第三十六話
とりあえず1話アップします。
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「ではゴマキチさんも戦えるのですか?」
「ああ、まだレベル1だけどな」
朝になり、朝食を食べたあと俺はゴマ吉を鑑定してみた。するとちゃんとステータスもレベルも職業もあった。これなら成長できるはずだ。
だが、奴隷じゃないのに俺の成長促進が効くかが微妙だ。
【ステータス】
名前 ゴマキチ 年齢 2
職業 暗殺者
LV 1
STR 23
DEX 34
VIT 11
SPD 25
INT 19
MEN 16
スキル
罠探知lv2 気配消去lv3 獣術lv1
言語理解 巨大化 詠唱破棄 脱皮
なかなかのチートぶりである。
職に至っては、俺らのなかで一番強そうじゃねーか。
暗殺者か、確かに大蛇が音もなく忍び寄り、首を締め上げてきたらかわせるやつはいなそうだ。
年齢は嫁が生後2ヶ月で買ってきて、一年ちょっと育てたから大体合ってる。わからないスキルを鑑定する。
【獣術lv1】
魔物専用術
種族に対応した様々な技や術を行使出来る
【巨大化】
体を戦闘用に任意の大きさにする
【脱皮】
種族固有スキル
レベルが上限に達すると脱皮をして進化する
・・・進化まであるのかよ。下手したら俺らのなかで一番強くなっちまうんじゃねーか?
恐ろしいな。
言葉が通じるのはスキルのせいだったか。
つうか、巨大化ってここからまた大きくなるのかよ!
「ゴマ吉、意思の疎通を教える。俺が何か言ったら《はい》なら首を縦にふれ、《いいえ》なら横に振るんだ。こんな感じに」
俺は首を振って見せる、ゴマ吉も真似をする。
すげーな、ゴマ吉。頭がいい。
「よし、理解したか?」
ゴマ吉は首をもたげて縦にウンウンと振る。
「お前のスキルに巨大化ってのがあるんだが、まだ大きくなるのか?」
数秒考えるように間が空いたあと、ゴマ吉は首を横に振った。
すると、ゴマ吉の身体が発光しだしてみるみる小さくなる。
体長1mぐらいの普通の蛇になった。
ゴマ吉はするすると俺の脚から這い上がり、右腕に上がってくると、顔を俺に向ける。
「なるほど、巨大化はもうしてたんだな」
ゴマ吉はウンウンと頷く。
「いいわね、これなら街中でも騒ぎにならなそうね」
「ご主人様!ボクこれなら怖くありません!」
「そうですね、移動時はこれがいいですね。おいで、ゴマキチさん」
ナタリーは右腕を俺に差し出してきて、ゴマ吉を自分に誘導すると、ゴマ吉も俺の腕からナタリーの腕を伝い、ナタリーの首に巻き付いた。
「んはっ!・・・・感触が独特で癖になりそうです」
「・・・・いや、もうなってるから」
「旦那様、ナタリーは変態の道に歩き始めたわ」
「とりあえず魔石の換金に行こうか」
俺たちは宿を出て、ギルドに向かった。
すると、途中であの追い剥ぎエルフ男たちと出会った。どうやら待ち伏せされていたようだ。
「久しぶりだな、待ち伏せか?続きがやりたいのか?えーと、なんだっけ?」
「バルザスです、異邦人様。件の約束を守りたく待っていました」
「あー、カジノのコインだっけか。欲しいものもあるから、じゃあ貰うかな」
俺たちはカジノに向かう。
バルザスの連れの男と女二人は、悲壮感を漂わせ一言も口を開かない。
確かあの時、恩を返したらけじめを自分たちでつけると言っていた。もしかしたら死を覚悟してるのか?
