美とは大変なものです。
新年 あけまして おめでとうございます。
昨年はいろいろと悲しいことなどがありましたが。
今年は皆様にとって良いお年でありますように、願います。
あの後大変でした・・・
えぇ・・・ホントに、大変だったのです。
美に目覚めたと勘違いしたお母様とお姉様にお風呂に入れられ、メイドさん達にオイルマッサージされ、商人を呼びお洋服のサイズ測り、洋服選び・・・これが一番きつかった。
皆様には分かってもらえるだろうか、この服はダメだ あの色がいい アレとこれを組み合わせて・・・~~~~~・・・などと何度着替えたことか、そう正しく 女の子の喜ぶ玩具のリ〇人形状態!! 幼き頃遊んでたリ〇ちゃん人形ごめんなさい。もうあんなに着替えさせません。
疲れた!! 疲れてけどツッコみたい!!
何をツッコみたいかって??
まだ、産まれて1歳にもならない子供に、オイルマッサージ何て要らない!
だってそうじゃない!
赤ちゃんって肌理細やかなでモチモチお肌で色白なもんじゃん!
そりゃあ、10代20代になればスキンケアーは大事よ。
でも、今は要らないと思う。
結局、洋服を10着も買っていた・・・まだ、小さいんだから直ぐ大きくなって着れ無くなるから勿体無い・・・着れなくなったら孤児院に寄付しましょう。
そう思い、寝につくのであった。
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あれから2年近くたった。
相変わらず、お母様とお姉様は私を着飾る事に熱心。
お兄様とお父様は、お仕事(父 王の側近 兄 次期王皇太子の護衛兼側近)の傍らで、私とお姉様の害虫駆除に必死になっている。
私も3歳になり、家にある何千冊とある本を読みつくしてしまった。
そして、この世界の事が分かって来た。
街並み生活風景は、中世ヨーロッパ風 なのだ、ただ違うとこは魔法がある事。
うちが納めている領地は一番大きいらしい。
しかし、この世界には 清潔 不潔 雑菌 汚染 と言う概念は庶民には無く。
普通に洗濯したり、食事に使ったりするのが一緒・・・マジであり得ない。
魔法で出せば??
と感じた人もいるだろうが、魔法が使えるのは一部の人で精霊に好かれないと使えない。
しかも、特性があるので水魔法が使えるもの火魔法が使えるものとあるから どうする事もできないのだ。まぁ・・・たまに複数使える人もいるみたいだけど、そんな人はみんな 魔法部隊に所属しているため、無理なのだ。
用水路や除菌に対しての認知無いから 疫病がやはりあるらしい。
私が生まれる10年前もあったらしい。
その時は、市民の4分の1が亡くなった。
「お父様に提案書でも作成して渡して見たほうがいいかも・・・でも、一度自分の目で領地を見ないとどのようにして、改善させていけばいいのか プランが建てられないわ・・・」
思い立ったら直ぐ決行よ!
アル部屋の前
コンコン
「入ってもよろしいですか?」
父「あぁ・・・いいよ。」
とお父様に領地の見回りについて行きた事を伝えるためにお父様の書斎に行ったのであった。
少しずつ進みます。
次かその次ぐらいには領地にある農村 孤児院などに向かいます。
1話1話が短くてすいません。