表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生して進化したら最強になって無双します  作者: エルナ・アストル
553/573

550話 反省会と戦利品

前回の最後に言っていた通り、長くなっております




ベル「俺が見守っていない戦い……どうだった?」


こうして、今回の戦いの反省会が始まった



テレス「…確かにベルくんがいたら、何があっても絶対大丈夫って思ってた。でも、ベルくんが倒れて、2人までパニックになったらどうしようって焦ったんだよ! 私は3人のリーダーだから、私までパニックになったらみんなやられちゃうって思って……だから必死に頑張ったのに、上手くできた気がしない……」


ミーファ「私もベルくんがいたら絶対安心だって思ってた。でも、ベルくんがやられて、2人の顔を見たら焦ってるのが分かって、私だけでも冷静にいようって思った。でも実際にボスのタゲを取ったら、思った以上に動けなくて……。しかも倒れたベルくんが視界に入るたびに足がすくんじゃって、何回も攻撃をくらっちゃった……」


レミア「ベルくんがいるから、私は何だってできると思ってた。でも、ベルくんが倒れちゃって、最悪の事態が頭をよぎったら……怖くなって、何もできなくなっちゃった……」



3人とも、それぞれ違う形で悔しそうな表情を浮かべていた。

テレスは焦りから思った通りに動けなかったことが悔しくて、納得できない様子だった。自分がリーダーとして、みんなを引っ張らなきゃいけない立場なのに、状況を冷静に把握できなかったことに対して自責の念が湧いているようだ。肩を落として少し息をつきながらも、何とか平静を保とうとしたが、その表情には複雑な感情が浮かんでいた。


ミーファは申し訳なさそうに視線を落とし、危険な状況で冷静に行動しようとしたが、実際にはそれができなかったことが悔しいようだ。


レミアはベルにしがみつくように抱きしめ、全身でその存在を確かめているようだった。絶対に離さないと決意し、震えた声で呟いていた。その声には深い不安と、ベルが無事であることへの安堵が入り混じっていた。



ベル「3人ともしっかりできていたから安心して」


その言葉を聞いてテレスたち3人の表情が少しだけ和らいでいた


ベル「まずはテレスから順番に話していくね。じゃあ、テレスはどうして自分が上手く出来なかったと思うの?」


テレス「私がもっとしっかりしていれば、ミーファが怪我して痛い思いをすることもなかったし……それにベルくんが倒れたのを見てパニックになって行動が遅れちゃった」


ベル「ねぇミーファ、テレスがしっかりしていたら怪我しなかったと思う?」


ミーファ「ううん、テレスは何も関係ないよ。怪我したのは私が冷静に動けなかったせいだから」


ベル「だってさ、テレスは悪くないよ」


テレス「でも!……でも、もう少し早く対処出来ていれば、ミーファが痛い思いをしなくても済んだかもしれないじゃない!」


ベル「確かにそんな未来もあったかもね、だけどそれはミーファがしっかり動けていた時に限るよね。あの時は3人とも冷静でいられなかったから、テレスが取った行動は正しかったんだよ。正しかったから、今3人とも無事なわけだし。もしあの時、誰かが動けなかったり、間違った判断をしていたら、今頃全滅していたかもしれないよ」


テレス「でも……」


ベル「でもも何も無いよ。初めての状況でこれだけ動けたんだから完璧だよ。よくやったね」


そう言って、ベルは優しく笑いかけながら、テレスの頭を撫でてあげた


テレス「…うん」


テレスは頭を撫でられ、恥ずかしそうに顔を赤らめていたが、反省の表情が少し和らぎ、ホッとした様子を見せていた



ベル「じゃあ次はミーファね。見てた感じ、確かに動きが硬かったね」


ミーファ「だよね、多分いつもの私なら攻撃を受けてないもん」


ミーファは悔しそうに答えた


ベル「何回攻撃を受けた?」


ミーファ「6回だよ」


ベル「その中で、動けなくなるほどのダメージを受けた攻撃はあった?」


ミーファ「ううん、どれもかすった程度だけど、最初の1回が足に当たって機動力が落ちたせいで、追加で攻撃を受けたのかも。まともに攻撃を受けてたら間違いなく一撃でやられてたと思う」