カジノにつくと、交換所に向かってバルザスが従業員に話す。
「俺たち四人のコインをこちらの方に譲りたい」
「はい、かしこまりました。ではコインを持ってる方のそれぞれお名前を教えてください」
「いやまて、そこのワンピースを2つとドレスを一つくれ。それでいい」
「ですが、まだ余りますが」
と、バルザス。
「いらねーよ、もうカジノもする気ないしな。必要なだけあればいい」
「お客様、大変申し訳ありませんが、ワンピースもドレスも一つずつしかございません」
「あー、なら一つずつでいい」
「かしこまりました」
「いほ、、、あー」
「タカフミだ」
「タカフミ様、それではかなり残ってしまいます」
「いいから、黙って言うとおりにしろ」
「・・・・はい」
ワンピースとドレスを貰い、カジノを後にする。
カジノを出たところでバルザスと話をする。
「もうこれでお前らとはおさらばだ。恩もこれでいい」
「そんな!まだなにもしてません!」
「もういい、お前らの仲間を一人殺してる。それでけじめだ。お前らももう死ぬ必要はない」
俺の言葉を聞くとバルザスの連れたちは、明らかに安堵の表情を浮かべた。
「ですが、けじめが」
「言ったろ?死んだあいつがけじめだ。直接俺を殺そうとしたのはあいつだけだし、今までお前らの被害にあったやつは俺と関係ない。別にどうでもいい」
バルザスの連れたちは、安心からか嗚咽を漏らし出した。
「・・・・・」
「俺たちのことをテラーナフォルデンに漏らすなよ?まだ自由で居たいんだ。じゃあな、ドレスありがとう」
俺たちはギルドに向かって歩きだすと、
「待ってください!」
バルザスたちが追いかけてきた。
「どうか、どうか私たちを仲間、、、、いや弟子にしてください!どうかお供をさせてください!」
「はあ?」
俺はアリサ、ナタリー、サリイの顔を見る。
ナタリーは表情一つ変えない。サリイはピンと来てないのかどうでもいいのかって顔。アリサは外人みたいに両手を広げ肩を竦める。
「いや、もう自由に生きろよ。コインを換金したらまだやり直せるだろ。今度はまっとうに生きろよ」
「そこをなんとか!お願いです、我々を導いてください!」
「・・・・おいお前」
「っ!はいっ!」
俺はバルザスの後ろにいる、俺に自分の体を自由にしていいから助けてと命乞いしてきた女に話しかける。
「自由に生きたいだろ、バルザスはこう言ってるが、お前は違うだろ?」
「えーと、、、、」
女はバルザスの顔色を伺う。
「待て、バルザス、強要するな。お前、正直に言ってみろ」
「正直に、、、ですか?」
「ああ」
「本当に?」
「ああ」
女は意を決したように口を開いた。
「あなた様はわりかしイカした顔をしてるし、あなた様に着いていったら働かなくても食べていけそうだから、行きたいなーなんて♪、あっ、働かないって言っても身の回りの世話や夜のお勤めはしますよ♪」
「・・・・・ぶっちゃけすぎだろ、、、、」
「畜生ですね、この女」
「ある意味強いわね、嫌いじゃないわ」
「同族だからか?」
「はあ?!アンタ、言って良いことと悪いことがわからないわけ?!」
「す、すいません、、、、、」
「奴隷にそんな口の聞き方を許したり、謝ったりしてるのみたら、楽そうじゃん♪、仲間にして貰いたいわ♪」
「「「「・・・・・」」」」
恐ろしい、女は本当に恐ろしい。
異世界の女はこんなに強くないと生きれないのか、、、、、
強い、ある意味俺より強い。
俺がバルザスを見ると唇をワナワナ震えさせている。
「バルザス、お前も大変だな、、、、、」
「ええ、いや、ありがとうございます、、、、、いや、申し訳ありません」
バルザスの苦労もわかったし、目的のものは手に入れたし、もうどうでもいいし。
「とにかく、俺たちのパーティーはもう一杯だ。連れてはいけない。本気で仲間になりたいなら腕を磨け。その程度じゃ話にならねえ。もし縁があるならまた会えるだろう、その時に考えてやるよ」
