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第陸話 異世界と農業生活


【農業特化】


…ん?

何だこれ?死ぬ前の世界でも転生モノは流行ってたけど、こんなの見たことないぞ…

「農業特化?」

「なんじゃこれ?こんなの見たこと無いぞい。」

いくら村長でも見たことがないらしい。

「普通とはちがいますよね…どうしてこうなったんでしょう?」

シエルはしきりに首を傾げている。傾げすぎて折れそうだ。

「普通とは違うってどういうことなんだ?」

「普通、スキルのところにはその人が持つ『属性』や『特技』などが出るんです。」

「たとえば、私の場合だと【雷属性】が付いているんです。」

そう言いつつシエルは腰のポーチから自分の魔力紙を俺に手渡した。

なるほど、確かにスキル欄のところに【雷属性】と刻まれている。

「ワシは水を使えるぞい。」と村長。

「うーん、でも農業となるとあまり実用性は無いかな。」

「そうでもないと思いますよ?」

「…?どういうことだ?」

「実は今農作物が王都で不足しているんです。」

「それが売れればかなり良い収入になるんじゃないですか?」

「ふむ、なるほど。ならば月斗くんは『農作物を作りつつ、王都に売りに行く』を生業にしようか!」

ま、まあ仕事が無いよりはましか。

「それなら私の家の裏にある畑で農業しましょう!」

「まあ、今日はもう遅いから明日からじゃな。今日は帰って休むと良い。」

「はあ…じゃあ、お邪魔しました…」

そんなこんなで魔法ありの世界で農業しながら暮らすことになってしまった…

まあ、やり方によってはどうにかなるだろう。今日はもう疲れたし、帰って休むとしよう。

第陸話 異世界と農業生活 完

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