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召喚術士の冒険記  作者: 壬生方 社箱
第一章 エスカード編
21/64

第十九話 ※


「ままならねーな」


俺たちは、この街の来栖の家に来ている。

来栖が話を聞きたがり、俺たちは狩りに行くからと断りたかったが、魔王の鍵のこともあり来栖がすげーしつこかった。

ただ、来栖は俺を先輩と言うようになった。ヴィーヴルとのやりとりでリスペクトしたらしい。

お前は、はいはい聞きすぎだと言ったが。

魔王の鍵のことは素直に教えた。あの状況じゃ話すしかなかったしな。ただナタリーに入ってると思われるのは内緒だ。

どうやら俺のは強欲ってのが入ってるようだが、俺強欲か?あの状況であの水晶取ろうとしないやついるのか?

俺が強欲ならあと暴食、色欲、憤怒、怠惰、傲慢、嫉妬があるはずだな。ナタリーはどれだ?当てはまるのが分からないな。


普通は、鍵に取りつかれたら意識を乗っ取られて、化け物になるらしい。

でも俺は疑っている。だって、2個発見して2個とも正常ですよ?正常率100%だもんよ。本当来栖は疑うことを知らない。

それだけ説明して帰ろうとしたんだが、まだ嫌だと来栖が駄々をこねた。最終的には、


「僕の家にはお風呂がありますよ!」


これに負けた。

またレベルアップに行けなかったし、自分の家も探しに行けてない。本当、予定通りにいかねーよ。


でも良いこともあった。

来栖に来栖のスキルを説明してやったら、身体強化がナタリーと同じだから、来栖が教えてくれるとさ、今庭でなんかやってるわ。

ユリアが転移魔法をアリサに教えてあげると言ってるが、アリサは断固として教わらない。俺が、


「あったら便利じゃねーの?」

って言ったら、


「パーティーが3人で魔法使い枠が貧乳、背丈が同じくらい、さらにもう一人は同じ巨乳無口枠。これ以上まだかぶらせる気?!!」

って怒られた。


教える!いらない!と言い合ってる。仲いいな。

コニーは飯を作っている。

レベル3の召喚物を出したら、また来栖は泣き出した。もうこいつは警戒要らないだろう。まあ龍女の説得力がでかかったんだろう。


俺はって言うと、コーラを飲みながらソファーに座って一服している。展開ブレイカーの二人を観ながら。


「しかし、あれだな、おまえらよく飽きないな。喉つぶれないか?」


「私はもう飽きてるわよ!こいつがしつこいの!」


「転移があったらパーティーの移動が楽になるのよ?!覚えないと損じゃない!」


「うちは、ゆーっくり馬車でまわるからいいのよ!」


「なんかあったとき、助けにこれないじゃない!」


「あら?勇者様は助けが必要なの?弱そうだものね」


「!! アンタ!タクトをバカにしたら許さないわよ!」


「はーいはいはい。やめやめ。見てるこっちが疲れるわ。アリサ、こっちこい。今日は膝上を許可してやる」


「本当!!?」

アリサはダッシュで来てジャンプした。


「ぐはっ」

けつからミサイルのように飛んできたアリサを、座ったまま腹で受け止めたら、やっぱり苦しかった。ちびなのに結構重いな、肉多いのか?あ、まさか、魔法で俺にダメージを与えるために重さを、、、、