「っ! わかりました!必ず精進致します!」
「あとその敬語もやめろ。初めはフレンドリーだったじゃねーか」
「いや、あの時は、、、、その、、、、」
「ああもういいから!じゃあな!」
俺たちは逃げるようにその場を後にした。
「良かったの?ハーレムが二人増えたのに?」
「私はどちらでも宜しかったのですが。肉壁にも使えますし」
「肉壁?!お前の発想がこえーよ! それにハーレム?!もう面倒みきれねーっつうの」
そんなこんなでギルドに着いた。
俺はファブニールから貰った魔石を出さずに、49階までの魔物の分の魔石をカウンターに出す。
カウンターには、ダンジョンに入る前に地図を売ってくれた女が立っている。そこに大小合わせて200ほどの魔石を置く。
「これを換金してくれ」
「こ、こんなに!、、、、、、しょ、少々お待ち下さい!」
良かった、ファブニールの魔石を出さなくて。
雑魚の魔石でこの反応なら、ファブニールの魔石を見せたらエライことになってた。
しばらくすると、カウンターの女が戻ってきて、
「すいません、ギルドマスターがお話をお伺いしたいと、、、、」
このパターンか。毎回これじゃ疲れるわ。
「いや、金だけ換金してくれたらいいから」
「そうはいかない、話を聞いてもらうぞ?エスカードと言えばわかるか?」
女の後ろから、やけにごつい50代ぐらいの男が出てきた。
「俺がギルドマスターだ。そっちもあまり他人に聞かれたくないだろう?俺の部屋に来い」
ナタリーが俺の前に出て腰を落とした。
こいつなにする気だよ!
「ナタリー、いいから」
「ですが、ご主人様」
「任せとけ、何かあったら頼む」
「はい」
ナタリーの臨戦態勢を解かせて、ギルドマスターについて2階にあがる。
応接間のような部屋にはいると、奥のソファーにマスターが座る。俺は手前のソファーに座るとアリサが隣に座ってきた。
サリイはドアのすぐ前、ナタリーは俺の後ろにぴったり立つ。
「で、何階まで降りたんだ?」
「忘れちまったよ」
「・・・ずいぶんな態度だな、お前エスカードから追っ手がかかってるのを知らないのか?え?ハードボイルド?」
俺を知ってるのか。まあここはまだグランダスト王国だ、情報が回っててもおかしくない。
「・・・・で?俺を捕まえるのか?ギルドは中立かと思ってたが」
「中立と言ってもその国に入れば、その国の法律や権威はある程度は通る、当たり前だ」
まあ、そりゃそうだわな。
「そんなのは正直どうでもいい。今回はこの魔石の盗品に関する話だ」
「「盗品?」」
俺とアリサが同時に言葉にする。
「そうだろう、かの勇者でもこれほど大きな魔石は持ち帰らなかった。お前はエスカードでは色々やらかしたみたいだが、それでも勇者より深くダンジョンに潜れまい、なら盗んだとしかないだろ」
「・・・・ずいぶん勝手な理屈だな?」
「極めて常識的だと思うが?」
「・・・はあ、ならいい。次の国で売るから魔石を返せ」
「盗品を返すわけにはいかんなあ」
そういうことね、こういうギルドマスターもいるわけだ。
「・・・お前よ、俺の、ハードボイルドの噂を知ってるんだよな?あんまり舐めたこと言ってて、自分の身が危ないと思わないのか?」
「俺が?フハハハ、俺を倒すと?フハ、フハハハハハハハ!」
ギルドマスターは大笑いする。
「いいぞ!、やれるならやってみろ!この粉砕のゴードンに勝てると?!フハハハハハハハ!」
おいおい、よえーじゃねーか。無理すんなよ。
【ステータス】
名前 ゴードン 年齢 51
職業 戦士
LV 95
STR 221
DEX 165
VIT 310
SPD 173
INT 88
MEN 131
スキル
剣術lv4 体術lv4
どうやら冒険者からの叩き上げって感じか?
