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閑話 ドマルの糸 下

 部屋に残された僕はすぐに二人に頭を下げる。


「すみませんでしたっ! 自分の事で商談を潰してしまって!」


「スカッとしたんな! ドマルもちゃんと言う時は言えるんな!」


「元々彼にうちの商品を卸すつもりは無かったし気にするな。それよりドマルさんだったか? 君も中々熱い奴だね?」


 キアラちゃんの父親がにやにやとしながら僕の肩に手を置く。


「私はあいつがボルボに悪さしないか見て来るんな! 親父はドマルにちゃんと香辛料を売ってあげるんな!」


 キアラちゃんはそう言うと慌てて部屋を飛び出して行った。


「さて、まずは座ってくれ」


 僕は言われた通りにソファーに腰かけた。


「ドマルさんはミズキさんの友達なんだよね? 彼は一体何者なんだ?」


「僕も出会ってから日は浅いですし、詳しい事は知りません」


「本当かい? もし君が知ってる事を教えてくれるなら嬉しいのだが……」


「例え僕が知っていても、自分の仕事に彼の事を利用するつもりはありませんよ」


「そうか……教えてくれたら安くするぞ?」


「僕がこの場に座れた事だけでも奇跡みたいな事ですしね、残念ですがまた一から縁を紡がせて貰いますよ」


 香辛料は諦めよう。

 紹介してくれたミズキには悪いけど、僕には縁が無かったみたいだ。

 自分の商才の無さに笑いが込み上げて来たので、そのまま席を立って部屋を出ようと思ったのだが……。


「待て待て待て! 君には欲がないのか!?」


 身を乗り出して立ち上がりかけた僕を制してきたので、僕は再び腰を下ろし言葉を紡ぐ。


「元々ミズキが頑張って手に入れた縁ですし、僕がどうこうするつもりは無いですよ。僕がこの場に座って話させて頂けただけでミズキには感謝しないと」


「ドマルさんは商人としては大分変わっているね? 大体の奴はギラギラと野心の固まりみたいなんだがな……」


「僕は行商人ですが人に不幸を運びたくはないんですよ。貴方にミズキの事を勝手に話してミズキが不幸になるとは思いませんが喜ぶとも思えません。そんな事をしてまで仕入れなければならない商品ならそれは僕の商才の無さだと思うんです。どうせなら仕入れる相手も、僕も、そして商品を買ってくれる人にも喜んで貰いたいじゃないですか?」


 対面に座る男は大きく息を吐き、ソファーにもたれかかる。


「さすがに彼が友と呼ぶだけはあるな……」


「ミズキがそう言ってくれるのは嬉しいですよね!」


「本当にまぁ嬉しそうな顔しやがって……わかった! ドマルさんには其れ相応の相手をさせて貰おう! 香辛料はどれぐらい欲しい? 予算はどれぐらいあるんだ?」


「へ? 売って貰えるんですか?」


 諦めて帰ろうと思ってたのにまさかの返事が返ってきた。


「口の固さってのも一つの商才だ。もちろん誰も損をしないなら情報ってのは回した方が良い。ただ、欲に負けて情報を隠したり、誰かが損をする様な情報を回す奴も好きにはなれん」


「でも僕はミズキの事は話せませんよ?」


「それは彼が嫌がるかもしれないからだろ? 好奇心から友人である君に教えて貰おうと思ったが、それは確かにこの商談とは関係ない事だ。君の言葉を借りるなら、私自身がミズキさんと縁を紡げば良い話だ」


「そう言って貰えると助かります」


「ミズキさんには私も感謝しないとな?」


 キアラちゃんの事だろうか? それともくっきーの事だろうか?