俺の膝に座ったアリサは、両手を俺の首にかけ、体を半身ひねって顔を俺に向けて笑顔だ。

なかなか扇情的なしぐさだ。

ユリアはその一部始終をみて、顔を真っ赤にしている。


「ユリア、勇者にしてもらったら?」


アリサはユリアを煽ると、ユリアは悔しそうなしかめっ面をして、キッチンに行ってしまった。


「アリサ、あんまりいじめてやるなよ。向こうは本物の乙女なんだから」


俺は俺の膝に座ったままのアリサから、肘打ちを横腹にくらう。

「私も本物の乙女よ、未通だし」


「わかってる」

勉強した。ここはこれ以外の答えはない。


「ねえ、黒い玉の話、してよかったの?」


「しなきゃ来栖が納得しなかったし、話だけで納得するならいいじゃねーか、来栖だし」


「まあねえ、でも今度は龍神に会いに行くんだよね?それどこなの?」


「わからね、まあ旅してればいつか情報あるだろ」


「そしたらドラゴン召喚なの?」


「それもわからね、それを匂わされただけだ。うさんくさかったし。来栖は俺が言うまで絶対の信頼をおいてたみたいだが」


「思い出した!アンタ、あんな世間知らずの坊っちゃんに私を引き取らせるつもりだったわけ?あれはイヤよ!」


「なんでよ、イケメンだろ?」


「たぶん疲れるわ、万が一私が惚れちゃったらユリアの二の舞なんでしょ?ゴメンだわ」


「まあなあぁ。少しは気持ちはわかる」

「でも若いときは大体あんなんだろ、仕方ないだろ」


「まあなあぁ」


「「まあなあぁ」」

俺たちは、顔を見合わせて笑った。


・・・・・


しばらくアリサとイチャイチャした。

こういうアリサなら、アリサとふたりでもやっていけたかもな。


「アリサ、デレたな」

アリサは俺の顔をじっと見つめる。


「怒んないでよね」


「なんだ?」


「実はね、ダーリンは色々勘違いしてるのよ」


「はあ?勘違い?」

アリサは俺の口を手で塞ぐ。手が柔らかい。


「怒んないでって。それを説明するには、まず今日の図書館からね」


俺は釈然としなかったが、黙って聞くことにした。大人なので。

「続けて?」


アリサを膝からソファーに下ろし、並んで座る、俺はタバコにひをつける。


「ダーリンはよく《魔力を込める》って言うわね、普通は魔力は込めないの」


意味がわからない

「どういうことだ?」


「ダーリン、詠唱って何のためにあるかわかる?」


あれ?スキルに詠唱破棄があったから、あまり深く考えたことがないな。ああ、でも威力が高くなるんだっけ。

「威力があがるからだろ」


「それは逆ね。詠唱をしないと威力が下がるの。詠唱しないと本来の威力が発揮できてないってことよ」


「えーと、じゃあかっこいいから?」


「なわけないじゃない、いい?詠唱は魔法の構築式なの。詠唱でどんな魔法でどのくらいの魔力を消費するか構築して、それに準じた《魔力が吸い出されるの》」

「わかる?」


「いまいちピンと来ない」


「例えばビーカーがあるとするわ。1Lの水が欲しいなら1Lのビーカーを用意して、水をビーカーに注ぐわけ。」

「ダーリンがやってることは、ビーカーのサイズを考えないで水を無理矢理ビーカーに押し込めてるの」


あら、じゃあそれって、、、、

「ちょっとわかった。ビーカーと言う詠唱が目の前にあって、俺の体から水と言う魔力が吸い出される。満タンになった水とビーカーがセットで魔法と呼ばれるわけだな」


「そのとおりよ、ダーリンは吸い出される方法がわからないから、目の前に適当なビーカーを構築して、それに目一杯水を押し込めてたの」


「ビーカーが破裂するか溢れるんじゃ?」


「そこを溢れないように、破裂しないように圧縮して《魔法》として発動しちゃうのよ。制御を解かれたビーカーは、、、、」


「ボンッ」


「だから威力が高いのよ。生活魔法の種火でみんな弱い威力なのは、小さいビーカーを構築して必要な水だけいれて発動してるからよ。だからみんな同じ威力なの」


「ん?ちょっと待て、みんな無詠唱でやってるじゃん。じゃあみんな《魔力を込めて》るんじゃ?」


「無詠唱ってのは、頭の中や意識の中、または無意識の中で詠唱をしてるのを言葉にしないだけよ。意識の中で詠唱するなら、当然言葉にするより早いわよね?だから早く発動するのよ」


