第一期 登場人物紹介
第一期が終わり、物語は第二期羽澄陽葵編へと向かいます。
その前に一度、出着点第一期の復習をしませんか?
羽澄柚希
フルート奏者から事故を経てスキーヤーへ。パラリンピック優勝まで這い上がる。しかし、暖冬により発生した雪崩に巻き込まれる。
明るい性格で周りを照らす太陽。本人は太陽は丞だと思っている。
九条丞
柚希を常に影から支える世界的スター。柚希の彼氏。高校三年生にオリンピック王者となり、四年後のオリンピックでは銀メダルと栄光を極めるものの、腰に爆弾を抱えている。フィギュアスケート界の絶対王者であり、伝説。惜しまれつつ若くに引退した。
凌久の従兄弟。アランとは留学先で知り合った。
廣瀨凌久
柚希の幼馴染み。両親は共働きで幼い頃からよく柚希の家に預けられていた。両親が離婚して父と二人暮らしの時期もあったが、現在は親が再婚している。
基本的に愛想が悪い。顔だけは良いため、学生時代には廣瀨くんファンクラブができていたらしい。時々見せる甘い笑顔に女子から悲鳴があがる。柚希を事故に合わせたことを後悔している。
丞の従兄弟。京都大学医学部に進学し、現在は京都で一人暮らし。長期休みには戻ってきてスケートリンクで受付のアルバイトをしている。
(ここからは章ごとに五十音順です)
〖第一章↓↓↓〗
Alan Gerard Pakin (アラン・ジェラード・パキン)
咲来の夫。カナダ人の父と日本人の母を持つ。日本語も流暢。咲来と同級生。高校が同じでアランが行くから咲来は国際学科を専攻した。みんなのお兄さん的存在。
蔵橋花楓
柚希が中学一年のときの三年生、フルートパートの先輩。自分だけが最後のコンクールに出場することが叶わなかった。柚希をいじめていた先輩たちのリーダー。派手なメイク。
現在は出禁を命じられており、柚希とはあの事件以来顔を会わせていない。
Susan Storey (スーザン・ストーリー)
柚希のスキークラブのコーチ。スキーの元世界女王。オリンピアン、パラリンピアン関係なく皆に愛情を注いでくれる。日本に留学経験があるため、日本語が堪能。日本が夏の間はオーストラリアのボドレススキー場で、日本が冬の間は新潟で練習している。
小鳥遊紬
柚希のスキークラブの門下生で寮の部屋が一緒。同級生の柚希のことを尊敬していて、良い友達になっていく。ハーフだと柚希は思っている
羽澄咲来
柚希の姉。大学生。国際学科専攻。アランと結婚し、カナダで暮らしている。いつでも柚希の味方、柚希を一番愛しているのは自分だと信じている。言い方を変えれば姉バカ。容姿も学力も柚希の方が良いがひねくれたりしない。本人には自覚はないが、もちろん血縁的には十分美形一族の一員。
Flora Bower (フローラ・バウアー)
柚希と紬と同じスーザンスキークラブの門下生で柚希たちの隣の部屋。日本語がペラペラ。美郷を世界女王から引きずりおろした。現世界選手権3連覇。意外と美郷とは仲良し。
スーザンに救われた過去を持つ。
大和蒼依
柚希と同じく吹奏楽部、フルートパートの同級生。副部長。柚希とのレベルの差に気付き、柚希から学んでいたが柚希には誤解されていた。きつい顔立ちで負けず嫌い。それでも花楓らのいじめから柚希を守ろうとしてくれた。
今では柚希のよき理解者。
〖第二章↓↓↓〗
足利先生
柚希が中学生だった時の吹奏楽部顧問。『将軍先生』
Wolfgang Fuschke (ヴォルフガング・フシュケ)
スイスの国民的英雄、世界選手権をかつて連覇したスケート選手。丞がずっと憧れていた存在。芸術派スケーター。ジャンプに傾倒するフィギュアスケート界を丞に止めて欲しいと願っていた。
丞と同じ世界選手権で引退している。
Emmanuel Ostermeyer (エマニュエル・オステルメイヤー)