 僕は訳が分からないという顔をしてたんだと思う。


「わかってないみたいだな? 私がミズキさんに感謝するのは君を紹介してくれた事にだよ!」


「僕ですか!? 僕はしがない行商人ですよ!?」


「今は、だろ? ドマルさんは遅かれ早かれ良い商人になるよ。それに運もある。ミズキさんも良い友を持ったもんだ」


「ミズキが友達で嬉しいのは僕の方ですよ!」


「はっはっは! 君達は良いコンビだと思うよ? じゃあ商談を続けようか……」


 僕はこうしてコール商会の香辛料を手に入れた――。


◇◇◇


 商談を終え、ボルボの待つ小屋に迎えに行くと、キアラちゃんはボルボにブラッシングをしていた。


「お帰りなんな! ボルボにブラッシングしてたんな!」


「ごめ……うぅん、ありがとうキアラちゃん! ボルボもお待たせ!」


「キュイィッ!」


 ボルボに近づくと、僕の顔に自分の顔を擦り寄せて来る。


「何だよ急に? 寂しかったのか?」


「違うんな。ブラッシングしながらさっきのドマルの勇姿を話してたんな。それにきっと、悔しがるあいつの姿でも見たんな」


「キュイキュイ」


 ボルボは嬉しそうに鳴く。

 まるでたまにはやるじゃ無いかと褒められた気分だ。


「じゃあ仕入れも済んだし、今日は宿に一泊してから明日の朝に帰ろうか?」


 僕はボルボに話しかけながら、ボルボの首を撫でる。


「うちに泊まって行けば良いんな?」


「さすがに悪いよ。それにまだ会いたい人達もいるからね。キアラちゃんは自分の店に戻るの?」


「戻るんな! 明日の開店に向けてまだまだ試作するんな!」


「じゃあ明日の出発前に食べに行けたら食べさせてよ? もちろん今度はお金を払うからさ!」


「毎度ありなんな!」


 僕は馬車にキアラちゃんを乗せて、店まで送り、今日泊る宿に向かう。

 ミズキは会えたら渡してくれって言ってたけど、どうせなら渡してあげたいんだよね。


「ロイズ亭はここか? ボルボはここで待っててね?」


「キュイ」


 ロイズ亭に入ると夕刻時という事もあり、冒険者が各々酒を飲みながら今日の話で盛り上がっている。


「すみません。今日一泊行けますか? 馬車も置かせて頂きたいんですが」


「大丈夫だよ。馬車とウェリーは小屋の方に置いといてくれ」


「わかりました。干し草等も宿代に付けといて貰えますか?」


「了解!」


 宿の店主とのやり取りが終わり、ボルボに水と御飯をあげ、店に戻って来ると二人の男女がギャアギャアと口喧嘩をしていた。


「何でまたキーリスの依頼を受けるのよ!? もう少しゆっくりしてからでも良かったでしょ!」


「しょうがねえだろ! こないだのオーガの時に逃がしたオーク共が悪さしてんだからよっ!」


「そんなのそっちの冒険者に任せれば良いじゃない!」


「逃した俺等の責任でもあるだろうが!」


 宿の場所は聞いてたけど、早々に見つけてしまった。

 本当に運が良くなって来てるような気がする……この場合は向こうの運が良いのかな?


「あの~? カインさんとヒアリーさんで宜しいですか?」


「あん? 誰だ兄ちゃん?」


「僕はドマル・ウェンナーと申します。ミズキの友人で、二人に会ったらお土産を渡して欲しいと言われてまして」


「ミズキから? なになに? しゅーくりーむかしら!?」


「いえ、くっきーという焼き菓子です。シャオちゃんがミズキに教えて貰いながら昨日手作りしてたんですよ」


「キャー! シャオの手作り!? どんなのかしら!」


 鞄から瓶を取り出してヒアリーさんに手渡すと、彼女は早速くっきーを取り出して食べ始める。


「美味しい! イライラしてたけど、こんなの貰えたなら怒りも和らぐわ」


「俺にもくれよ!」


「しょうがないわね……はい」


 ヒアリーさんがカインさんにくっきーを手渡す……一枚だけ。


「何で一枚だけなんだよ……しかも美味ぇし……もっとくれよ!」


「嫌よっ! どうせあんたの事だからすぐに食べ切るでしょ!」


 二人はまたギャアギャアと口喧嘩をし始めた。


「と、ところでお二人はキーリスに向かわれるんですか!?」


「ん? おぉ! もしかしてドマルも行くのか?」


「明日キーリスに戻ろうと思ってるのですが、宜しければ僕の馬車に乗りますか?」


「良いのか!? ほらみろ! これで移動手段もどうにかなったじゃねぇか!」


「あんたの手柄じゃなくてたまたまじゃない!? でもまぁお願いしても良いかしら?」


「ミズキからお二方の話は聞いてますから構いませんよ!」


「ドマルもミズキの連れなら俺等に畏まらなくても良いって! こうして出会えたのも何かの縁なんだし仲良くしようぜっ!」


「あははっ! なら明日は出発前にキアラちゃんのお店に行きたいんだけど構わないかな?」


「キアラって事は……かれーが食えるのか!?」


「明日から開店するって言ってたから最初のお客さんになってあげようよ!」


「よっしゃあ! 明日はかれーが食えるぞっ!」


「じゃあこのくっきーは私の物で良いわよね?」


「それとこれとは話が別だろうがよ!?」


 二人がまた騒ぐので、二人にお酒を勧めながらオーガ討伐の話を聞くと、討伐時の話を臨場感たっぷりに話して貰え、そのまま夜も更けて行った――。


◇◇◇


 翌日、キアラちゃんにお別れを伝える事とかれーを頂きに、三人で店の前まで馬車で向かっていると、会いたくない奴の馬車が店の近くに止まっていた。

 幸いまだ絡まれはしていないので、横を通り過ぎようとしたのだが……。


「おいおい挨拶も無しに通り過ぎるなよドマルくぅん?」


 あぁやっぱり絡まれたか……。


「昨日はよくもこの僕に恥をかかせてくれたじゃないか? ここで待ってれば会えると思ってたよ? まぁ僕は優しいからね~君が仕入れた香辛料を渡してくれるなら昨日の事を許してやらん事もないが?」


