34話 幻の冒険者になるための第1 ②
転移でマーベルド王国王都の適当な所に転移して、ギルドの受付に並んでハルの順番になった
ハル「ゴブリン討伐終わりました」
受付「ではギルドカードをお願いします」
ハル「はい、分かりました」
ギルドカードを渡した
受付「ありがとうございます、討伐数を確認しますね」
ハル「はい」
(前そんなのあったっけ?)
ピクシー《前回はポンっと出したので忘れられてたのだと思いますよ、ギルドカードの仕組みは表にはランクやら名前が載っていて、裏には特定の魔法具に乗せると討伐した魔物や盗賊といった倒したものが表示される魔法陣が書かれています》
ハル《そうなんだ、とりあえずこの状況何とかしないと》
ハル「大丈夫ですか?」
{作者 倒したのはゴブリン以外にもたくさんの種類がいます、そして登録前に倒したものはカウントされません}
受付「………は!すいませんギルドマスターへ報告してきますので少々お待ちください!」
とても早口でそう言って、受付の人は走って行った
ハル「あ、はい分かりました」
《絶対こうなるよね》
ピクシー《まぁそうでしょう、マスターがベルド様とバレることは無いでしょう、ステータスはそもそも見られませんから》
ハル《そうなんだ》
ピクシー《はい、鑑定しても鑑定できる水晶でも出来ません、鑑定のスキルは弾かれ、水晶は粉々に粉砕します》
ベル《そうなんだ、どういう仕組みなの?》
ピクシー《鑑定みたいにステータスを見ることが出来るスキルは自分より少し上か下のものしか見られません、水晶の方はだいたいどんな人でもステータスが見られます、この世界では1番強いと言われたマーベルド初代国王でも見られるくらいに》
ハル《じゃあ何故私がやると粉砕する事になるの?》
{一人称は真っ先にハルの時は私と言うようにピクシーに指摘された}
ピクシー《それはこの世界を作った創造神より強いマスターだからですね、水晶は作成者である創造神より弱い者なら全員見られます》
ハル《なるほど、じゃあ水晶は創造神が下界に送ったってことなの?》
ピクシー《そうですね》
そんなことを話してると、受付の人が帰ってきた
受付「お待たせしました、ギルドマスターがお呼びです」
ハル「分かりました」
そして前に行ったギルドマスターの部屋へ案内された
コンコンコン
受付「ギルドマスター、ハルさんを連れてきました」
ギルマス「分かった、入っていいよ」
受付「はい、失礼します」
ハル「失礼します」
中は前と全く一緒だった
ギルマス「ハルさん、突然すまんな」
ハル「いえ、全然大丈夫ですよ」
ギルマス「なら良かった、セルミは戻っても構わないよ」
セルミ「分かりました」
そしてセルミさんは仕事に戻って行った
{今まで普通にセルミにやってもらっていたがバレる気配がなかった}
ギルマス「とりあえず立ち話もなんだ、適当に座ってくれ」
ハル「分かりました」
部屋の真ん中にあったソファーに座った
ハル「私を呼んでなんの御用ですか?」
ギルマス「いやな?大量に魔物を倒してきた子がいると聞いたから気になってね」
ハル「そうなんですか、なぜ気になったんですか?」
ギルマス「いや前も同じように大量に倒してきた人がいたからね」
ハル「そうなんですね、ちなみに名前は?」
《ベルドをハルの弟子みたいにしたら面白いかな?》
ピクシー《元のマスターも今のマスターもどっちも強いですが今の方が制限が弱いので確かに弟子にしても信じるかもしれませんね》
ハル《やっぱり?》
ピクシー《はい》
ギルマス「その人の名前はベルドと言ってな?君と同じように大量に魔物を倒してきたんだよ」
ハル「やっぱりそうでしたか」
ギルマス「やっぱり?どういうことだ?」
ハル「ベル君は私の弟子みたいなものですので」
ギルマス「そ、そうなんですか」
ハル「まだ私の半分の力も出せないですけどね」
ギルマス「半分で俺より強いと言うことはベルド君の師匠のあなたはどれだけ強いんですか?」
ハル「そうですね、例えばこの世界に神龍っているでしょ?」
ギルマス「いますね」
ハル「その神龍と全力で遊んでも問題ないぐらいですかね?」
ギルマス「それって人種最強じゃ?」
ハル「まぁそうですね、その神龍に聞いたところ、この世界を造った創造神より少し弱いくらいとか言ってましたね」
ギルマス「……それなら今まで何をしてたんですか?」
ハルのあっていることがヤバすぎたのか、ギルマスは無理やり話題を変えた
ハル「今までは山奥の方で平穏に暮らしてましたよ、たまに街へ買い物へでたりしてね」
ギルマス「そうなんですか、では何故冒険者になろうと?」
ハル「それはベル君がやってると言ってたので私も暇つぶし程度にやろうかなって」
ギルマス「そうなんですね」
ハル「あ、ベル君ってランクどのくらいですか?」
ギルマス「今はSランクだな」
ハル「そうなんですね、全然EXでもいいと思いますけど」
ギルマス「何故だ?」
ハル「単純に初代国王より強いからです」
ギルマス「マジかよ!じゃああなたも」
かなり驚いていた
ハル「そうですね」
(強さ一緒だけどね)
ギルマス「だからベルド君と貴方は似てるんですか?」
ハル「ハルでいいですよ」
ギルマス「分かりました、ハルさん」
ハル「似てるのは確かですね、髪の色は必然的にこうなりますが、目の色はたまたま同じスキルを持ってるからですね」
ギルマス「ちなみになんの?」
ハル「魔眼と神眼ですね」
ギルマス「魔眼は分かりますが神眼とは?」
ハル「魔眼の上位ですね」
ギルマス「なるほど」
ハル「魔眼がこっちの翠の方で、神眼がこっちの紅の方ですね」
ギルマス「なるほど、ですが何故魔眼の目の色がそのままなんですか?」
神眼が魔眼の上位と説明したため、ギルマスは元々右の翠の方にあった魔眼が、神眼になったことで左目の紅の方に移ったと思ったようだ
ハル「何故か色が戻らないんですよ」
(まぁいいか)
ギルマス「そうなんですね、ではランクはギルマス権限であげられる最高ランクのSでいいですか?」
ハル「なんでもいいですよ」
ギルマス「わかりました、二つ名は後々決まると思うので、その時に伝えます」
ハル「分かりました、では私はこれで」
ギルマス「分かりました」
そう行って帰っていった




