58話 孤児院へ勧誘
今はスラム街の入口みたいなとこにいる
ベル(さすがにスラム街だけあって荒れてるな)
ピクシー《このスラム街は通常のスラム街より荒れてますね》
ベル《そうなの?なんで?》
ピクシー《理由は簡単で王都だからです、王都は人も沢山いてその中に冒険者の人も沢山います、そしてその冒険者が戦死してその人の子供が残ってしまい身寄りのない子供達が皆ここに来ますから》
ベル《へぇじゃあほかは?》
ピクシー《他は親戚に引き取られたり近所の人に引き取られたりですね、そして身寄りの無い子供達は最悪の場合奴隷商人に捕まります、そしてスラム街にいる子達も奴隷として連れていかれたりしますね》
ピクシー《じゃあ速急に何とかしないとね、ここには何人くらいいる?》
ベル《今のところざっと150人くらいです、この国いがいだとだいたい50人くらいですね》
ピクシー《意外と多いから部屋がギリギリだ、後で数倍に増やしておこ》
今は1部屋に10台ベッドが置いてあり、それが計20部屋あるため合計200人入れる。
そして増やしたあとは1部屋に50台ベッドを置き計1000人入れるようにする、その為には子供達の寝室を空間魔法で広げる必要がある
{最初に屋敷に来た時から1週間が経過しているため、ベルの手によって部屋の数などが追加で20部屋程追加されました}
ベル《どうやって集めたらいいかな?》
ピクシー《簡単な方法は2つです》
ベル《それは?》
ピクシー《1つ目はスラム街にいる適当な子に説明して宣伝してもらう、2つ目はスラム街全ての子供を強制転移させるです》
ベル《1つ目はいいけど2つ目は確実に怖がらせちゃうでしょ?》
ピクシー《そうですが楽ですよ?》
ベル《そうだけど、可哀想だから1にしよう》
ピクシー《じゃあ適当に子供を見つけないとですね》
ベル《そうだね……っと誰か来た》
ベルドの下に3人の男の子が来た
子供1「おいお前……ここに何しに来た」
ベル「来た理由は孤児院を作ったから勧誘しに来たんだよ」
子供2「嘘だ、孤児院はちょっと前にこの国の王様が取り壊したはずだ!俺はその孤児院にいたから知ってるぞ!」
ベル「その孤児院を新しく作り直したんだよ」
子供3「ホントなのか!」
子供1「おいケイ、話に乗るな嘘だったら捕まるぞ!」
|ケイ(子供3)「ご、ごめん」
ベル「確かめに来る?設備はもう全て整ってるよ?」
(あ、そう言えば訓練場みたいなの作ってないや、まぁ後でいいか)
ピクシー《それでしたら分身を送って作ったらどうですか?》
ベル《あ、いいね。でも子供たちの前だしどうしよう》
ピクシー《認識阻害をつけた状態で分身を出すと見られませんよ》
ベル《なるほどね、じゃあ》
『分身 効果発動 認識阻害』
そして約1m位先に分身が出来た
ベル〔分かってるよね?分身の僕〕
分身〔もちろん、本人と変わらないからね、じゃあ終わったら勝手に戻るよ〕
ベル〔分かった〕
そして転移して孤児院に行った
子供1「分かった、お前名前は」
ベルド「ベルドだよ、一応家名もあるけど長いから今はなしでいいよね」
子供1「うん、俺はフルガだ」
ベルド「フルガくんか、行くのは君だけでいい?」
フルガ「あぁ、クスラとケイはもし俺に何かあったら妹や仲間たちをよろしくな」
クスラ「……分かった、気をつけろよ」
ケイ「気をつけろよ」
ベル「そんなに心配しなくてもいいじゃん、僕をなんだと思ってるの?」
フルガ「悪い人」
ベル「酷いなぁ」呆れ笑い
ベルドは笑って流した
ベル「僕は10歳の学生だよ?奴隷になんかしないから安心してね」
フルガ「子供なのか、じゃあ連れてってくれ」
ベル「おっけー、じゃあつかまって」
手を出した
フルガ「どうして?」
ベル「いいからいいから」
フルガ「わ、分かった」
ベル「じゃあ行ってくるから待っててね、すぐ帰ってくるよ」
そして転移した
フルガ「な、なんだ!」
ベル「これは転移というスキルだよ、行ったことあるとこに一瞬で行ける便利なスキルだね」
(僕のはスキルじゃなくて魔法だけどね、まぁ周りにはスキルって説明してるけど)
フルガ「そうなのか、お前凄かったんだな」
ベル「今更かい?」
フルガ「ここが孤児院なのか?」
ベル「そうだよ、入ってみな」
(あ、分身が戻った。分身の方が作業が早いのはなぜ?)
ピクシー《それは間違いなく本体のマスターは寄り道が多いからですね》
そしてベルドとフルガは孤児院の門をくぐった
フルガ「で、でっけぇ!」
ベル「そうだろ?」
フルガ「なんで建物が3つあるんだ?」
ベル「正面にある建物が君たちが生活する場所、まぁ主に勉強したり本を読んだりご飯食べたりお風呂入ったり寝たりだな」
孤児院に入る敷地の門をくぐって正面にはみんなが住むための屋敷があり、左側には分身が作った建物が2つある
フルガ「勉強を教えてくれるのか!?」
ベル「しっかり教えてもえるぞ?教える人はもう建物の中にいると思うよ」
フルガ「本とかご飯とかお風呂とか寝るとことかは!」
ベル「本は書庫があるからそこから好きなだけ読みな、ご飯は好きなだけ食べれるよ。そしてお風呂は好きな時に毎日入れる、寝るとこはもちろんベッドが人数分しっかりあるよ」
フルガ「好きなだけ読みなって、俺たちほとんど文字読めないぞ?」
ベル(少し話し方変えようかな)
「じゃあ覚えたらいい、教えて貰えるんだから頑張れば学校にだって行けるぞ!」
フルガ「学校!ほんとに行けるのか!?」
ベル「お前らの頑張り次第だな」
フルガ「分かった頑張ってみる!じゃあその左にあるのは?」
ベル「あれは訓練場だ、あそこで剣術や体術……まぁ色んな戦い方を教えてもらえる、そしてその横にあるのが魔法の訓練場で魔法を教えてもらえる」
フルガ「魔法!魔法が使えるようになるの!」
ベル「適性があればだけどね、適正さえあれば頑張り次第で使えるようになる」
フルガ「そうなのか、みんなも喜ぶだろうな、みんな憧れてるみたいだから」
ベル「じゃあ教えくれる人にお願いしないと、あとは中も見てくか?」
フルガ「うん、見せてくれ」
ベル「分かった、じゃあしっかり着いてこいよ」
フルガ「子供扱いすんなよ、お前も子供だろ?」
ベルド「そうだけど、僕の方が偉いからな!」自慢げに笑った
そして屋敷内に入った