ベル「でも、かすっただけで済ませて、こうして元気に立ってるでしょ?足に当たったせいで動きづらくなったのは仕方ないけど、それでもちゃんと冷静に戦えてたから避けられたんだよ。気を取られたのはしょうがない、だけど結果的に避けられているなら問題ないよ」


ミーファ「でも、攻撃を受けたことには変わりないし……」


ベル「それでも、あのボスはみんなにとってかなりの強敵だった。しかも緊急時で焦っていたのに、ミーファは攻撃をまともに受けず、かすった程度で済ませたんだ。それは十分誇っていいことだよ」


そう言って元気づけるように笑いかけながら、頭を撫でてあげた


ミーファ「……そうかな?」


頭を撫でられたミーファは、少し恥ずかしそうに尋ねた


ベル「そうそう。本来なら、大怪我しててもおかしくないくらいの攻撃だったのに、ミーファはかすった程度で済んだ。それに、簡単に治せるダメージで抑えたんだから、十分すごいよ。よくやったね」


ミーファ「…ありがとう」


ミーファは褒められて嬉しそうに微笑んでいた



ベル「じゃあ最後のレミア。レミアは最初完全にパニックになってたね」


レミア「うん……ベルくんが死んじゃうかもって思ったら、頭が真っ白になっちゃって……」


ベル「でも、その後はちゃんと動けていたよね」


レミア「テレスのおかげでね、テレスがいなかったら私は何も出来なかったと思う」


レミアはしゅんとしながら、小さな声で呟いていた


テレス「確かに最初はパニックになってたけど、すぐに立ち直ったじゃない。私の指示もちゃんと聞いてくれたし、冷静に魔法も使えてたわよ?」


レミア「そ、そうかな……?」


テレス「そうよ、だから自信もって!」


テレスは落ち込んでいたレミアを元気づけようと言葉をかけていた


ベル「すぐに立ち直れたのなら全然大丈夫だよ。レミアが動けたからこそ、このボスを倒せたと言っても過言じゃないしね」


レミア「……ほんとに?」


ベル「うん。だって、ボスを倒す決め手となったテレスの魔法は詠唱が必要だったし、ボスを離れた場所へ誘導しなきゃいけなかった。もしレミアが立ち直れていなかったら、ミーファは怪我をしたままで動きが悪い状態。そんな中でボスを誘導しながら、テレスの方へ行かせないようにタゲ取りしなきゃいけなかった。その場合、テレスはミーファに影響が出ないように、威力の低い魔法で戦うしかなかった。そうなると、もっと苦戦していたし、最悪全滅もありえた」


レミア「確かにそうかも……」


ベル「でも、レミアが立ち直って、ミーファを回復した。だからこそ、スムーズにボスを倒すことができたんだよ」


レミア「……そうだといいけど」


ベル「ほんとだよ?本当に危なかった場合はちょっと強めにボスを吹き飛ばすつもりだったんだから」


レミア「えっ、それって……?」


ベル「まぁボスごと壁とかぶち抜いてたかもね」


ミーファ「それはそれでやばいよ!」


テレス「だからこそ、レミアがいて助かったってこと」


レミア「……ふふ、なんか大げさな気もするけど、ありがと」


そう言って、レミアはベルの胸に顔を埋めるように少し強く抱きついたまま、しばらくそのままでいた


そして安心したようにゆっくりと離れた


ベル「じゃあ反省会終了!3人ともよく頑張りました!」


そう言ってベルはパンパンと手を叩き、3人をねぎらうように笑っていた


テレス「それよりも、さっきからあれが気になってしょうがないの!」


そう言いながら、テレスはボス部屋の中央を指さしていた


ミーファ「私も気になっていたけど、反省会の方が大事だから気にしないようにしてた」

レミア「あんなのあったんだね」


ミーファ「私も気になっていたけど、反省会の方が大事だから気にしないようにしてた」

レミア「あんなのあったんだね」


テレス「だって気になるでしょ!? 今までのボスがドロップした宝箱は木とか鉄の普通のやつだったのに、今回のは金色よ!? しかもピカピカ!! 絶対良いものだって!!」


