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第什弐話 農業と弁当

「さて、到着しましたよ。」

お、着いたか。

「さて、これから作物と動物の育て方について教えてあげましょう!」

シエルは漫画ならふんすと効果音が出ているかのような感じで鼻を鳴らしつつ胸を張った。

「最初は作物からですね。えーと、この鍬を使って畑を耕しましょう!」

家の裏の小屋に立てかけてあった鍬を手に取り畑へ向かう。

鍬って意外と重いんだな…体感二キロほどあるように感じる。

「よっ。ほっ。」

鍬を振り上げ、振り下ろし、土をよせて畝を作る。その作業を繰り返すことだいたい30分。

「ふう、こんなものでしょうか。じゃ、次は野菜や薬草の植え方ですね。」

「えーっと、こう指で2センチぐらいの穴を開けて、種を入れたら土をかける。そしたら、10センチほど開けてまた植える。これの繰り返しです!」

「なるほど。結構簡単だな。」

…とは言ってみたもののやってみると結構きつい。植えている間ずっと中腰だし日が照ってかなり暑い…



 ◇ ◇ ◇



「大丈夫ですか?」

作業を始め2時間ほど経っただろうか。

「そろそろ休憩しましょう!お弁当を作ってきました!」

「おお、それは嬉しい。ちょうどお腹も減ってきたところだ。」

近くにあった木の陰に行ってシエルの持ってきたという弁当を受け取った。

お、なかなか美味しそうだ。向こうの世界で言うサンドイッチ…だろうか。中にはジャムのようなもの、キャベツとたまごペーストのようなものが入っているものがある。

「食べ終わったら、動物の世話の仕方についても教えてあげますよ♪」

第什弐話 農業と弁当 完

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