第四十九話 裏
・・・・・時間はキャバクラの後までさかのぼる・・・・・
~サリイ視点~
「アレだけ風俗はダメって言ったのに、、、、、」
「でもアリサ、ご主人様はやってないと言ってますよ?」
「仮にそうだとしてもよ、一文なしよ?」
「妾もすこしは人間側の金を持ってるが」
「それはいいのよ、ワイバーンもあるし、何とかできるわ。でもタカフミにはお仕置きが必要ね」
ボクはひらめいている。
あの約束のこと、多分ご主人様はきっとボクに謝ってくると思う。
やっぱり男は無理なんだと。
でも、ボクは諦めない!そして、このチャンスを生かすんだ!
「あのー!そのお仕置き、ボクにやらせてください!」
ボクはボクの考えた作戦をみなさんに説明した。
「仮にも魔王様だ、あまり無体は控えたいが。それに王と言うのは好色ぐらいでちょうどいい。あまり目くじらを立てる必要はない」
いきなりソニアさんにダメだしされました。
でもこの人は新参者だし、正確にはパーティーじゃない!
問題は、あの人が乗り気かどうかだ!
「面白いじゃない。サリイの想いも遂げられるし、タカフミにギャフンと言わせられるし、一石二鳥だわ」
「だけど、主様はその、、、、、男色じゃないんでしょ?無理矢理はかわいそうじゃ、、、、」
ユリアさんは、ダメみたい。でも最強のアリサさんが味方してくれた。やった!必ず上手く行く!
「無理矢理じゃないわ。だって結局選ぶのはタカフミだもん。嫌ならしなきゃいいだけよ」
「そうだけど、、、、、」
「ですが、誰かがご主人様に辛く当たる役が必要ですよね?誰がやりますか?」
それはアリサさんしかいません!
「私がやるわ。私がやるのが一番自然よ。それにうさぎとびなんてぬるいもの。徹底的にやってやるわ。そうよ、どうせ言葉で言いくるめようとするわ。ああ見えて口が上手いから。口も封じましょ」
流石、アリサさん。ボクの作戦の更に上をいきます!
この人は敵に回したくないです!
・・・・・・・・・
馬車に乗り込みました。
ご主人様の顔面強打を見たら、ボクもかわいそうになっちゃった。ボク一人だったらここで作戦をやめてたかも、、、、
アリサさんを味方につけて本当に良かった!
・・・・・・・・・
「サリイ、アリサはやり過ぎなくらいやってます。上手くいきそうですよ」
ナタリーさんがコーラを持って報告に来てくれました。
「でも、馬車に乗り込むときはちょっとかわいそうでしたね。アリサはどこまでご主人様をお慕いしてるのかと思えますが、ああ見えて一番心で通じあってるんですよね。ちょっと妬けてしまいます」
「はい、、、でもご主人様はほとんど平等です」
「本当に、、、、私たちはご主人様に買われて本当に良かったですね」
「はい!」
・・・・・・・・・
ご主人様は一生懸命登ってます。
ここはボクの仕事ですね!
ご主人様に可愛いと思ってもらわないと!
・・・・・・・・・
やっぱりご主人様はカッコいいです!
ゴーレムなんて簡単だって思ってたけど、やられそうでした。
でも、ご主人様が指示をしてくれただけで、あんなに強かったゴーレムに勝てました。
このときばかりは、本当に泣きそうになっちゃいました。
アリサさんも泣いちゃっていました。
こういう時は確か、、、、、鬼の目にも涙だったかな!
・・・・・・・・・
さあ、もうすぐです。
作戦も大詰め。
ご主人様のボクを見る目は、はっきりと変わってました。
あとは、、、、、お風呂のスキンシップで止めをさします!
頑張ってやったけど、可愛い顔できたかな?ご主人様はグッときてくれたかな?
昔はお姉ちゃんにこんなふうに育てられたことを、すこしいやだったけど、今は本当に良かったと思えます。
お姉ちゃん、ありがとう!
あっ、ボクの体も奥の奥までキレイにしとかないと!
・・・・・・・・・
ご主人様、反応してる、、、、、嬉しい、、、、、
でも本音を言ったら、、、、、、、案外簡単だった!
こういうときは、チョロいって言うんだっけ?アリサさんが言ってた気がする。
ここまで来たらあとはもう、身を任せます、、、、、
あっ、みんな見てる。
ボク、全部見られちゃうんだ、、、、、、、
・・・・・・・・・