フィギュアスケートカナダ代表。丞に憧れている。オリンピックでは丞の最大のライバルであり、丞を下して優勝する。世界選手権はミスが重なり、引退試合の丞とヴォルフガングに上位を譲る。
Claude Castille (クロード・カスティーユ)
フィギュアスケートルクセンブルク代表。丞とエマニュエルを追ってくる先輩スケーター。まだまだ若手には負けてられない。オリンピックでは三位。
Cynthia Atkin (シンシア・アトキン)
丞のスケートクラブのコーチ。フィギュアスケートの元オリンピックメダリスト。丞にとっては第二の母であり、人生の先生でもある。
たゑ
羽澄神社の使用人代表。昔から羽澄神社に勤めている。以前は巫女だった。教育係を歴任し、今でもみんなの弱みをしっかりと握っている。
麻緒と剛志の母。
Natasha Lind (ナターシャ・リンド)
生粋のアメリカ人。フローラと共にアメリカ勢のトップにいる。寮の部屋は柚希の隣。
羽澄梗平
咲来、柚希、紫苑の父。羽澄神社の宮司。
丞くんお疲れ様パーティーで智恵に再婚を申し込む。
羽澄紫苑
羽澄神社の宮司の息子(禰宜)。柚希の双子の弟で、弓道場でたまたま柚希と再会する。流鏑馬をしている時間が一番自分が輝くと思っている。
朗らかな性格だが、奇妙なうわさが広がり、心の内を明かすことのできる親友がいない。
廣瀨明璃
凌久の義母。明るく気前のよい女性。
古河さん
元フィギュアスケーター。今は解説者として世界中のフィギュア大会に行っている。本藤とは彼が実況デビューしてからは二人三脚でそれぞれの試合に挑んでいる。
本藤直政
フィギュアスケートの実況担当。スポーツ全般の取材経験有り。緻密な取材を評価され、仕事が山積み。猫の手を三本くらい借りたい。パラリンピックの取材にも来ている。
柚希と丞のことを陰からながら全力で応援している。
結城栞奈
柚希の最大にして最高のライバルであり、友人。柚希と並びパラスキー界のエース。勝ち気な顔立ちで実際負けずぎらい。
丞くんお疲れ様会で紫苑に出会い、一目惚れ。スピード結婚する。
結城美郷
栞奈の姉。丞のことが密かに好き。それでも丞は自分に見向きもしないことは知っていた。
栞奈のコーチ。フローラが金メダルをとったことで年齢的にはまだまだ活躍できたが、引退を決意した。今は連盟の役員として活動中。
〖第三章↓↓↓〗
ウラディミール・オシェプコフ(Владимир Ощепков)
元オリンピック王者。世界的に有名な選手であり、コーチである。愛弟子を何人も世界一へ導いている。柚希のコーチを打診したが断られた。栞奈の臨時コーチとして世界選手権に帯同する。
来栖
テレビ局のアナウンサー。丞をジュニア時代から見守る。
須野原麻緒
柚希の家のお手伝いさん。年齢、氏名ともに不詳だったが、三章になり、ようやく氏名だけは分かる。たゑの娘で剛志の姉。
武井麗奈
丞が日本にいた頃、高校生の時までコーチをしていた。コーチ見習いの丞を自身のリンクに受け入れ、現在は丞の上司。
羽澄智恵
柚希たちの母。初期メンだが、ここで名前が出てくる。出版社に勤めていたが退職して羽澄神社に戻った。
〖短編集↓↓↓〗
目黒翔哉
丞が教えている生徒。もともと選手コースに通っていたが、丞が才能を見いだしてコーチとなった。今はまだジュニア選手だが、きっといつか世界で大成するだろう。
守屋夏芽
紬の幼馴染み。日本にあまりいなかった紬を支え続けてくれた心優しい友達。辛い過去を持つ。
第一期に手を触れるのは久しぶりでした。
第二期も24話更新した上で思ったことはあまり読者がいないのだなぁってことでした。
考えた結果、第一期、第二期という区分けを無くし、第一期にすべての話を連載することでした。
今日中に第二期を更新し直します。
もしよかったら陽葵の冒険も共に見守ってください




