59話 孤児院へ勧誘②
屋敷に入った
ハスラ「もう帰ってきたんですね、ベルド様……あら、その子は?」
ベル「この子はスラム街住んでた子だよ、今は代表で見学に来てる、フルガあの人はここで働いてるハスラさんだよ」
フルガ「え、ぇぇ、フ、フルガです!」
ハスラ「フルガくんね、そんな慌てなくてもいいのよ?私は勉強とか教えるからよろしくね」
フルガ「は、はい」
ベル「じゃあざっと説明するぞ?1階が勉強したりくつろぐ場所があったり、ご飯食べたりするとことお風呂がある。そして2階は左側がお前ら子供達が寝る部屋で右側は働く人の部屋があるけどお前達は立ち入り禁止な、とりあえず好きなように回ってきていいよ、他にも働いてる人はいるから邪魔しないように、食堂にいるから終わったら来てね」
フルガ「食堂ってどこだ?」
ベル「探検してたらいつかあるよ」
そしてフルガは真っ先に寝る部屋へと走っていって1人で大声ではしゃいでいた
ハスラ「とりあえずお茶をお出しますね」
ベル「ありがとうございます」
そして食堂でお茶を出してもらった
ハスラ「フルガくん相当はしゃいでますね」
ベル「そうですね、働いてる人が足りない時は言ってくださいね?だいたいスラム街に150人くらいいたので」
ハスラ「そんなにですか?大変そうですが賑やかで楽しそうです」
ベル「そうですか、それと必要なもの何かありますか?魔法適性を見るものは持ってるので後で魔法の訓練場に設置しときます」
ハスラ「分かりました、ですが今は何も困ってません、ただ強いて言うならお金ですかね?これからも子供達も増えるでしょうし、ご飯の材料なんかが足りなくなりそうですね」
ベル「ここのリーダーって誰になりました?」
ハスラ「一応私になりましたよ?」
ベル「ではハスラさんに……これを渡しときますね」
無限収納の中で作ったものを渡した。それは中が繋がっている手のひらサイズの金庫だった、効果は簡単に説明すると1の金庫から2の金庫に物を送ることが出来る、金庫の中は無限収納と同じで無限に入る
ハスラ「これは?」
ベル「それは……この僕が持ってる金庫の中にお金を入れるとそちらの金庫に送られるものです……鍵はこれです、なくした場合は言ってください、ハスラさん以外が開けようとすると鍵が消滅する仕様になってるので」
ハスラ「分かりました」
ベル「中に僕が3日おきに白金貨1枚ずつ入れていきますので」
ハスラ「は、白金貨!?多すぎますよ!」
ベル「大丈夫ですよ、働く人の給料や子供達のお小遣い、そして食材や雑貨の購入に使っていただければ問題ありません、お金に関しては僕はほとんど使いませんし、それに無駄に沢山あるので使ってください、それとも増やしますか?」
ハスラ「い、いえ大丈夫です、大切に使わせて頂きます」
ベル「それと初期金額として白金貨50枚くらい入ってますよ」
ハスラ「ご、50枚?!」
ベル「はい、日用雑貨や遊び道具は用意しますがさすがに子供たち一人一人欲しいものを用意出来ないのでそちら側でお願いしようと思いまして、お願いできますか?」
ハスラ「はい、やってみせます!」
ベル「ではお願いします、あとこの屋敷の部屋の中だけ空間魔法で広げるのでそのつもりでいてください」
ハスラ「どういうことですか?」
ベル「先程ざっと150人と言いましたよね?」
ハスラ「言いましたね」
ベル「正確には約200人近く居て今のままだと足りないことがわかったので子供達の寝室に今ベッドが10個ありますがこれを50に増やす予定です」
ハスラ「ということは計1000人?」
ベル「はい、これからも増えることを想定してのことです」
ハスラ「やり方は?」
ベル「先程も言いましたが空間魔法の空間拡張で広げます」
ハスラ「く、空間魔法!」
ベル「はい、空間魔法です」
ハスラ「空間魔法を使いこなすには相当な努力がいると聞いた事ありますがこの歳ですごい」
ベル「ありがとうございます、じゃあハスラさんに働く人に伝言をお願いします」
ハスラ「なんですか?」
ベル「おそらく他の人もハスラさんみたいに驚くと思うので僕はなんでも出来るとでも思っていて下さいと伝えてください」
ハスラ「わかりました、話が戻りますが部屋は最高でどこまで広げる予定なんですか?」
ベル「部屋の広さはベルドが50置ける広さを最高として足りなくなれば新たに扉を作り部屋を作ります」
ハスラ「わかりました、いつやりますか?」
ベル「終わってますよ?」
ハスラ「え?」
ベル「訓練所を作ったついでにやっておきました……っと、ちょうど帰ってきましたね、どうだった?」