確かに冒険者レベルでは強いほうかもしれんが、今の俺たちには歯が立たないだろ。
しかし、ここまで差があると逆に憐れだ。
「サリイ、ちょっとこい」
「はい、ご主人様」
サリイはトテトテと音がしそうな足取りで、俺とアリサの間に座った。
「マスターよ、このサリイと腕相撲してお前が勝ったらその魔石はやるよ。どうだ?やってみるか?」
「このガキと?」
ギルドマスターは値踏みをするように、サリイを見る。
「馬鹿にしてるのか?ハードボイルド、お前とやってやる。こいつじゃ話にならん」
「確かに俺はサリイより強いが、お前じゃサリイに勝てないんだから、十分だろ」
「はあ?」
ギルドマスターは俺を睨み付ける。
確かにギルドマスターの腕は俺の太ももより太い。サリイの腕はポッキリとおれそうな見た目だ。
「本当にこんなガキに勝ったら、魔石はいらないのか?」
「ああ、男に二言はない」
ギルドマスターはもう勝ちが決まったと思ってるのだろう、ニヤけた顔で大笑いだ。
「フハハハハハハハ!良かろう!受けてたつ!」
サリイとギルドマスターは腕相撲の腕組みをする。
腕のリーチが違いすぎて、室伏と幼女の腕相撲のようだ。
「よーい、始め!」
俺が合図を出すと、、、、、、、
腕は一ミリも両者動かない。
サリイの顔を見ると、、、、、
「ご主人様をバカにした」
「ご主人様をバカにした!!」
「ふぬううううう!!!!」
サリイは怒りの表情を浮かべる。ギルドマスターは渾身の力を入れて、サリイの腕を倒しにかかるが、全く動かない。
「ご主人様を、、、、バカにしたなあああ!」
「っなにっ!ぐぎゃああああああ!」
サリイは腕を倒さず、ギルドマスターの手を握力で握りつぶした。骨が折れるような嫌な音が数回鳴る。
サリイは手を話すとすっと立ち上がり、またドアの所まで下がった。
ギルドマスターは左手で右手を支えて痛みを堪える。
「ひ、卑怯だ!一番強いやつを出しやがって!それに、、、、俺はまだ負けてない!腕は倒れてないからな!。ハードボイルド、お前と、、、、いや、女!お前に勝ったら魔石は貰うぞ!」
「はあ???私???!」
ギルドマスターはアリサを指名してきた。
「文句は言わせんぞ!力を隠した部下を出すような卑怯な真似をしてきたのはお前だ!」
アリサははあ、とため息をつき、
「命拾いをしてるのがわかってないのね。いいわ、私がやってあげる」
「左だ!左だぞ!」
「いいわよ、そのかわり」
ドン!
アリサは机の上に足を置いた。
「私が勝ったらアンタの命を貰うわ」
ギルドマスターはビクッとして、体をのけ反らせた。
アリサ、お前ミニスカートなんだぞ?そんなとこに足を乗せたらパンツ丸見えだ。
ほら、ギルドマスターの目線がスカートの中に向いてる。
「グヘッ、いいぞ。そのかわり俺が勝ったらお前はここに残れ。魔石も女も俺のものだ」
ギルドマスターは嫌らしい顔をして、アリサを舐めるように見る。このマスターも学習しないな本当。
「いいわよ。私が負けたらたーーっぷりサービスしてあげる♪」
アリサは娼婦のような手つきでギルドマスターを挑発する。
さすが本職、堂に入ってる。
ギルドマスターが左肘をテーブルにつき、アリサは足をおろしてタオルで自分の手をくるむ。
「なんたそれは?」
「アンタの手、バッチいもの。直接触りたくないわ」
「ぐっ」
マスターは眉をしかめたが、タオルにくるまれたアリサの左手を掴んだ。
「俺が号令かけるぞ!よーい、始め!」
ダン!
