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君と空とこの想い

作者: 星ノ宮 紫希

雷が鳴っているのは

君が怒っている証拠

音が鳴るたび

光を見るたび

“ごめんね”と謝る

僕が君にできることが

それしかないのだから



雪が降っているのは

君が寂しがっている証拠

空気は冷たい

けれど、吐息は暖かい

僕の吐息で

君の寂しさを

溶かしてあげたいと

そう思っているんだ



雨が止まないのは

君が悲しんでいる証拠

突然泣いたり、激しく泣いたり――

その理由を知ることも

涙を拭ってあげることも出来ないけれど

どうか止んでほしい

と、いつも願っているんだ



曇っているのは

君が不安がっている証拠

「どうしたの?」

と、君に触れることさえ許されない

もどかしい気持ちが

いつも僕の心を締め付ける



晴れているのは

君が笑ってくれている証拠

君の笑顔は

こんなにも僕を救ってくれている

その笑った顔が

僕の一番好きな君の表情



たとえこの想いが君へ届かないとしても

もう二度と君と出逢うことがないとしても

僕はどんな時でも 

何度でも

君を思い出すよ



手の届かない

遠い場所にいる君へ

届ける言葉はただ一つ

これから先もずっと 


”大好きだよ”




――あぁ、今君は

笑ってくれているんだね




読んでいただきありがとうございました!

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― 新着の感想 ―
[一言] 暖かくなる詩ですね^^
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