ベル「確認しに行こっか」


テレス「行こう!」


ベルの言葉を聞くやいなや、テレスは勢いよく宝箱へと向かった


テレス「開けていい!?」


目を輝かせながら宝箱を見つめ、待ちきれない様子で確認していた


ベル「3人で倒したんだから好きにしていいよ」


テレス「わかったわ、じゃあ3人で一緒に開けましょ!さ、集まって!」


テレスはミーファとレミアに手招きし、二人を招き寄せた


テレス「じゃあ開けるよ、いい?」


ミーファ「いつでもいいよ」

レミア「いいよ!」


テレス「じゃあせーの!」


その掛け声と共に、3人は息を合わせて勢いよく宝箱を開けた


テレス「同じデザインのアクセサリーが3つ入ってる、これは?」


宝箱の中には翼をモチーフとした指輪とイヤリングとアンクレットの3つのアクセサリーが入っていた


ミーファ「見た目は良さそうだけど、どうなんだろう?」

レミア「いいもの?」


ベル「確認するね」

『鑑定』


テレスたちが困っているのを見て、すぐにベルは鑑定を使った


ベル「名前は天翼の守護者の指輪、それから天翼の守護者のイヤリング、最後に天翼の守護者のアンクレットみたいだよ」


テレス「見た目通りの名前ね」


ベル「だね、じゃあどれから聞きたい?」


テレス「じゃあこれ」


そう言って、翼で包むような形をした指輪を指さした


ベル「天翼の守護者の指輪。効果は魔力の消費が30%低下、それから装備者の使える魔法を計5つまで保存できる。ただし、保存した魔法は1回しか使えない」


テレス「え、強くない!?これって…保存した魔法は、詠唱もなしで使えるってこと?」


ミーファ「めちゃくちゃ強い!消費30%低下と、魔法を保存までできる」


レミア「保存した魔法は1回限りなんでしょ?でも、どんな魔法を保存するかで戦局が大きく変わるね」


装備の説明を聞いて、盛り上がりを見せていた


ベル「うん、その通り。保存する時に魔力を込めておけば、発動時は詠唱も魔力消費もなしで即使えるから、準備さえ整えれば戦闘の準備が万全になるね」


テレス「それなら究極級の魔法とか、事前に詠唱と魔力を込めておけば、いつでもポンって発動できるってことだよね!?これ、強すぎない!?」


ベル「込める魔法にもよるけど、ボス部屋に入った瞬間、即終了もできそうだね」


テレス「やばぁ……1つ目でこれだけ強いのに、まだ2つも残ってるんだよね?」


ミーファ「こんなに強いんだから、残りの2つもとんでもないことになってるね!」


レミア「早く他の2つも聞かせて!」


3人は早く他の装備の効果を知りたいようだった


ベル「じゃあ次は天翼の守護者のイヤリングね」


テレス「うん、聞かせて!」


ベル「天翼の守護者のイヤリング。効果はまず聴覚が上昇し、周囲の音に敏感になって、細かな音の変化や遠くの音が聞き取りやすくなるよ。それから装備者に危機が迫るとイヤリングから音が鳴って危機を教えてくれる。範囲は10mで、装備者には危機の方向が音でわかり、周囲には音だけが聴こえる」