「ぎゃああああああああああ!!!!」
マスターは自分でフライング気味に号令をかけたが、アリサは一瞬で腕を倒した。マスターの腕はあり得ない方向に曲がっている。
完全に折れてるな。
「私の勝ちね、さあ、死になさい?」
アリサは机の上に立ち上がり、ソファーに座っているギルドマスターを見下ろす。その視線はまるでゴキブリでもみるかのように、冷ややかで無慈悲だった。
ギルドマスターは、折れている右手で左腕の折れている部分を支えて、後ずさる。が、ソファーの背もたれがあるので下がれない。
「ひ、卑怯だ!強いやつを隠しやがって!」
「私を指名したのはアンタよ。それに旦那様は私の数倍強いわよ」
いや、数倍は強くない。むしろグリモアを使われたら負けるんじゃ?
ギルドマスターは俺とアリサを交互にみる。
「さあ、何か言い残すことはあるかしら?」
「ほ、本気で殺す気か!犯罪だぞ!」
「どうせ私たち、お尋ね者だけど?」
「ひっ、ひいいい!」
ギルドマスターはソファーを後ろにぶっ倒して、壁まで後ずさる。壁にかけてある剣を見つけると手に取り、アリサに向ける。
「く、くるな!!化け物め!」
ギルドマスターはガタガタ震えている。
アリサは自分のアイテムボックスから杖を取り出すと、
「つまんない遺言ね。もう飽きたわ。残りの言葉は地獄の鬼にでも聞いて貰いなさい」
アリサは杖を振り上げる。
「蒼空翔る龍よ、その雷を持ってすべてを焼き払いたまえ」
「ひいいいいいい!やめてくれええええええ!」
「ゴーリ、ガーオ、ゴーキ、ブーリ、、、、、、」
「たすけてえええええええ!ママアアアアアアア!」
「巨大な、雷!!!!!!」
意味不明な詠唱と共に、アリサは杖をギルドマスターの顔めがけて投げた。
杖はギルドマスターの顔すれすれの位置に刺さっている。
ギルドマスターは白目を向き、床を水浸しにして気絶した。
「汚いわね、本当、どうしようもないわね」
アリサは水溜まりを踏まないように、杖を抜いて俺のもとにくる。
「なんだよ、あの詠唱は?」
「適当よ。ノリよ。それよりよく殺さないってわかったわね?」
「・・・・多少付き合いも長くなったからな」
俺が横を向いてそう言うと、
「ふえ!?なに?デレたの?(笑)。かわいいじゃない。じゃあ今晩はたくさん遊んであげようかな♪」
「アリサ、今日は私です。順番は守って下さい」
「ちぇ、いいじゃない。ナタリーは蛇に穴という穴に入ってもらえば?」
「なっ!なにを!、、、、、、、、(気持ちいいのかな?)」
ナタリーはあり得ないって顔をしつつも頬を赤らめる。
「今なんて言った?ナタリー」
俺が問いただすと、
「何も言ってません!」
「ゴマ吉は大人のオモチャじゃないからな?」
「オトナノオモチャですか?」
「いいから!降りるわよ!」
俺たちはギルドのカウンターまで降りると、カウンターに行き、
「あー、交渉は決裂になった。魔石を返してくれ」
「はあ、よろしいですが、マスターはいかがしました?」
「なんか寝てるわよ?とりあえず返してちょうだい」
「はあ、、、、、」
カウンターの女は納得行かない顔をしたが、皮袋にいれて魔石を返してくれた。
俺たちはギルドを出ると、
「面倒臭いことになる前にこの街を出るぞ」
「「おお!」」「はい、かしこまりました」
宿に戻り出発の準備をした。




