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蒼の狼  作者: 宮野狐々
#0
8/14

#0 【8】

やがて、広い十字路に出た。丁度信号が青に変わり、僕は一人横断歩道を渡る。


辺りを見回すと、歩行者が数十人と、車が7,8台しかなかった。人や車が沢山あって、ごちゃごちゃした景色に慣れていたせいか、不思議な気分だった。


……寒さが、少しばかりか強くなった気がした。顔の肌に痛みを感じ、僕は軽く手で抑える。



この辺りまで来ると、地面に張り付く雪が、少し氷っぽくなっていた。スカイブルーが僅かに映って、青みを帯びている。


少し足を乗せてみると、いとも簡単に動いた――僕は、慎重に、氷を踏んで崩していきながら歩いていく。


「っと……」

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