テレス「聴覚上昇は私には分かりにくいけど、危機を教えてくれるってすごいね!」


ミーファ「つまり、今まで気付けなかった危機も察知できるってことだよね?」


レミア「音で察知できることも多いから、聴覚上昇も強いかもね。危機感知って、どのくらい探知できるの?」


ベル「危機感知は装備者が気付いていない危険も教えてくれるよ」


テレス「それは強い!見落としがなくなるってことだもんね。じゃあ、最後のアンクレットも気になる!」



ベル「じゃあ、天翼の守護者のアンクレット。効果は装備している間、移動速度が常に20%上がる。それから魔力を込めると空中を歩けるようになる。ただし、1歩ごとに500の魔力を消費して、1秒維持するごとに追加で100の魔力を消費するよ」


テレス「これも予想通り強いね。移動速度20%アップは実感しにくいかもしれないけど、確実に効果はあるし……それに、空中を歩けるのは戦略の幅が一気に広がるよね」


ミーファ「うん。今までは横か後ろにしか避けられなかったけど、上にも逃げられるようになるってことだもんね」


レミア「大当たりすぎでしょ!これ、全部強すぎない!?」


ベル「天翼の守護者シリーズのセット効果、“天の加護”。効果は3つ全ての装備を同じ人物が装備することにより、それぞれの装備の効果が強化される。指輪の魔力消費低下の効果が30%から60%へ、魔法保存の効果が5つ保存から7つ保存可能になり、保存した魔法を3回まで使用可能になる。イヤリングの聴覚上昇がさらに強化され、危機感知の範囲が広がる。アンクレットの移動速度上昇の効果が20%から60%になり、1歩踏み出す事に消費していた魔力が500から200消費になり、1秒維持する事に消費していた100の魔力が40消費になる」


テレス「……えっ!? まだ強くなるの!?」


ミーファ「1つでも十分強いのに、セットでさらに強化されるの!?」


レミア「いやいや、強すぎでしょ!?」


3人は目を見開き、言葉を失ったように驚いていた


テレス「1つずつ聞かせて?」


ベル「じゃあまず指輪からね。3つ全てを装備すると、指輪の魔力消費低下の効果が30%から60%に強化される。それから魔法保存の上限が5つから7つになって、保存した魔法を3回まで使えるようになるよ」



テレス「………やばすぎ」

ミーファ「………強すぎる」

レミア「………おかしい」


3人は一瞬言葉を失い、互いに視線を交わした。そして次の瞬間、まるで示し合わせたかのように同時に呟いた



テレス「魔力消費低下30%でも十分強いのに、なんで2倍になってるの?しかも魔法保存の数も増えて、さらに保存した魔法を3回も使えるって……これ、一番やばくない?」


ミーファ「こんな強いものが、30層っていう比較的低階層で手に入っていいの?」


レミア「もう国宝級って言われても信じるレベルだよ」


ベル「どうしてこんなに強いのか後で教えてあげる」


テレス「わかったわ、じゃあ次のを聞かせて」


ベル「次はイヤリング。3つ全てを装備すると、聴覚上昇の効果が2倍から5倍に強化され、危機感知の範囲が10mから50mに強化される」



テレス「聴覚上昇は置いておいて、危機感知の範囲が50mって……広すぎじゃない?」


ミーファ「うん、強化されすぎでしょ」


レミア「指輪に比べたら見劣りするかもしれないけど、それでもかなり強力だよね」


テレス「じゃあ、最後のアンクレットは?」


ベル「最後のアンクレットね。3つ全てを装備すると、移動速度上昇の効果が20%から60%に強化されて、空中歩行の1歩に消費する魔力が500から200に低下し、維持魔力が100から40になるよ」


