明日が来た自分は昨日がない
目が覚めた。
そこはまるで何事もなかったような空気が漂っている。
そして、昨日のことはすっかり忘れている、何していたんだろう、何も思い出すことはできない。
何もなかったのだから。色端会議はあっけなくお開きされる。僕の了承も得ずとも、勝手に終わる。
そして、次の日に僕を起こす。
意味もない時が僕を刻ませて。自然に体力も落ちてゆく。日の光も真っ暗に閉ざされた。
明日が来た僕は昨日がないのだ。
何もない時が僕を次の日にさせた。
望んでない世界が僕に見せつけようとしている。
実際、今日が何日なのか全くわからない
だれも教えてくれないからだ。いや
僕が知ろうとしていないからだ。
親に消された僕は、まるで血の塊なのだから
時なんて知らなくても、この世から自然に消えてゆくことができるのだから。だから、、、、
そこで言葉は僕の頭に定着してゆく
親の名前も忘れた。僕の妹の歳も忘れた。自分の生気も感じ取れなくなった。そして、この世にないものにされる日がいつか来るのだろうと思うと、感じ取れなくなった生気から、声を荒げて涙が溢れ出てくるんだ。
「、、、、まだ、未来が見たい」
僕はそう言う
だれも願ってない未来を僕は欲しがった。




