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幸せホルモン

作者: 羽生河四ノ

少し前だったかな、antennaのアプリでさ、

「幸せホルモンで、体調を整えよう」

って言うなんか、なんかそう言うのがあってさ。幸せホルモン。うん。何それ?ライフハック?ライフハックの一種ですか?それともSDGs?


ごめん。嘘です。この話の出だしは前に書きました。書いたことあります。つい先日に。モルフォンの方で書きました。ただでも、聞いて?時間ある?いい?時間なかったらいいけど。そのなんというか、個人的な話なんですけど私自身のこの10月のなろうの活動は、

「馬鹿みたいな話しか書いてないな」

って。


で、そうなるとなんとなく、

「なんか音楽のアルバムを作るみたいな感じにしたい、雰囲気。イキフンだけでも。」

みたいな感じになってて。


どうしてそんな事になったのかはわからない。でも、別の場所とかでも、

「10月になろうで書いた話のタイトルを上から並べて『Silly October Activity Report』って言ってアルバム風にしたい」

って書いてしまって。で、更にそれをなろうの活動報告に書きたいねえ、なんて書いちゃって。少し前の私が、無責任だよな。少し前の私。


あと本当は数的に10個にするつもりだったんですけども、ほら、マイページ持ってる人ならわかるだろうけどさ、なろうさんってお話10個で1ページじゃん。だから、11個書いちゃうとね。10月の最初に書いたクーポンがね。次のページに行っちゃうからさ。


でも、ちょっとまた別所の話になるけども、例のBFC3のさ、本選出場は出来なかったんだけど自分の話が最終選考まで行ってさ。うん。だからね。

「わあーあい!」

ってテンションが上がっちゃってさ。だから、テンション上がって一個前のドアの話とか書いちゃって。ホントはこの幸せホルモンで終わらせるはずだったんですけどもね。


あ、ちなみに幸せホルモンは、あれです。ホントにちょっと前にantennaのアプリで見たんです。セロトニンがどうたらこうたらって言ってて。まあよくわからなかったけど、でもその時、

「幸せホルモンと、幸せ●ルフォンって言う話を書いて、それで10個を挟んだらアルバムっぽくなるんじゃないか?」

って。ヨッシーの卵みたいに。ヨッシー卵は違うかも知れないけども。

でもそういうの誰かのアルバムとかにもありそうだよね。最初と最後がなんか似てる感じの。似せてる感じの。タイトルも寄せてる感じの。で、それで前後を挟んだら、なんとなく全体に地続きの世界観が構成されてるっぽいって解釈されるやつ。


友達の矢玉くんが幸せホルモンに取りに行こうと言ってきた。

「幸せホルモンですか?」

「幸せホルモンだよ」

幸せホルモンなんだ。

「幸せホルモンだよ」

幸せホルモンなんだ。


という訳で、矢玉くんについて行った。

「幸せホルモンはいいぞお」

いいんだ。幸せホルモン。いいんだ。

「そら、幸せホルモンだからなあ」

幸せホルモンだからかあ。


あの、なんだっけ?セロトニン?セロトニンを取りに行くの?取れるの?とにかく矢玉くんについて行った。そしたら焼肉屋さんに着いた。いや焼肉屋さんじゃないか。ホルモン焼の店だ。ホルモン焼き屋さんの店だ。


「さあ、幸せホルモンだ」

幸せホルモンだ?これが?

「幸せホルモンだ?」

幸せホルモンみたいだ。


その後、私と矢玉くんはその店に入ってホルモンを、幸せホルモンを食べてお酒を飲んだ。沢山食べて飲んだ。


ミノ

ハチノス

センマイ

ギアラ

コブクロ

ヤン

シマチョウ

マルチョウ

テッポウ

ネクタイ

ウルテ

シビレ

コリコリ

ハツ

ハラミ

サガリ

マメ

レバー

タン

カシラ

テール


食べた。次々食べた。


「ああ、無理!」

まあレバーだけちょっと食べれなかったけど。いや生レバーだったら食べれるんだけど。うん。焼いたレバーはちょっと、トリケラトプスの肉みたいな感じでちょっと。


「・・・あるぞ」

そんな不甲斐ない私を見るや矢玉くんがそう言って、店の奥に行ってそこで店主とこそこそ話をして、その後手になんかもって帰ってきた。レバーの皿だった。レバーのお替りだ。


「このレバーは新鮮だぞ。超新鮮。これならお前も食べれるはずだ」

矢玉くんはそう言いながら、小皿も出してきてそれにごま油と塩を入れて私に寄こしてきた。


「もうあれだ。焼かなくても食べれるくらい新鮮」

しばらく矢玉くんの顔を凝視した。穴が開くくらい凝視した。それは隠語?隠喩?察しろ的な事?


「・・・」

「・・・」

私がその皿からレバーを掴んでそれを網の方に移動させると、矢玉くんは悲し気に小さく首を振った。ごま油と塩の皿の方に移動させると、矢玉くんの口角が持ち上がった。すごい持ち上がった。目も見開いてもうサイコパスみたいな感じになった。


まあとにかくそんな感じでなんやかんやあって。なんやかんやはもう書けないよ。書いたらなんか問題あるかもしれないじゃん。


とにかくそのレバーを食べた。

「うひいいいいい!」

うめえええ。おいしすぎておしっこがちょっと出た。


そんでもう散々二人して幸せホルモンした後、矢玉くんと安らぎ空間が自慢だというホテルに行った。


そんで、そこで矢玉くんとなんやかんやあった。なんやかんや。当然なんやかんやは書けないよ。書いたらノクターンとかムーンライトじゃないのにそんなの書いてって何かしらの問題が発生するかもしれないじゃん。バン!されるかもしれないじゃん。だから書けないよ。


ただとりあえず、まあ、その、私のホルモンに、矢玉くんのホルモンがこう、なんというか。なんというか幸せホルモンみたいな感じになってさ。うん。


あと、

「ホルモン焼きに行くならホルモン焼きってちゃんと言ってよ。服が焼肉臭くなったじゃんよ!」

それはもうさ。言ってくれたらジャージで行ったのに。

「でも幸せだったろ?」

トゥンク・・・もおぉ、矢玉くん・・・。

「もう一回いい」

「ええー?」

幸せホルモンの二回戦?


ええー?


これ以上はもう。これ以上はもう検閲引っ掛かるから。うん。まあ、この後、あれだな。

「幸せホルモン!」

「また幸せホルモン来たあ!」

みたいな感じで、書くのもいいけど・・・おや、誰か来たようだ。



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― 新着の感想 ―
[良い点] 美味しそう!目に見えない幸せホルモンを、ホルモン焼きで描写されているのが見事です。まさに幸せをいただきました。 ミノとシマチュウ、テールをチョイスしますわね。 生レバーはパスかな。怖い…
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