「魔力が100ある人が最大魔法を撃とうとする。最大魔法の《消費魔力》は20と設定する。魔力が100あっても最大魔法が5発うてるだけ。でもダーリンは違うわ。一発に100込められるのよ?どっちが一撃が強いかは一目瞭然よね。しかもダーリンは魔力の総量がバケモノ」


「はっきり言うわ、ダーリンは種火でこの街を一撃で灰にできるのよ!」


そうだったのか、、、いやいや。

「みんな同じ方法でやったら?」


「じゃあダーリン、これからの人生みんなに教えて回るの?世界のすべてが吸い出される方法なのに、いちいち押し出すやり方教えて回るの?みんな吸い出されるに慣れてるから、押し出すを教えるのは大変よ~~」


「・・・ないわ、、」

「ないわね」


「さあ、ここからが本題よ!!」


「まだあるのか、、、」


「ダーリンはさっき、私がデレたと言ったわね。違うわ!勘違いしてる!!ダーリンがデレたのよ!!!」

アリサはソファーの上に立ち、右手で俺を指差し、左手を腰に添えて腰をつきだす。


「何故私をわざわざ膝に呼んだの?何故私の為すままになってるの?何故そんなに優しく微笑むの?!みんなあんたの行動よ。わかった?私じゃないの、あんたがデレてるのよ!」


