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第漆話 初帰宅と晩御飯

「ただいま〜!」

家の扉を開けるとともにシエルの元気すぎるな言葉が響いた。

…元気だな。俺自身は今日一日で色々あり過ぎて今にも倒れそうだ。

部活はしていたので体力には自身があると思っていたのだが…

「あら、おかえりなさい。」

「ただいま戻りました…」

「ふふっ、その様子だとかなり疲れたみたいね。もうすぐ晩ごはんにするから待っててね♪」

「はい…」

俺は足元から崩れ落ちるように椅子に倒れ込む。こっちに来てからずっと立ちっぱだったから足が棒のようだ…





   ◇  ◇  ◇




家に戻ってきて5分ほど経っただろうか、睡魔に襲われ今にも入眠しそうだった俺を叩き起こしたのは、

向こうの世界では嗅いだことのないほどの腹が減る匂いだった。

「さ、寝てる人は起きてください!今日の晩御飯が出来ましたよ!」

その声を聞きガバっと勢い良く飛び起きた俺の目には3つ星…いや、5つ星のレストランでも出ないような豪華な料理の数々が飛び込んできた。

「さて、今日の晩御飯は『モーギュのステーキ』『ダートンのハラミ炙り』『骨鶏の卵焼き』その他山菜のサラダですよ。」

うおぅ…おっと、唾が溢れてくる…危ない危ない。

「今日は新しい家族も出来たことだし、張り切っちゃいました!」

食器や箸もあるみたいだし、食には困らなさそうだ。

「「いっただっきま〜す!」」

こっちに来てから初めての食事だ。よく味わうとしよう…

第漆話 初帰宅と晩御飯 完

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