「許すも許さないも香辛料を買えなかったのは君の落ち度だろ? 見ず知らずのキアラちゃんの前で変に絡んで来たのも君だし、コール商会で墓穴を掘ったのも、今までいちいち僕を馬鹿にするために絡んで来た君のせいでしょ? それにミズキ達が作った物を馬鹿にした君を僕は許した覚えはないよ?」


 相手が馬車から降りる。

 馬車の中からカイン達が何事かと顔を覗かせるが、僕は手で二人を制しながらボルボに声をかけ馬車を下りる。


「許す? 許すだと? 君が? 誰を? 僕をかい? あはははは! ……ふざけてんじゃねぇぞてめぇ!」


 男は血管が切れそうな形相で僕の胸倉を掴む。

 依然の僕ならその顔、その声に尻込みをしていた筈なのに、目の前の男には何も感じはしなかった。


「もう一度わかりやすく言ってやる。今すぐお前が仕入れた香辛料を寄越せ。そんな今この場にいない友人の尊厳を守って痛い目に遭いたくはないだろう?」


「はっきり言おうか? 嫌だ。これはミズキが紡いだ縁の賜物だ。関係の無い君に渡す道理は無い!」


「じゃあ痛い目に遭って貰おうか? 僕が手を下して変な噂が立つのは嫌だからね。君には鋼鉄級の冒険者の強さでも実感してもらおうか。おいっ! こいつを裏に連れていけ!」


 男がそう言い放ち、胸倉を離すと、馬車から一人の若者がきょどりながら下りてきたが、そいつには見覚えがあった。


「君は……」


「知り合いか? それなら尚更残念だったなドマルくぅん! 彼は僕が雇った冒険者だ! おいっ! 金は払ってるんだから早くしろっ!」


 騒ぎを聞きつけたキアラちゃんが店から姿を見せると同時に、若い冒険者が僕に飛び掛かろうとしたが、いつの間にか馬車から降りていたカインの手によって阻止され、地面に押さえつけられていた。


「お前本当に鋼鉄級か? いくらなんでも弱すぎるだろ?」


「人の店前で何してるんなっ!?」


 頼りにしていた冒険者は筋骨隆々のカインに押さえつけられ、パニックになった男は何を血迷ったのかキアラちゃんの方へ走り寄ろうとしたので、僕は慌てて男の体を羽交い絞めにする。