な、、まさか、、、、俺がアリサに、、、、

アリサではなく、俺から、、、


「おーほっほっほ、勝ったわ!私が惚れさせたのよ!勝ったわよ!」

マンガに出てくる高飛車お嬢様のように右手を口の隣に逆ヤッホーの仕草をする。

そして、渾身のガッツポーズだ。


なんだ、、この敗北感は、、、

ダメージがきつい、、想定外だ、、、膝が震えている。

なんということだ、、


そうか、アリサ、教えてくれてありがとう。今ならまだやり直せる。まだ戦える。


「ありがとな、アリサ。教えてくれて」

俺はソファーに座ってる状態で両膝に両肘をつける。そしてうなだれたまま発言した。


「いいのよ!これからよこれから!」


「ああ、そうだな、、これからだアリサ、、、」

俺は顔だけあげて片側だけ口角をあげてニヤリとする。


「え?なに?」


「今日は負けた。完敗だ、だがまだ終わりじゃない。明日がある。俺たちには未来がある。そうだろ?アリサ」


「え、ええ、そうよ、、、、」

アリサは一気に不安顔だ


「知らなかったらな、アリサ。俺は知らなかったらこれからも気づかずにデレ続けたろう。だがな、俺は知ってしまった、、敗北感と共に知ってしまったんだ。」


「今日は負けた!!だが、未来にお前の勝利はない!!もうデレない!お前の勝利は過去の栄光だ!!残念だったなアリサ!」

あーっはっはっはっはと俺は立ち上がって笑った。

アリサはORZな態勢をしている。


「何やってるんですか?ご主人様」

部屋の扉開けて、その場で言ってきた。


「あ、、いや、、」


「ご主人様はわたしがいないと、アリサとバカばっかりして、、、本当、ご主人様は畜生なんだから、、、」

ナタリーは部屋に入り、歩きながらぶつぶつ言って、ソファーの机のところにあった俺のコーラを飲んだ。


「俺はお前の変貌ぶりに恐怖を感じるよ。サムソンと面談を希望するよ、、、」


「違うわよダーリン、こっちが素よ。初めは猫かぶってたのよ。また勘違いよ」

アリサは立ち直って耳元で言ってきた


「またか、また俺は勘違いをしたのか、、、」


「ご主人様、いつまでもアリサと遊んでないで私もかまってください。本当、畜生なんだから、、、、」

ナタリーはソファーに座っている


「ヤバイわね」


「俺刺されないかな」


「ハーレム管理者として、努力はしてみるわ」


「ご主人様!早くここに座ってください!」

ナタリーはソファーの空いてるところをバンバンと叩き、俺を呼びつける


「はい!ただいま!」


俺はナタリーの練習の成果の話を聞いたり、頭を撫でたりしながら、俺の生きる道を模索した。



・・・・・

・・・・・


飯は米を炊いてくれたみたいだ。

ご飯が皿に出てくると、俺と来栖、アリサは絶句した。

完全なるお粥だったからである。


「まあ、お粥もありっちゃあ、ありだな」


「お醤油もあるからね」


「すいません、先輩。次はちゃんと教えときます」


「そのまえに来栖、お前電子ジャー以外で米炊いたことあんの?」


「いえ、ないですね」


「「じゃあ無理ジャン!!」」


・・

・・・

・・・・


「なあ、コニー?これなんの肉なんだ?」


「・・・・・ホーンブルの肉・・・・」


「ホーンブル?」


「・・・魔物・・・・」


「魔物食うのか!牛とか豚とかいないの?」


「先輩、肉は基本魔物です。オークとかも食べますよ。結構おいしいですよ」


「そっか、まあそりゃ慣れるしかないな」



夕食後はそれぞれ、おもいおもい過ごした。


アリサには、調べた結果、杖を持てば魔法障壁が使えるようようだが、まだレベルが足りなくて発動できないらしい。

ナタリーからは、身体強化の成果を聞いた。あまり意識しなくても戦闘にはいると効果がでるらしい。ただあまり長時間戦闘すると、目まいを起こすらしい。まあ身体強化に魔力を吸われてるとすれば、そういうことになるな。

来栖とは、今後竜神王とどうするのか?とか、ヴィーヴルは来栖と共にしてるとヴィーヴルは言っていたが、実際には一方通行で呼び出すとかは出来ないってことだった。

ユリアには、どうやって一気に魔力を増やしたか聞かれた。こいつ基本的にしつこい。俺のスキルだから説明のしようがないと言ったが、食い下がってくる。俺の奴隷になったら増えると言ってやっと諦めた。俺は嘘は言ってないんだから仕方ない。

