付きで言ってきた


ベル「分かり..分かったよ、テレス」


ミーファ「じゃあ私もミーファと呼んでください」

レミア「私もレミアと呼んでください」


ミーファとレミアは手を握って、真っ直ぐ目を見て訴えてきた


ベル「分かったよ……ミーファ、レミア、その代わり僕のことは気軽にベルって呼んでね、あと敬語もいらないよ」


テレス「分かったわ」

ミーファ「分かった」

レミア「分かったよ」


ベル(何故ステータスが強いのに女の子に勝てないんだろう)


ベルは心の中でそう考えていると


ピクシー《それは仕方ありません、男性は女性に勝てないと決まっているので》


ベル《そうなんだ、心の声まで返事くるとは思ってなかった》


ピクシー《私はマスターの中にいるので記憶を見たりもできますよ》


ベル《そうなんだ》


それから数時間して城に着いた


テレス「お城に着いたみたいね」


テレスのその声はどこか悲しそうな声だった


ベル「そうだね、行こうか」


ベル達が城の中に入るとたくさんの人が集まっていた


?「テレス大丈夫だったか!どこも怪我してないか?」


城に入ってすぐに豪華な服を着た男の人が走って来た、その男の人はテレスの体のあちこちをとても心配した声で「怪我してないな!」と言いながら細かく確認していた


テレス「私達は大丈夫ですよ、この方が助けてくれたので」


ボルト「おぉ!君がベルド君か!話は聞いているぞ!本当にありがとう」


男の人はとても感謝して深々と頭を下げてきた


ベル「あ、頭を上げてください!」


突然のことに驚きながらそう答えた


?「わかった、とりあえず自己紹介をしておこう、私はこの国…マーベルド王国国王のボルト・テンド・マーベルドだ、この度は娘を助けてくれてありがとう」


そしてまた頭を下げた


ベル「たまたま襲われている所を見かけたので助けただけです、なので頭をあげてください」


ボルト「襲われてるところを助けたのは間違いない、報酬を渡すから待っておれ」


ベル(この勢いは断れないやつだ)

「…分かりました、もう少ししたらお父さんが来るはずですので伝えといてください」


ボルト「分かった、誰かベルド君を謁見待合室に連れて行ってくれ、その部屋で待っててくれベルド君」


ベル「分かりました」


それからメイドに部屋に連れていってもらった


カッコ説明


〔〕このカッコは念話の会話に使います

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― 新着の感想 ―
[良い点] 話が軽快に進むのがいい [気になる点] 一つ一つの会話が短絡的なので 感情表現を豊かにして 状況描写などを入れるといいと思います
[一言] この作品、 転生貴族の異世界冒録のキャラと名前被ってたり展開とか似すぎ
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