ハスラ「そうだったんですね、フルガ君どうだった?」
フル「うんいい感じ、みんなもここなら安心できると思う」
ベル「なら良かった、あそこのスラム街の子供たちって全部フルガがまとめてるのか?」
フルガ「そうだな、俺がリーダーで一緒にいた2人に手伝ってもらって全部見てた感じだ」
ベル「そうなのか、ならみんなここに呼べるか?」
フルガ「無理かもしれない、足を怪我して動けないやつがちょっといるから」
ベル(死んでないなら問題ないね)
「怪我なら問題ない、じゃあ戻るか」
フルガ「分かった、でもどうするんだ?」
ベル「まぁ着いたら怪我してる子のとこ連れてってくれ」
フルガ「分かった」
そして転移してスラム街の入口に戻った
ケイ「帰ってきたぞ!」
フルガ「ケイ俺がいない間何も無かったか?」
ケイ「特になかったよ、そっちは?」
フルガ「最高だな、みんなに孤児院に行くぞって声をかけていつもの場所に集まっといてくれ、俺はベルドを怪我してるやつのとこ連れて行ってくる」
ケイ「分かった」
フルガ「着いてこい」
ベル「さっきから思ってたけど、その喋り方何とかならないの?」
フルガ「何がだ?」
ベルド「まぁいいや教えてもらえ、怪我してる子はどこだ?」
フルガ「?こっちだ」
そして少し移動してひとつの小屋の中へきた
ベル「ここか?」
フルガ「あぁここに怪我してるやつを集めてる」
ベル「どれどれ」
そこには15人みんな足が片方なかったり両足無かったりだった
ベル「これは酷い、なにかあったのか?」
フルガ「前に兵が来てその時にやられた、その時は追い払ったけど」
ベル「そうだったのか、まぁ安心しな回復させるから」
『エリアパーフェクトヒール』
説明
エリアパーフェクトヒールはエリア内にいる者を完璧に治癒する、たとえ手や足がなかったり古傷だとしても、ただ治るのは怪我だけで体力などは回復しない
そして15人全員の体が光って怪我が全て治った
フルガ「ベルド何したんだ!」
ベル「これは魔法で一気に直したんだよ、難易度が高いから難しいかもしれないけど、いつか頑張れば使えるかもしれないぞ?」
(多分無理だね、普通のパーフェクトヒールは出来るかもだけどエリアは無理だ、魔力消費が普通にエグいから)
フルガ「分かった、練習して絶対に覚えてやる!」
ベル「さっき言ってた、いつもの場所へ連れてってくれるか?」
フルガ「分かった、お前ら歩けるか?」
そしてみんな首を横に振った
ベル「無理っぽいな、筋肉が衰弱してるんだろう、とりあえず少しの間我慢してくれ」
『アーム 色 透明』
(パーフェクトヒールでもさすがに筋肉の衰弱には効かないのか)
説明
アームとは魔力を固めて腕のように扱う魔法だ、色とはその腕の色を表す、透明だと使用者以外には見えない
そしてアームを使い15人をお姫様抱っこして持ちあげた、はたから見ると宙に浮いてるように見える
フルガ「ベルド今度は何したんだ!」
ベル「これはアームって魔法だよ、属性は無属性だけど難しいよ?まぁさっさとこんなとこから離れようか」
フルガ「分かった、着いてきて」
そして15人を後ろで抱えてついて行った
フルガ「ここだ」
ベル「分かった、みんなを外へだしてくれる?」
フルガ「分かった」
フルガは中へ入ってみんなに呼びかけみんなでてきた
フルガ「これでいいか?」
ベル「あぁありがとう、説明は出来てるのか?」
(孤児院に着いたらとりあえず好きなように回らせて、全員に回復魔法かけよう)
集まった子供達を見ると怪我をしている子や片目がなかったり、片腕が無かったりする子が複数いた
フルガ「多分……一応しとくか?」
ベル「分かった、してくれ」
そしてフルガがさっき言った通りに言った
フルガ「じゃあ行く人は手をあげてくれ」
そして全員が手を挙げた
フルガ「ベルドみんな行くってさ」
ベル「分かった、じゃあみんな手を繋いでくれる?|君たちもね(アームで抱えられた子達)」
そしてここにいる全員が手を繋いだ
ベル「じゃあ今から移動するから、着いたらそこが孤児院だからね、みんな目をつぶっとけよー」
フルガ「みんな驚くぞ?凄いからな!」
そして転移して孤児院の庭に出た
ベル「よし着いたぞー、みんな目を開けろ」
みんな目を開けて色々叫んでいた
ベル「ここが今日から生活する孤児院だ、ここでなりたいものが出来たらここを出る感じだ、お小遣いなんかもあると思うから良い子にしろよー、じゃあみんな正面の家に行きな、そこが生活空間だから」
みんな走っていった
ベルド「じゃあ君達も行こうか、後で歩けるようにしてやるからな」
そしてベルドも屋敷に入っていった