コニーは、、、、、、、まあ無理だ。会話が続かない。どんな性格か全く見えない。



今日の寝室を割り当てられることになった。

ユリアが案内してくれる。俺の部屋を案内してくれた。中を見ると結構広い、ベッドもダブルサイズぐらいはある。

ユリアが次の部屋に移動しようとすると、


「私はご主人様と一緒で大丈夫です。お気遣いなく」


「私も当然ここで寝るわよ」


「な、何言ってるの?!ダメよ!結婚してないんでしょ?」


「何言ってるのはそっちよユリア?私たち奴隷よ?奴隷は主人と同じ部屋で床に寝るのが当然じゃない?」


「そ、それは、、そうかもしれないけど、、、、、、違うわ!アンタたち全く奴隷の態度してないじゃない!そんなの無効よ!」


「無効もなにも現実を見なさい?当たり前なのよ?どんなにしつこく否定しても、奴隷紋が発動するから無理よ」


「うう、、、じゃあタカフミさんに言ったら」


「やっと、さん付けしたわね、でも勇者パーティは勇者パーティのルールがあるように、うちにはうちのルールがあるの、諦めて」


ユリアは同衾がよっぽど恥ずかしいのか、顔を真っ赤にして俺とアリサの顔を交互に見ている。

アリサはユリアにとどめをさせといわんばかりに俺をひじでつつく。

はあ、、、しゃーない


「ユリア、気遣いはうれしいがこれがうちの不動のルールなんだ。諦めてくれ」

俺がそういうと仕方なく諦めた。

ユリアが次トイレに案内してくれてるが、ユリアに聞こえないように俺はアリサに耳元で言った。


「アリサ、強引に押し切ったな」


「当然よ、知らない家で1人でなんて寝たくないわ。それに良く考えてみて。奴隷商からでて1人寝はしたことないのよ?」


「まあ、そうだが」


「・・・・ダメよ、アンタたち1人ずつにしたら私をのけ者にするに決まってるんだから!絶対そうはさせないわ」


「はあー さいですか」

ダメだったか。さすがアリサ。こういう方面は勘がするどすぎる。


トイレを案内してもらって、そのあと風呂を教えてくれた。

風呂はこれから水を用意して、ユリアが温めるらしい。俺はそれを断った。


「おれの生活魔法、お湯が出せるんだ。だから用意いらない」


「・・・?生活魔法にそんなのはないわよ?」


俺は湯船にお湯を練成して見せた。

また自分の知らないことをさらっとやられて、どうやるのとしつこい。こいつ本当しつこい。

もううんざりしてきたとこで、


「はあぁ、あとで私たちの分ももらっていい?」


「おういいぞ、もう入ってもいいのか?」


「ええ、いいわよ」


「じゃあユリア、私たちはこのまま入るから、アナタは出てってちょうだい」


「ええ、わかったわ、行きましょ、タカフミさん」


「何言ってるのよ?一緒に決まってるじゃない」


「な、な、な、」


ユリアがおたおたしてる間に、アリサは俺をみてさっさとお前がとどめをさせって顔をする。

俺もぶっちゃけ、ナタリーと入るか一人ではいるかでいいんだが、、、、、


「ユリア、うちのルールだから」


「ダメよ!それは絶対ダメ!!ダメよ!!」


「まあまあ、わかったから、、、、」

俺はそう言って、ユリアを来栖たちがいるリビングに一緒に連れてった。

リビングに入ると来栖とコニーが見えるが、来栖に立つように言って、


「来栖、ユリアに抱きつけ」


「え?えええ?何でですか?」


「うるさい、ほら、早く」


「な、何言ってるのよ!!余計なこと言わないでよ!」


俺はユリアの背中を押して、来栖の目の前まで押した。ユリアはこれから自分に起こることを想像して茹で上がるほど真っ赤だ。

来栖の前に押し付けると、来栖に目線で『やれ!』と言う。

来栖も緊張してるのかおずおずとユリアの背中に手を回す。それを確認してから、


「来栖、俺たちは風呂に入ってくる。そいつ邪魔だから、俺らが出るまで離すなよ」


「はい、、、、先輩、、、」

来栖もぽーっとしてる。こいつDTだな

ユリアは、

「ちょ、ちょっとやめなさいよ!、、、、、タクトも、、、離して、、、、」


そんなことを言ってるのを聞きながら風呂にもどる。

2人はもう入っていた。湯船はぎりぎり3人つかれるぐらいかな。

俺が風呂場にはいると、アリサがザバーっと風呂から出てきて、俺の前に立つ。また洗えってこと?


