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転生したらしい。

突然光に包まれたと思ったら何もない光の世界に飛ばされているんだけど何これ?


あたり一面真っ白で何もない、広いのか狭いのかすらわからない謎の空間?


「なんだ、ここ?」


えっと、覚えてるのは確か…会社に向かうため電車に乗ってたら突然の腹痛で漏れそうなのを我慢して途中の駅のトイレに駆け込んだと思ったら光に包まれてそれから…


「其方の認識、間違っておらんぞ」

「よかった、そうですよねって、あなた誰?」


声がした方向を見るとザ・女神って感じの人がさも当然のように佇んでいる。


「人にものを尋ねるならまずは自分から名乗ったらどうだ?」

「え?、あ、すいません私は…」

「我は女神アスティナ其方がいた世界で言うところの神様だ!」


あ、自分から自己紹介始めた。


「女神アスティナ…様ですか!?そのアスティナ様が私をここに呼んだのですか?」

「そうだ、貴様は世界に絶望しておったろ?そして今どきの若者にしては珍しく神に縋った希少な人間だったからな気に入って呼び出したのよ」

「世界に絶望?」

「そうだ、絶望していただろ?」


絶望ってなんのことだ?もしかしてトイレに駆け込んだ話か?


「いやいや、腹痛でトイレに駆け込んだだけですよ!そりゃあ信仰心のないごく普通の日本人である私が神に縋るのは受験の時か漏れそうな時ですけど絶望まではしてませんよ」


「え!?マジで?嘘でしょ」


あぁこの女神アスティナもしかして神様初心者か?


なんかやばいやってしまったって顔し始めてんだけど、絶望してたことにしといた方がいいのか?

いやでも絶望してないんだけど、やっばいな〜女神様こっち向いて助け求めてんだけど…。


「えーと、あ!そうだった絶望してましたー!(棒)」

「そうじゃろ!そうじゃろ!絶望してただろ!」

急に元気になったなこの女神。

「それでこの光の世界に呼んだ目的はなんなんですか?」

「コホン!もちろん其方を希望溢れる世界に転生させるためじゃよ」

「え!転生?」

「其方を転生させる世界は剣と魔法のファンタジー世界!魔物や怪物にドラゴンなどロマン溢れる魅惑の世界に転生させてやろうではないか!」

「(剣と魔法のロマン溢れる世界への転生!?)マジですか!?」

「マジです。では早速転生させますよ」

「え!早速!?なんか騙されてる?」


ニコッと笑った女神を見て嫌な予感を感じる、この直感は当たるな。と思いながらまた光に包まれていく。

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