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吾輩、爆誕

初投稿なんで優しい目で見てください('ω')ノ



*カクヨム、アルファポリス、ハーメルンにも投稿しています

吾輩は魔王である。名前はまだ無い。

と言うか何も無い。フルチンである。今生まれたばかりなのでね。

ーーーーーーーーーーーーーーー

名前:

種族: 魔王

Lv:

HP: 48000

MP: 2000

STR: 20700

DEF: 18000

INT: 300

AGI: 11000

ーーーーーーーーーーーーーーー


「陛下こちらお召し物でございます。」


頭に山羊の様な角を生やした壮年の執事が恭しく吾輩にローブを差し出す。


此奴は側近。名前はまだ無い。

吾輩と同じく今生まれたばかりである。しかし、フルチンでは無い。バトラーの様な格好をしている。こういう時は普通主人の衣服を優先するのではないのか、吾輩は訝しんだ。

ーーーーーーーーーーーーーーー

名前:

種族: 側近

Lv:

HP: 9200

MP: 800

STR: 1800

DEF: 3200

INT: 500

AGI: 4500

ーーーーーーーーーーーーーーー

「まぁ良い。迷宮(ダンジョン)の場所を決める。着いてくるがいい、側近」

「何処までもお供させて頂きます。」


此処はユーベルン大陸東部。

人間共の地理に合わせるなら、グランツ帝国領内南部に位置するティノール連峰。ということになる。

邪神ダシテム様によると、元々上位の竜種が蔓延るティノール連峰は、人間共にとって未開の地であったそうだが最近は開拓が進み、さらに人間共の生息領域が拡がっているそうだ。

その為邪神ダシテム様は急遽別のところに使う予定だったリソースを用いて、このティノール連峰に吾輩と側近を生み出した訳である。


「この辺で良いか・・・。側近」

「かしこまりました。【マニュピレイト・アース】」

「おぉ・・・。お?」


ティノール連峰中腹の渓谷の側、切り立った崖を見上げながら側近に声をかける。

すると側近が土や岩を操る魔法を唱える。その瞬間、目の前の岩肌が波打ち穴が開く。そしてその中心から急速に穴が拡がって、拡が・・・、


「いや、遅すぎるであろう」

「!申し訳ございません、これでも全力ではあるのですが・・・」

「まぁ良い、得手不得手というのは誰にでもあるものだ。【クリエイト・ウェポン】」


【クリエイト・ウェポン】名前の通り武器を生み出す魔法である。そして今回吾輩が作ったはシャベル。

とある別世界ではかなりの数の命を奪ったという恐ろしい武器だ。それどころかこのシャベル副産物として穴を掘ることにも使えるらしい。やはり人間は恐ろしい生物であるな、敵を害する武器にさえ様々な副次的機能を追加するとは、やはり滅ぼさなければ。


「フンッフンッフンフンフンフンフン!」

「おぉ!!凄まじい速度で穴が拡がったゆく!」


シャベルで崖に洞穴を掘ってゆく、この魔王の肉体を持ってすればこの程度の岩肌などスライムと変わらぬわ!!


ビキッ


「む、今何かおとおぉぉぉぉお!!?!!??」

「陛下ぁぁぁああぁあ!?!?!!!?」


結局、吾輩が少しずつ穴を掘り、側近が魔法で壁や天井を固めるという形に落ち着いた。これならそう時間もかからず一度腰を据えられる洞穴が出来るであろう。


それにしても、生まれて初めてのダメージが崩落とは思わなんだ。

明日もヨンデネ('ω')ノ

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