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第十五話

カラーイッシュが配信を始める1時間前。


唐暮茜の中の人である、黒江朝日は今日の重大発表をするために、配信の準備をしているところである。


今回の発表のためにする企画は同期を呼んでのゲーム配信。そのために、今ディスコードには自分に加えて同期の二人がいる状態である。


「それじゃあ、さっきの打ち合わせのまとめをするから、分からなくなったらもう一回聞いてね。」


「「OK~/りょう~かいです。」


「じゃあ、まず最初に、今回の配信はゲームのマリモカートをして私たちの中の最下位がコメントから上げられたセリフを言うという罰ゲームをするっていうのは理解しているかな?」


「理解しているからそこは大丈夫よ。まあ、選ばれるコメントがコンプラ違反にならないのが来てくれるといいけどね。」


最初に反応してくれたのは、同期の浅葱(あさぎ)瑠璃(るり)、本名海原遥夏。

そのアバターは、髪を腰まで伸ばしポニーテールの状態でまとめた髪型。年齢で言えば17歳くらい。スタイルは、高い身長に合うように、よく整っており横から見たシルエットは俗にいうボンキュッボンという表現が出来る感じである。服装は、青を基調とした、簡単に言えばセーラ服のように思う服である。性格は、青色をイメージカラーとしていることもあるため、落ち着いたと感じでクールと思うことが出来る。


「いつものように、マリモカートをすれば言いう事も無いから。大丈夫だよ。」


次に反応したのは、同期の東雲(しののめ)菜種(なたね)、本名山城冬華。

そのアバターはショートでまとめられた髪型。年齢は小学生6年生平均程度の伸長。俗にいうロリ体系である。そのため、胸などはない。服装は黄色を基調とした冒険家と言われればイメージするような服装である。性格は、黄色をイメージカラーとしているため、快活を感じることが出来る。


「じゃあ、次に企画の方が終わった後の重大発表についてだけど、一応みんな知っているよね?」


「「うん/そうね。」」


「じゃあ、みんなのオリジナルソングができるという事も分かっている事だから。ここも省いて。」



そうして、配信の時間まで打ち合わせは続くのだった。





【最下位】マリモカートで同期ナンバーワンを決める時が来た【罰ゲーム】


「こんかね~。G・L・V所属、五期生の唐暮茜だよ~。みんな~、元気にしてるかな~?」


『してるよ~』

『元気元気。』

『配信見たら元気になった。』

『今日の発表楽しみ。』


「今日は、いつもの配信とちがって、ゲストもいるよ、まずはこの子。」


「みんなー、こんるりー、G・L・V所属、五期生の浅葱瑠璃だよー。今回はマリモカートではナンバーワンをとって、罰ゲームなんて受けないんだからねー。」


『こんるり~』

『こんるりー』

『瑠璃さまこんばんはー。』

『いつものように、華麗な腕を見せてください』


「はい、私の同期の瑠璃が来てくれました。ここ最近、マリモカートを自身の配信でもやっているみたいだから、結構勝ちを確信しているみたいです。」


「その通り、この企画が一週間前に決まってから、暇な時があれば、マリモカートをして腕を磨きました。そう簡単に負けるとは思わないでください。」


「ですか。では、私も頑張らないといけないですね。では、もう一人も紹介しちゃいましょうか。いでよ~」


「みんな~、こんのめ~、G・L・V所属、五期生の東雲菜種だよ~。みんな、いつものように心をワクワクさせてるかな~?」


『こんのめ~』

『こんのめー』

『ワクワクしてるよー!』

『ワクワクだー!』


「もう一人は、同期の菜種でした。彼女もマリモカートで配信をしてきたみたいだけど、見ていた感じクソザコみたいな感じだから私は結構心配しています。」


「そんなことないの~。あの時は~、偶然そうなっただけなの~、ホントの腕は~、すっごいんだからね~。」


『こんなこと言っていますが、いつもどうりでした。』

『そうそう、いつものように凡ミスで順位を下げてました。』

『いつもどおりすぎて、はいはい、と言った感じになりました。』


「そんな戯言は一度置いといて。五期生全員集合と言いう事で。いきなりだけど、最近見たすごい事とかちょっと話してから、ゲームの方に行こうと思います。じゃあ、最初に瑠璃からよりくね。」


「うんそうだねー、最近起きたで言うと……、あれかな、遊びに行った時に見た事なんだけど、きれいな人がナンパされてたのか二人に男が付きまとわれてたのを見たんだけど。その人が、パンチングマシーンの前に行って勝負みたいな感じになっていたんだよね。そこで、お姉さんがすっごい記録を出していたのが最近見たすごい事かな。」


「すっごい記録って~、どれくらいの記録だったの~?」


「それがさー、まさかのカンスト。でも数値的にはそれ以上でないだけで体感だともっと出てるって言える感じですごかったよ。」


『へー、パンチングマシーンでカンストとするのは凄いな。』

『一度やってみたことあるけど、500以上を出すのにも大変なのにすごいな』

『女の子がその記録出すのはほんとにすごいよ。』



「へー、そんなことあったんだ。じゃあ、次は菜種何かないかな~?」


「私~、そうだね~……、私が最近見た事だとあれかな、カラーイッシュっていうバンドが出していたパック開封の動画がすごいなと思ったよ。」


「菜種も観ているんだねー。そうなの、凄いんだよカラーイッシュは!。」


「そうなんだよね~。さっき上げたパック開封でも、とんでもない大当たりを何枚もしていたり~、もう豪運がすごすぎて~、途中からあたりが来るだけでもう笑いがこらえきれない状態になっちゃたんだよね~。」


『見た見た、あの動画ね。』

『買取価格が5万越えのカードが何枚も出てきてマジでびっくりしたよね。』

『しかも、現環境トップのカードが何枚も出てきたからマジですごいの』


「へーそんなにすごいんだ。私も今度その動画見てみよ。」


「そうなの、すっごいんだからね。特にライブの動画は凄いから調べるならそれを見た方がいいよ。」


「それじゃあ、最後に茜ここ最近の事を教えてもらってもいいかな。」


「ここ最近であったことと言っても、一番大きなことは弟と買い物にいたことぐらいかな。」

「茜、弟が居たんだ。」


「あっ、そういえば、家族構成については言ってなかったね。そうなの、私には双子の弟がいるんだけど。その弟と買い物に行ったことが最近あった事かな。」


『弟がいたんだ』

『いまさらながら、みんなの家族構成とか知らなかったね』

『てか、弟と買い物行くって中がすごくいいんだね』


「その弟とは~、何を買ったの~?」


「そうだね、服を買ったり、クレープを一緒に食べたりしたぐらいかな。」


「へー、まるでデートじゃん。」


「そうだね、まあ弟と私は姿が瓜二つなせいで、はたから見たら女の子の買い物にしか見えないんだけどね。」


『瓜二つ……、まさか男の娘か!』

『男の娘聞いて出てきました。』

『貴様、男の娘侍なぜここに!?』

『男の娘というワードに反応して、ここに参った、さて話してくれるか。』

『はいはい、そんな奴の事は忘れて、話しに戻りましょうか。』


「へーそうなんだ。と、これでみんな話したから。いい加減先に進もうか。」


「そうだね。じゃあ、今回の大本の企画であるマリモカート始めていこうー!」


「「おー!」」


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