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ふざけすぎ
アレコレしている間に「きらきら星」ができていた。
しかし、暇で暇でしょうがない。ショウガがない。
「お分かり頂けただろうか。」
謎の渋い男性の声が聞こえてきた。
しゃねえ、あの老人に電話した。
「しもしも俺だよ俺。」
「ボケの渋滞ですよ。」
「冗談だよ冗談。それでさ、暇で暇で仕方がないんだけど。どうにかしてくんない。」
「僕は嫌だ!」
何を言っているんだ?
「坂道の曲の歌詞ですよ。」
そんなのどうだっていい!言ってることわかんなかったのか?
「ちゃんとわかっていますよ。でしたら時間を早めましょう。」
そんなことできるの普通にすげえ。
「それほどでも。ぶりぶりー」
あの土曜日の夕方にやっていた尻を出すアニメのややつだろうか?
てかなんで心読めてんだよ!
「それは神様ですからね。」
「だからそれだよ!」
上品な方だと思ったが、間違っていた。ただの変態ジジイだ!