「人の弱さ」
例えば他責思考でなんでも他者のせいにし保身に走ったり、自分は他者より優れていると思っておかないと自我を保てない、自分は他者より優れていないことに気づきながらもプライドが邪魔して受け入れられずに人を貶めること優先したり、等々上げればキリがないが、大体は実力も無いのにプライドばかり高いことが原因である場合が多い。そして弱さとは言うまでもないが「自身の実力を受け入れられない」という事である。解決策はその者の持つ自尊心を徹底的に破壊し均してやる事だ。そうすると弱さを受け入れることができる、というか受け入れざるを得ない。しかしながら自身の自尊心を他者から徹底的に破壊されるというのは、とても苦しく時間がかかる。ただこういう弱さを認めるという行為は、人格者であるための絶対条件だし、「大人」であるための、他者から尊敬されるために必要な絶対条件でもあるだろう。
ので、自分の欠点を受け入れるという行為がとても苦しいと思っている貴方がいるなら、その苦しさはあって当然のものだと思って欲しい。苦しいが故に必要以上に自身を責める必要は無いし、ゆっくりと向き合って、長い時間をかけて、少しづつ自分の弱さ・欠点を、自分で認められる強さを獲得して欲しい。その行いはとても尊いものだしとても美しい。辛く苦しい道のりになるだろう、けれどその先には、光が指している事を約束する。