第二十七話
UTAが配信に出ることを決めてしばらくの時が経った。現在の時刻はもともと配信を始める時刻になり残り一時間後には今回の配信を始めることになる。
午前中のような事故をしてしまったので待機人数は少ないことになっているだろうと思ってはいた。しかし、現在の待機人数はそんなことなくそれよりも自分の配信でも見たことないほどの数が集まっていた。
「なんでこんなに集まっているの?」
「さっき言ったでしょう、ネットニュースで挙げられているから、普段見てない人がどんなものか見に来ているのよ。そのおかげで、この待機人数になっているのよ。」
「なんでそんな事で見に来る人が増えるんだよー…。」
そんなことに嘆いていると、姉である朝日が近づいてきた。
「そんなことに嘆いてくるんじゃないよ。UTA。そんなことしているのならこれからの配信の事を考えなさい。」
「でもさ~、」
「でもさ~も、関係ないのよ。今私たちはさっきの事故でいろんなことを求められている。だから、それに答える必要があるのよ。」
「あ~、もう分かったよ。やればいいんでしょう。」
そうして、改めてこれから先の配信に決意を決めるのであった。
そうして、配信の時間が迫って来た。姉はあの後、トラッキングスーツを着に行き準備をしに戻っていった。そうして、配信の時間まで気持ちを作っていた。
そうして、ついに配信の時間がついに来たのだ。
【初発表】唐暮茜のオリジナル曲【カラーイッシュとコラボ】
画面が待機画面の方から、伽羅が映っている画面に変わった。しかしそこに映るのは正座をしている唐暮茜が映っていた。
「まずは皆さん、こんばんは。今回の配信の最初は謝罪からにさせていただきます。」
『こんばんは~』
『待ってたよ~』
『まさかの最初が謝罪ですかWWW』
『いやそれはやんないといけないよWWW』
『確かにWWW』
「まあ、皆さんはもう分かっているとは思っていますが、今日の午前中に私がしたゲリラ配信が原因ですね。」
『まあ、そうですよね』
『まずはそのことを謝らないといけないよね。』
『やらないと先には進めないよね。』
『でも、本当に弟なの?』
『そこも気になるよね。』
「あっ、コメントの話がずれてしまうのでさっさとやってしまいましょう。今回、私が軽率にもゲリラ配信をして多くの人に多大な迷惑をかけたことを謝罪させていただきます。本当に申し訳ありませんでした。」
『カラーイッシュのファンの皆さんすみませんでした。』
『G・L・Vのファンのみんなさんすみませんでした。』
『だから、もう責めないでください。』
『お願いします。』
『なんかコメント欄が変になっているな』
『でも、あんまり気にしてないからいいんじゃないかな。』
『自分も気にしてないよ。面白いと持ったから。』
『俺も!』
「では、謝罪もしましたので、今回の最初の目的である配信をしましょう。みんなー!歌が聞きたいかー!」
『聞きたいでーす!』
『楽しみしていましたー!』
『待ってましたー!』
「では、もう待つのが出来な人たちもいるので、最初は曲からやっていこうと思います。では聞いてください[真っ赤な誓]!」
「ふう~、歌い終わった~。みんなどうだったかな~?この曲すごく私を表現できていると個人的には思っているんだけど?」
『良かったよー!』
『目を閉じて聞くと茜の事を思っちゃいました!』
『何回聞いてもいいと思える曲でした!』
『言葉にできないです。』
コメント欄はみんな良いという意見で溢れていた。また、スパチャも多く投げられており合計すれば結構な金額になるほど投げられた。
『てか、スパチャやばくない。』
『やばいよ、自分もつい投げちゃったけど、みんな投げちゃったからすごい額いってるよ。』
『くっ、最速には間に合わなかった』
『クッソ俺こそが最速で出したかったのに』
『ふっはっはっはっ、俺こそが最速で出したものであるぞ、ひかえよ!』
『はああああ』
「コメント欄に変態がいますが、まあ無視しましょう。では、今回の曲を作ってくれたカラーイッシュの皆さんに出てもらいましょう。どうぞー」
そうして、背景の画面に僕たちが映るのだった。
「「「「「こんにちはー、カラーイッシュでーす。」」」」
『わああああ!』
『あっ、UTAさんがいる!』
『本当だ!ねえ、今どんな気持ち!』
『今ものすごく知りたいんだよ、教えてください!』
「あー、とんでもなく恥ずかしいです。はい。」
「だから、気にしないようにしないといけないって言ったじゃん。」
「そうは言うけど、どうやっても気になるにきまっているじゃん。」
そんな感じで、UTAと唐暮茜で掛け合いをしているとコメント欄は大盛り上がりをした。
「でも、本当にUTAと茜は本当に双子なんだね。」
「そうだよね~、並んだ見た時は~、違いが~見つけるのが~、大変だよね~。」
『それほど似てるの!』
『うわあ~、同じ衣装着せたい。』
『確かに。』
「じゃあ、今日の配信ですることを発表したいと思います。今日の配信は、カラーイッシュの皆さんが演奏して歌ってみた配信をすることです!」
『えええええ、いいな!』
『プロレベルのバンドが演奏しながら歌ってみたをやるとかずるい!』
『俺もそれで歌ってみたい!』
「じゃあ、UTA私とデュエットして歌いましょうか。」
「はーあ。分かったよ。やりますよ!」
「じゃあ行くよ!まずは、カラーイッシュの代表曲[君はどんな色?]!」
そうして、二人は色々な曲を歌っていった。どの曲も高いクオリティーで歌いきることが出来、コメントも盛り上がっていた。そうして、時間いっぱいまで色々な曲を歌った。
「ふう~、もう時間が来ているみたいだね。」
「そうだね。じゃあもう終わりになっちゃうね。」
『えええええ!』
『まだ終わりにしないでよ!』
『そうだよ、もっとクオリティーの高い曲聞かせて!』
「でも、もう時間が迫っているから、やるとしたらまた今度。」
「じゃあ、最後に終わりの挨拶をして、終わりにします。せーの。」
「「おつかねー。」」
『おつかね~』
『おつかねー』
『おつおつ』
『おつかねー』
-------このまま配信は終了しました-------
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