表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
召喚術士の冒険記  作者: 壬生方 社箱
第三章 ギガントムテム編
46/64

第四十二話

ジジイが人間の世界の料理が食いたいって言うので、結局俺が飯を作る。

メニューはローストビーフ、筑前煮もどき、からあげ、天ぷらと天つゆ、サラダにご飯と味噌汁だ。


『これは、ワシも初めてじゃの。旨いもんじゃ』


「俺のふるさとの料理だ」


『長生きして良かったわい』


「うるせえよ、どうせ何万年生きてるとか言うんだろ?聞きたくもねえ」


ヴィーブルとジジイ、俺たちが俺が出したテーブルと椅子に座り、ワインなども出し宴にする。


「おじいちゃん、職業のこと何とかしてほしいのよ」


『職業とな?』


俺は全員がレベルキャップになってるということと、ステータスをジジイに公開した。


『ほっほっほ、お主とそこのオナゴは面白い職業になっとるの』


「笑えねえんだよ」


『ナタリーちゃんと言ったかの、ナタリーちゃんとそこの男は上級職がある。街でもできるはずじゃが?』


「本当か!、あー、でもここで出来るならしてくれよ」


『よかろう、ほい』


ジジイが二人に手をかざすと、二人の職が変わった。



【ステータス】

名前 ナターシャ=フォレストウルフ 年齢 48

職業 ソードダンサー


LV 50

STR 951

DEX 898

VIT 475

SPD 932

INT 424

MEN 701


スキル

二刀流lv5 剣聖技lv1 身体強化lv5 忍耐lv3 見切りlv1

魔力操作lv4


????????????




【ステータス】

名前 サリイ 年齢 12

職業 近衛騎士


LV 50

STR 900

DEX 845

VIT 988

SPD 675

INT 399

MEN 651


スキル

剣術lv5 盾術lv5 頑強lv5 解体lv2 守護技lv1

魔力操作lv3




おお、星が消えた。

スキルも増えてるな。




【剣聖技lv1】

剣の極みに到達したものが使える

レベルにより昇華する


【見切りlv1】

敵の攻撃や間合いを見切る

レベルにより昇華する


【守護技lv1】

味方全体を守護する

レベルにより昇華する



またわかりずらい説明文だ。毎回もうちょいなんとかならんのかね。ナタリーとサリイに教えてやると、キャッキャ喜んだ。


「私たちは?」


アリサがジジイに詰め寄る。


『お主らは上級職がないのじゃ、新たに職を変えることは出来る』


「なら私、大魔導師にして!」


『すまんが、好きなのには変えられんのじゃ。新たな職に着くとレベルは1からになる。ステータスは変わらんから安心せい。それにの、誰かが決めるのではなく、お主が持っとる性質から勝手に決まるのじゃ。それに何度もは出来ん、一度きりじゃ』


「それでもキャップじゃ話にならないから頼む」


『よかろう、「待って!」』


アリサが大声を上げて止める。


「旦那様、私、嫌な予感がするわ、、、、、、元が娼婦でしょ?、お茶引きとか売れ残りとかになりそう、、、、、」

「それはもう職じゃねーよ。だがこれ、オチをつけられそるフラグな気が、、、、、」


『やめるかの?』


仮にまたお笑い系の職業になっても、レベルが1からならあげられるだけは得だ。やらないって選択肢はないな。


「いい、やってくれ」


ジジイが手をかざすと、

「待って!」


「なんだよ、アリサ」


「私から!私からにして!。一人ずつやってちょうだい!」


『まあ、いいがの。ほい』


ジジイが手をかざすと、アリサの職が変わる


【ステータス】

名前 アリサ=ローレンス 年齢 15

職業 夜の女王


LV 1

STR 308

DEX 560

VIT 311

SPD 558

INT 653

MEN 675


スキル

重力魔法lv1 闇魔法lv1 付与魔法lv4

空間魔法lv1 風魔法lv5

魔力強化lv5 魔力操作lv4

簡易鑑定 魔力の理 魅了(テンプテーション)




魅了(テンプテーション)

対象を魅了し、意のままに操る

成功確率、効果時間はDEX・INT・MENに左右される



「やったわ!危なかったわ!。やっぱりオチは最後の人が定番よね!」


くそが、アリサ。そういうことか。オチを回避するために個別にしたか。


「・・・夜の女王ってのも意味わからねーけど」


「いいのよ!十分まともだわ。カッコ悪くないしね!それに魅了よ?これは大きな戦力だわ!」


確かに、、、、、、ヤバい、俺がオチか。


「ジジイ、俺に何とかさせてーんだろ?わかってるよな?」


『そう言われても困るわい、ワシが決めとるんでないぞ。ほい』


ジジイは俺の心の準備もなしにさらっとやりやがった。

アリサが目を見開いたと思ったら、腹を抱えて大爆笑している。

そうか、簡易鑑定を持ってたな。先に見やがったな。

しかし、アリサが笑い転げるからもう見るのが怖い。

俺はそーっともくそもないんだが、気持ちはそーっと見るように自分を鑑定する。




【ステータス】

名前 タカフミ=コンドー 年齢 20

職業 終焉のハードボイルド


LV 1

STR 531

DEX 725

VIT 589

SPD 578

INT 936

MEN 925


スキル

言語理解

杖術lv3

召喚魔法lv4 生活魔法 魔力強化lv5 魔力操作lv5

鑑定 アイテムボックス 詠唱破棄 並列魔法 運命

成長促進 気配探知lv4 魔力探知lv3 錬金lv5 練成


????????????