「石鹸あるから、自分で洗ったら?」


「初めてのお風呂よ?そのくらいサービスしなさい?」


「・・・わかったよ」


アイテムボックスから石鹸とタオルを出して、アリサの頭と体を洗ってやる。お湯で流すと、今度はナタリーが出てきて俺の前にたつ。


「ナタリーは自分で洗ってもいいんだぞ?」


「お願いします、ご主人様」


「はあ、本当毒されやがって、、、、」


俺はナタリーも洗ってやる。終わると今度は2人が洗ってくれる。ボディ洗いだ。

3人で狭いが湯船につかる。


「はあああああああ、、やっぱ風呂はいいなー」


「本当ね、早くお家借りましょ。なんなら一週間ぐらい家から出ないで退廃的な生活する?」


「またお前はそういうことをいう、、、」


「ご主人様、一週間ってなんですか?」


「ああ、そうか、うんとな、7日間を1週間、30日を1ヵ月って言うんだよ。無理して覚えなくてもいいけど、出来たら覚えておいて」


「はい、かしこまりました」


隣に並んで入ってるナタリーは俺の肩に頭を乗せてきた。それを見たアリサは逆側に乗せるのかと思いきや、俺の上に寝だした。

まあいいか。


「傷つくわ、、まさか無反応なんて、、、、」


「俺はガキじゃないからな。その程度で反応はせんよ」


「フフッ、まあそんなこと言ってられるのも今日までね」


「なんだそりゃ?」


「教えないわ」

アリサは満面の笑みである。



俺たちは風呂を上がってタオルで拭いた。アイテムボックスから全員分新しい下着を出して、古いのをウエストポーチにしまった。ウエストポーチはナタリーの担当になった。

そういえばナタリーは人生初風呂だったはずなのに、感動がなかったな。それを聞いたら俺がいない間に、それはもう済ませたらしい。見れなかったのがちょっとだけ寂しい。

お湯を捨てて、新しいお湯をいれてリビングに戻る。


「風呂借りたぞ、ありがとな。お湯もはいってるぞ、冷めないうちに入れよ」


「先輩ありがとうございます。聞きました、お湯も作れるんですね。本当先輩は正体不明ですね」


「まあ色々出来ても、純粋な戦闘じゃお前の足元にも及ばんよ」


「僕はそれが信じられないですけどね。ラムダさんとの一戦を見た限り、僕がスキルを使わなかったらいい勝負だと思いましたよ?」


「買いかぶりだよ」


「今じゃなくてもいいですが、いつかは模擬戦やりましょう!僕、そういうのも意外と好きなんですよ」


「戦闘狂だったのか、、」


「アンタ、そういうところは勇者を見習いなさい?ちょっと強くなることに関して欲がなさすぎよ」


「ダーリン呼びやめたの?」


「ま、まだ迷走中よ!だから当分そこにつっこまないで!」


「で、お前らは一緒に入るのか?」


「入らないわよ!」

まだ顔が真っ赤だ、一体俺らがいない間になにがあったのか。

しかしコニーはその時どういう反応をしてたのだろうか。本当こいつ謎だ。


「じゃあユリア、僕から入ってくるよ、いいかい?」


「い、いいわよ」


「来栖、お湯抜いてこいよ、また入れに行くから」


「ありがとうございます」


俺らは適当に座談会をしながら、来栖が出るのを待った。主にユリアの俺への質問ラッシュだったが。

結構早く来栖が出てきて、俺らはみんなにおやすみと言って、風呂にお湯を入れて寝室にはいった。


寝室にはいると、2人が下着姿になる


「な、なんだよ、何で脱ぐ!」


「・・・なに反応してるの?服着て寝れないでしょ?」


「あ、ああ、そうだな、当然だな」


「フフッ 明日が楽しみね」


「だからなんだそれ」


「秘密だってば」


「・・・じゃあ寝るか」


2人は俺がベッドに入るのを待っていた。何で待つの?奴隷だから?とか思ったが、何のことはない。俺が入ってから左右を固めるからだった。つうか絶対こいつら打ち合わせしてるよな。所々連携がすごいもんな。まあほとんどアリサがなんかナタリーに入れ知恵してるんだと思うが。


布団に入ると、俺は睡魔に襲われて、寝てしまった。


・・・

・・・・

・・・・・


俺のほっぺをむにーっとつままれる。


「寝たわね」

「寝ましたね」


「わかってる?ナタリー、明日が本番よ。ちゃんと協定は守ってよ?」


「アリサ、わかってます。二人で仲良く共有しましょう」


「打ち合わせどうりに行かなくても、それだけは絶対で覚えていてね」


「はい、アリサ、末永くお願いします」


「私もナタリーの権利は守るわ、安心して。じゃあおやすみ」


「おやすみなさい、アリサ、、、、ご主人様」


2人はおれのほっぺにキスをして寝た。


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