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壊れた手のまま

決して実際に会った事例ではございません。

悪魔で、ひとつの小説です。

誹謗中傷などはお控えください。

カビは残った。

苛立ちも羞恥も、自分の中にこびりついていた。

思い出そうとしなくても、勝手に滲み出てくる。

それでも、少しずつ、彼女は笑えるようになっていた。


カビが剥がれるわけじゃない。

きれいになるわけでもない。

でも、彼女は自分の手足で、もう一度立ち上がることを選んだ。


泣いた夜をなかったことにせず、無理に忘れようとせず、

ただその重さを引きずったまま、地面を踏みしめた。


そして、彼女はもう一度、壊れてしまった手順を、一つずつ確かめるように歩きはじめた。

言葉にできなかった時間を、自分の足で言い直すように。


今回私の作品を見て下さりありがとうございます。

どうかあなたの心に刺さりますように。

そう祈りながら今日も眠りについてます。

本当にありがとうございました。

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