【運命】

諦めろ




このやろう、、、、もう許さねーぞ。


「てめえ!なんだよこれは!」


『なんだと言われてもの、、、、、』


「終焉のハードボイルドってぜってえ今つけただろ!!なんだよ終焉のハードボイルドって!そんなやついねーよ!」

「いるじゃない、ここに」

「うるせえ!アリサ!」


アリサは笑い転げる。ナタリーも会話のやり取りからわかったのだろう、明らかに笑いを堪えてる。


「終焉のってつけただけじゃねーか!、しかもなんだよこの運命ってスキルは!」


「あっ、それは見えてないわ。どんなスキルなの?」


アリサ、聞くかそれを、、、、、、、

俺の傷をえぐるのか、、、、


「・・・めろ」

「え?」

「・・らめろだ」

「え?聞こえないわ」

「諦めろだよ!【運命】の効果は諦めろだ!!!!」


回りがしーんとする。


「「「っ、あははははははは!」」」


『ぶあっはっはっはっは!!!』


くそが、何が諦めろだ。一体何を諦めるんだよ。俺は諦めねえ。

そうか、やつだな。ティルノーグだな?

こいつら夫婦そろってろくなもんじゃねえ。


するとゴマ吉が肩に上がってきた。


『主、妾がついておる。気を落とすな』


やめろ、ペットに心配される飼い主って、めちゃくちゃダセえから、、、、、。


『おお、いい忘れておった。その龍は置いていくがよい』


「あ?龍?いねーよ、そんなのは!」


ドラゴンが呼べなくて蛇がきてるんじゃねーか!、こっちは気が立ってるんだ、言葉に気を付けろよ。城を灰にするぞ?


『いるじゃろ、お主の肩に』


「・・・なんだって?」


『そやつは龍じゃ、しかもかなり高位の龍じゃ』


「・・・いや、蛇だろ?確かに最近羽が生えたけどよ」


『なんと言えばいいかの、どれ、、、、、、よし、お主の故郷で言うところの日本◯ばなしに出てくるような龍じゃ』


「は?」


ジジイは俺の頭に手をかざして、俺の過去の記憶を読み取ったのか、そんなことを言ってきた。

まさか、ゴマ吉が?普通の蛇だったのに?


『まだ進化を残しておるじゃろ、そやつは龍神になる。じゃがそのままじゃなれん。ワシらの龍神気を浴びて、修行を重ねれば龍神になれるぞ』


まじか、イマイチ信じられないし、せっかく空を飛んで移動できるようになったんだ、いなくなられては困る。


『それにの、ゴマ吉か、ちとこっちにこい』


ジジイは手招きすると、ゴマ吉はジジイの肩に乗った。ジジイはひそひそとゴマ吉に耳打ちのようにする。耳どこだよ。

するとゴマ吉が、


『主、すまん。妾はここに残る。晴れて龍神となれた暁にはまた主と旅をしたい』


「・・・本気か?」


『すまん主、だが必ず更なる力を得て、主の役に立つ。今は許してほしい』

『お主は、こやつを召喚出来るじゃろ。脱皮が終わればヴィーブルを使いにやるから、その時こやつを召喚するとよい』


「まじかよ、、、、、、ゴマ吉、寂しくないのか?」


『寂しい。だが、龍神になれたらもっと主と幸せになれる。だからすまぬ、今だけは許して、、、』


ゴマ吉は泣いてるわけじゃないけど、なんとなく涙声に感じる。そうか、、、、、、


「わかった、無理するなよ、身体に気を付けろよ」


『ありがとう、主』


するとナタリーが口を開いた。


「その、ヴィーブルさんは来栖さんと一緒に行動してるのではないのですか?」


『それがの、勇者は少しおかしくなりおった。何かに取り付かれたように鍵を集めることしか考えられなくなっとる』


「あん?」


いや、確かにそれが使命と言ってたし、エスカードではちょっと危ない雰囲気もあったが、そのあときっちり和解してるしそれはないだろ。


俺は気になって、来栖からもらった通信魔道具をだした。

着信は軽く200件を超えてた。


文面を見ると、、、、、、


今ドコにいますか?

今ドコにいますか?

今ドコにいますか?

今ドコにいますか?

今ドコにいますか?

今ドコにいますか?

今ドコにいますか?

今ドコにいますか?

