ホラーハウス
似てる。
その言葉を思い浮かべた瞬間にちょっと引っ掛かりを覚える。
ん?香水、水澄。
水……え?
マジマジと香水さんの顔を見る。
「惚れちゃった?」
「え?え!」
よくよく見れば、口元、特に笑い方がそっくりで。
「兄妹?」
「むふふ~」
「マジで?」
「さぁな……香水は仲介屋だ」
あ、はぐらかされた?
「今回のお仕事も私が紹介したわ。他には?そうねぇ……縁切りの話を覚えているかしら?あとは、バーの時のあれね………(長いので割愛)………あれも私からの紹介よ」
聞いてもないのにペラペラと話をしている。
兄妹だから?そこが似てるポイントなの?俺の反応とかいらんの?
ってかマジで兄弟なの?
しかも今上げられた依頼の半分くらいは、俺も関係している。いや、巻き込まれたと言うべきだろうか。
そしてだいたいが危ないか後味の悪い結果になっている。
総合するに、今回もまともじゃなさそうだ。
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選択肢は、香水からの説明を
「聞く」
「聞かない」
です。
「聞く」を
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「じゃぁ、説明を始めるわね~。伊織くんは、アメリカにある持ち主が死ぬまで改築を続けていた建物があるのを知ってる?」
「あ、なんか聞いたことあるような」
「色々あって呪われてるってなった未亡人が呪いから逃げるためには、24時間365日家を増築していけばいいって言われ死ぬまで部屋を増やし続けたのよ」
「へー」
「その家には、40の寝室と2つの舞踏室を含む、およそ160の個室があるらしいのよ。また、47個の暖炉と1万枚の窓ガラス、17の煙突、2つの地下室と3つのエレベーターも存在するらしいわ」
「すげー。何階建てなんですか?」
「はじめは七階建てだったみたいなんだけど、地震とかで今は四階建てだったかな……」
「うわー」
「天井に突き当たる階段に天井にある手すり、床に設置された窓や開けたら壁のドア、2階に設置された開けた先に足場のない即、外のドア、扉の横にもうひとつ小さな扉とか細すぎる廊下、ヘアピンカーブの階段、ドアノブのないドア、床のない部屋とかほかにも色んな仕掛けがあるらしいのよ」
「ふぇー。それで住んでる人困らないのかな」
「幽霊を迷子にさせるために建ててんだからいいんじゃねぇの?」
「そういうもの?」
「でね、それに憧れた人がいたのよ」
「もしかして、この家を建てた人?」
「ピンポンピンポ~ン。その人、成山 金三っていうの」
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