テレス「最後までやっぱりおかしい……」


ミーファ「うん、強すぎるよ」


レミア「最初から最後まで強すぎて、もうよく分からなくなってきた」


3人は最後まで聞いて、呆れたようにお互いを見つめていた


テレス「さっき言ってた強い理由って何なの?」


ミーファ「明らかに強すぎるから、何かしらの理由があるんでしょうね」


レミア「一体、何が理由なの?」


ベル「この装備が強い理由、それはね…」


テレス「それは?」


ベル「テレスたちが戦ったボスが低確率で出現するレアボスと言われる個体で、通常の個体よりも10倍くらい強い。なおかつそのレアボスにも通常ドロップと低確率のレアドロップがあって、これはレアボスのレアドロップだからかなり強力なんだよ」


テレス「じゃあ、低確率の低確率を引いたってこと?」


ベル「そういうこと」


テレス「じゃあ、レアボスの通常ドロップでも強いけど、レアドロップだからさらに強力ってことだよね?」


ベル「そう、レア中のレアを引いたから、かなり強い装備が手に入ったって感じ」


テレス「なるほどね、それならこれだけ強いのも納得かも」


ミーファ「低確率の低確率だからこそこれだけ強いんだね」


レミア「それなら納得だね」


どうしてこの装備が強いのかを聞いて、3人はそれぞれ納得したようだった


テレス「強いのはわかったけど、問題は誰がこの装備を貰うかだよね」


ミーファ「セット効果が強いから、誰か1人?」


レミア「これだけ強いとどうするか迷うね」


テレス「……ベルくん、どうすればいいかな?」


誰が貰うかを決めかねて、ベルに助けを求めていた


ベル「別にセット効果にこだわらなくても、3人で分けていいと思うよ?」


テレス「それだとセット効果が勿体なくない?」


ベル「3人で分けておいて、重要な時とか大事な時に誰か1人に渡せばいいんじゃない?」


テレス「…それが一番いいかな?私たちは一緒にいることが多いから、いつでも渡せるもんね」


ミーファ「みんなで頑張ったから、みんなで分けるのが1番いいかもね」


レミア「喧嘩になるより、みんなで分けた方が平和だもんね」


3人で分けることにみんな同意していた


テレス「じゃあ2人はどれがいい?」


ミーファ「役割的には私が近接とかタゲ取りするからアンクレットかな、それでレミアが音とか聞いて探知したりするからイヤリング、そして魔法が1番強いテレスが指輪かな?」


テレス「私はそれでいいと思うよ、それぞれの役割を伸ばす方がいいよね」


レミア「私もそれでいいと思う」


ミーファ「じゃあ決定!」


そう言ってそれぞれ決められた装備を手に取った


テレス「…」

ミーファ「…」

レミア「…」


3人は装備を手に取ったものの、装備するのか保管するのか決めかねていた。

その様子を見たベルが、軽く声をかけた


ベル「装備しておいていいと思うよ、装備するだけで強いから困ることは無いし」


テレス「じゃあ装備するね」

ミーファ「装備しておくね」

レミア「じゃあ装備しちゃお!」


そう言って3人はそれぞれ装備していた


ベル「よし! 良い装備も手に入ったし、さらに進む? それとも帰る?」


テレス「今の時間は?」


ベル「ゆっくり進んでたから、今は16時だよ」


テレス「この後、何かやることはある?」


ベル「ギルドに戻って、ギルドマスターに帰還報告をするのが一応の予定かな。そのついでに、手に入れたけどいらないドロップアイテムを売ることもできるよ。それくらいかな。どうする?」


テレス「私はどっちでもいいけど、2人は?」


ミーファ「私もどっちでもいいかな」


レミア「ボス戦で一気に疲れたから、私は帰りたいかも」


ベル「そう、じゃあ帰ろうか」


テレス「そうね、疲れた状態で進んで大きな怪我をしたら大変だもんね」


ミーファ「うん、帰ろう」

レミア「帰ろう!」


ベル「じゃあ、一旦31階層へ進んでから、1層に転移しよう。入口の警備の人に無事に出られたって声だけかけてから帰るよ」


そうして一行は31階層へ進み、そのまま1層へ転移。入口で警備の人に無事を報告してから、ギルドへと戻っていった

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