今ドコにいますか?

今ドコにいますか?

今ドコにいますか?

今ドコにいますか?

今ドコにいますか?

助けて

今ドコにいますか?

今ドコにいますか?

今ドコにいますか?



これは、、、、、、、


通信魔道具を覗いてきたみんなが、


「軽くストーカーね」

「ご主人様、怖いです、、、、」

「ご主人様、一文だけ助けてとあります。もしかしたらこれはユリアさんかコニーさんじゃないのでしょうか?」


俺は通信魔道具に声で入力する。


「来栖、どうした?何かあったか?」

(先輩、今ドコにいますか?)


はやい、まるでずっと見てたかのようだ。


「今はグランダストを出て旅をしている。お前こそ今どこだ?」

(僕がそっちに行きます。ドコにいますか?)


「ねえ、ちょっとやばいんじゃない?」


『神から何か言われてるかもしれんのう』


どうする、この流れだと高確率で戦闘になりそうだ。

助けにいくか?だが話を聞いてくれるか?そもそも俺たちは来栖に勝てるのか?


『ワシの予想じゃとお主は勇者に、確実に魔王認定されとるじゃろう、殺してでも鍵を奪いにくるぞ?』


「ジジイ、頼みがある」


『なんじゃ』


「ヴィーブルを貸してくれ。いざとなったら転移で逃げれるように。とりあえず来栖と会ってくる」


「会ってどうするのよ?」


「会ってから考えるさ」


『よかろう、ヴィーブル、終焉の使者がよしと言うまで同行せい』

『かしこまりました、龍神王様』


「ヴィーブル、ザバイルのダンジョン前に転移出来るか?」


『可能です』


「わかった」


俺はジジイたちと話がついたので、通信魔道具に話しかける。


「俺たちはザバイルのダンジョンの入り口に、明日の昼頃つく。明日会えるか?」

(わかりました。必ず来て下さい)


ふう、さて、どうしたもんか。


「アリサ、ナタリー、サリイ、お前らは「行くわよ」」


俺が待ってろと言おうとしたらアリサに遮られた。


「勇者でしょ?強いのよね、なら絶対に行くわ」

「ボクがご主人様を守ります!」

「ご主人様、私たちもかなり強くなりました。来栖さんのレベルが変わってないなら平気でしょうが、万が一があります。どうか私たちもお使いください」


「・・・お前らに死んでほしくないんだ」


「アンタ、私たちにその気持ちを味わせる気?」

「ご主人様、私たちはどんな時も一緒です」

「ボクも!」

『妾もいくぞ』


『ダメじゃ、お主、ゴマ吉は留守番じゃ』


ゴマ吉はジジイを睨んだ。


「ゴマ吉、待ってろ。そして早く龍神になって、俺の夢のドラゴン召喚をさせてくれ」


ゴマ吉はジジイと俺を交互に見直し、


『わかった。主、生きて帰ってくれ』


「死なんさ、まだまだやりたりないことが満載だ」



ジジイは立ち上がって、何もない空中から長さ2mぐらいの箱をいかなりだした。


『お主にこれをやろう』


「なんだよ」


箱ごと手渡されると、かなりの重さだった。

これはあれだな、剣か?そうだよな、来栖は多分神からもらった聖剣とかもってるんだろうからな。

俺にも龍神の剣とか必要だ。


俺はゆっくり箱を開けると、


「・・・・・・今はっきり確信した。お前ら夫婦だよ」


【龍神のバール】

杖 魔道奔流 全能力+30%



【魔道奔流】

魔力量に関わらず事象の効果を増幅する

最上位スキル



強い、確かに強い。バールの扱いも慣れたし、利点もあるっちゃある。

魔道奔流はグリモアについてるのと同じ効果だ。能力アップも全てが30%だ、剣なら聖剣レベルだろう、剣なら、、、、、、


『気に入っとるようだからの』


「・・・もう突っ込む気もおきねーよ、、、、」





・・・・・・・・・






俺たちは龍神の城に一泊する。


風呂を借りて、全員で入り用意された客室に戻った。

今日は全員で同じベッドに寝た。ゴマ吉も来ている。


「ご主人様、私たちの命は自分で守ります。お願いですから身を盾にしたりしないでくださいね?」

「そうよ、誰がどうなっても恨みっこなし!勝利することだけ考えなさいよ」

「まだ戦うって決まったわけでもねーよ」

「それでもお願いします。ご主人様は私たちを守ろうとしますが、ご主人様が死んでしまったら、ここにいるものは全員生きていけないのですから」

「ナタリー、、、、、」

「旦那様、いえ、タカフミ。愛してる、例え今晩が最後になっても私はいっぺんの悔いも残らないわ」

「ボクっ、次の街に行ったらご主人様の答えを聞くんです!」

「サリイ、そういうのをフラグって言うんだよ、未来を話すと鬼が笑うぞ」



俺は全員に腕枕をしてやり、みんなで一緒に寝た。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