「離せドマルっ! お前達のせいで僕はぁっ!」


「暴れるなっ! キアラちゃんは店に入ってて!」


 僕がそう言うや否や、僕と男の目の前には大きな火柱が立ち、男の力が抜けたので手を離すと、尻餅をついた。


「な、な、な……」


「男の癖にピーピーうるさいのよ! 焼き殺すわよ?」


 危うく僕まで焦げそうだったんだけど……。


「おいっ! このクソ冒険者! お前鋼鉄級なんだろ!? 早くどうにかしろっ!」


「彼は鋼鉄級じゃないよ? まだ駆け出しの冒険者だ」


「なんだと!? 何でドマル如きがそんな事を知ってるんだ!?」


「そりゃ知ってるよ……彼は僕が雇っていた時にゴブリンの群れから真っ先に逃げ出した冒険者だからね……君は騙されてたんだよ」


「騙される? この僕が? ふざけるな! おいっ! 早くしろよこのクソ冒険者っ!」


 カインは僕の言葉に思う所があったのか、押さえていた冒険者の首根っこを片手で持ち上げ、立ち上がらせた。


「おめぇ……今の話は本当か?」


「ひゃ、ひゃいぃ……」


「そうかそうか……」


 カインは若い冒険者を持ったままずんずんと僕の近くに居た男に近づくと、そのままその男の首根っこも掴み持ち上げる。


「何をする!? 離せっ!」


「おめぇも今キアラに危害を加えようとしたよな? ちょっと面貸せや……」


「な、なんだお前は! お前もドマルに雇われた冒険者だろう!? なら俺はドマルの倍の金を出す! だからこの手を離せっ!」


「俺は銀級冒険者のカインってもんだ。別にドマルに雇われちゃいねぇし、おめぇみてぇ小悪党と契約するつもりもねぇよ」


「なら何故あいつに加担するんだ!」


「そりゃ連れを助けるのに理由なんかねぇだろ?」


 カインまで友人と言ってくれている……。

 本当にミズキに出会ってから良い事が良く起きる。


「あははは。カイン、嬉しいんだけど今回は勘弁してあげて欲しいんだ。僕が彼の商談を邪魔したってのもあながち間違いでは無いし、別に直接危害があった訳じゃないから」


「まぁドマルがそう言うならこいつは構わねぇけど……身の丈をわきまえねぇ冒険者は許せねぇ! こいつには同じ冒険者の先輩として説教させて貰う!」


 カインはどさっと商人の男を手離すが、冒険者の男は離さない。


「あ~……うん。それはしょうがないか……」


 若者の冒険者が僕の返事に驚愕の顔をしていたが、彼が良い冒険者になるためには仕方のない事だ。

 同じ職業の先輩の言葉は成長に繋がるのだから。

 カインはかれーを残しておいてくれと言いながら裏路地に入って行った。


「というわけで、僕から危害を加えるつもりは無いからもう帰ってくれないかな?」


「何でお前の言う事を聞かなけりゃいけないんだ? お前もあの女も……」


 その言葉の先を言う前に僕は男の胸元を掴んで引き寄せた。


「もう一度言おうか? 商談が上手く行かなかったのは君の立ち回りのせいだろ? 君は人を見下し過ぎるから肝心な時に大事な所が紡げてないんだよ。いい加減にわかってくれないと僕も怒るよ?」


 普段はひたすら低姿勢な僕がここまで真剣に怒るとは思ってなかったのか、男はこくこくと頭を上下に振りながら答える。


「わ、わかった……」


「ついでに言うと、彼女や彼女のお店には何もしない方が良いよ? もちろん僕も怒るけど、彼女には師匠がいて、その妹はさっきのカインよりも恐ろしいからね……僕も一度死を覚悟したぐらいだし……」


 今思い返しても干しウテナの時は怖かった。

 あれ? 思い返してたら震えが……。

 その姿を見て納得してくれたのか商人の男は慌てて馬車を走らせて行った。


「全く! 私達が居たから良かったけど、居なかったらあんた怪我してたわよ?」


「あははは、本当に助かったよヒアリー。ボルボも驚かしてごめんね?」


「キュイキュイ」


 ボルボが嬉しそうに頬ずりしてきたので、優しく首を撫でてあげた。


「これで悪縁が切れたと思うし、二人にはお世話になったからかれーは驕らせてよ?」


「別に良いわよあれぐらい。それにドマルにはくっきーを運んで貰えたし、殆ど自分で解決したじゃない? あんた見かけに寄らず怖いのね?」


「僕も初めて人に怒った自分にびっくりだよ。じゃあとりあえずカインが戻って来る迄キアラちゃんの店で待たせて貰おうか?」


 僕達は馬車を止め、キアラちゃんが待っている店内へと入って行くのであった――。


◇◇◇



 カウンターに三人並んでかれーを食べているが、香りのせいか、噂のせいか店内は賑わっている。


「キアラ、このかれー前のより美味しいじゃない!」


「昨日のより辛くないんだね?」


「今日はちょっと辛みを抑えたんな。カインはどうなんな?」


「どっちも美味ぇよ! 絶対すぐウォルカに帰って来るから、その時は手土産にオーク肉持って来るぜ! だからそれでかれーをまた作ってくれよ!」


「任せるんな! ドマル、ミズキとシャオにも私は元気にやってるって伝えといて欲しいんな!」


「絶対伝えるよ! 僕もキーリスに戻って数日準備したらまた行商に出るから、かれーに合いそうな食材があれば持って来るね!」


「嬉しいんなっ! 私もかれーを流行らせたら親父を説得して他の街でもかれーを作るんな!」


「じゃあ僕はキアラちゃんのかれーを他の街で宣伝しておくよ! ウォルカは香辛料だけじゃなくかれーの街でもあるってね」


「ドマルはミズキ達と結局どこの地方に行くのか決めてんのか?」


「それはもう決めたんだ! ミズキも喜びそうな食材があると思うんだよ!」


「あら、それってどこかしら?」


「それはね――」


 ミズキが紡いでくれた縁は僕に幸運を引っ張って来てくれた。


 あの時、あの場所で、ミズキに会えなかったら今この場で笑ってられなかっただろう。


 そう考えたらこれまでの不運がこのために在ったと言われても納得ができる。


 次は僕がミズキに縁を紡いであげられたら良いな――。 

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― 新着の感想 ―
[良い点] 私はこの作品でドマルが一番好きですね!気弱な青年ですが、親切で友情にとても熱く、主人公が作る料理の価値をちゃんと理解出来る商才もあり、何より!主人公と出会ってからの“心の成長”!これはあの…
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