第ニ話 タイトル決まりませんわぁ
短いですわ~
「あっえっと~村を救ってくれってどういう意味ですか?」
大体分かるけど、分かるけども!
「魔物の集団に襲われていて」
ですよね~勿論俺の答えは~
「分かりました」
行かなきゃテンプレ展開が進まねぇしな! つか、テンプレ展開じゃなくなったら俺、生きてけねぇし!
【テクテク移動タイム!】
「あっ! 見えました! アレです!」
う~わ。メッチャ燃やされとる~
「何に襲われているんですか?」
「ゴブリンです!」
え? ゴブリン! あの、有名な!
「こっわ!」
素直な感想だ。いや、マジで怖い。え~アレと戦うの~バケモンじゃん。
「お願いします、リンゴ様」
やるけどね? やりますけども。ここは遠距離からスキル使おう。
「スキル ≪ご都合展開≫ 」
【ちゅど~ん!】
ワンパターンなんだ。あとワンパンなんだ。
「凄いです、リンゴ様! あのゴブリンをワンパン何て! まるで転生者のようです!」
「ありがとうございます」
・・・ん? 今この人、さらっと凄いこと言わなかった? 気のせい? ここは異世界あるあるの ≪何か言った?≫ を発動させとこう。
「この調子で全てのゴブリンを殲滅しちゃてください!」
【殲滅タスク―――完了】
うわぁ至る所に爆発の後が。これ、復旧できるの?
「ありがとうございます、リンゴ様。この後何か後用事は?」
あ~うん。言わなくても何となく分かりますよ。宴ですよね。はい。
「リンゴ様の為の宴があります。どうぞこちらへ」
「はい」
【宴パート完!】
いや早くない! もう終わったの!
頑張りますわ~