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第什伍話 薫さんとマッサージ

「ふう…」

「ふふっ♪気持ちいいですか?」

「ああ…」

2、3度理性が吹っ飛びそうになったがそこそこ疲れは取れた。で、今は何をしているのかと言うと、風呂から出て服を着て、脱衣所前のホール(?)の椅子に座っている。それで、こんな椅子に座っている理由は…

「あっもう!動かないでくださいってば!」

この人だ…先に風呂から上がりお座敷のような場所があったから座って休んでいたら、風呂からあがってきたシエルが俺を見るなり「椅子に座ってください!さあ!」と言うので椅子に座ると、唐突なマッサージが始まったのである。

「終わったら、足のマッサ―ジですよ。」

まだ続くのか…勘弁してくれ…

「いいな〜。私もたまには誰かに揉んでほしいもんだねぇ。(チラチラ)」

「…それ、俺に揉めって言ってるようなものですよね…?」

「いやいやそんなことは言ってないがなぁ。」

ウソつけ。口角が上がりきっているぞ。

「うーん、揉むことはできませんが目の疲れを取る方法なら教えますよ。」

「それだ!さあさあ今すぐに教え給え!」

「わかりました。じゃ、タオルを2つもらえますか?」

「おう!ちょっと待ってくれ!」トテテテテテ…


 ◇ ◇ ◇


2分後…

「ほれタオル2つ。」

「じゃあそれを温泉につけて絞ってきてくれますか?」

「おう!」ドタタタタタ…


 ◇ ◇ ◇


1分後…

「よしできた!で、これをどうするんだ?」

「それを目の上に乗せる。」

「おお〜。これはすごい。」

「確かにすごいですねぇ。」

いつの間にシエルはタオルを持ってきたんだ…

「暫く続けると良いと思います。じゃ俺はこの辺で…」

「おう、わかった。じゃ〜な〜♪」

いやー良かった良かった。やっと家に戻れる…

「あっ、そういえばきのうのクリスタルは何だったんだ?」

「ん?じゃあ、家に戻ったら説明してあげますよ。」

第什伍話 薫さんとマッサージ 完

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