表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旅立ち  作者: 白銀みゆ
58/119

彩伽6

昇った先にも階段があった。

この先にも続いているかもしれない。

階毎に壁の色を変えていくことにした。


10色も使うとは思わなかったが、更に先に続いている。

仕方がないので、1色目をもう一度使用することにした。


「一体どこまで続いているの…」


アルテルも戸惑いながら階段昇り続けているが、ふと周りを見回したと思うと、

彩伽の手を取り、外へ飛び出した。

外側から様子を見ると、一番上から一番下まですべてが彩伽の場所になっていることが確認できた。

実に50階であった。


「なに…これ…」


アルテルもさすがに驚いていた。


「こんなことは、初めてです。」


そして、アルテルは続けてこう告げた。


「ここへ来る前に何があったかを覚えています。

彩伽はそれを覚えていなかった。

それ時代が異例なことです。」


アルテルは少し考えると、こう言った。


「もしかしたら、彩伽は記憶を失っていたせいで、

能力の全てを発揮できていなかったのかもしれません。

しかし、これほどに変化するとは…」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