1/3
⑴『ファッション雑誌狂い』・・・時々行く、或る喫茶店で読解するファッション雑誌
『ファッション雑誌狂い』
・・・時々行く、或る喫茶店で読解するファッション雑誌
㈠
自分には、時々行く或る喫茶店がある。コーヒーとパンを飲食し、その建物の構造美の中で、優雅なひと時を過ごす訳であるが、今回の狂いは、この喫茶店についてではない。丁度、喫茶店に入り、階段を登って行った所に、新聞や雑誌を置いてある、或るコーナーがある。
㈡
その場所で、いつも手に取るファッション雑誌がある。この雑誌は、昔は時々書店で購入していたものだ。しかし、此処ずっとは、購入しなくなった。この喫茶店で、食事を注文してから運ばれるまでの間に、その雑誌を手に取って読解することが出来るからである。
㈢
ファッション雑誌の内容は、センスある素晴らしいものだし、読んでいる喫茶店の空気も素晴らしいから、読解中はとても心地の良い時間であるし、その空間時間に狂っている。ファッション雑誌の内容についてはまた述べるが、ともかく、その狂いは、素晴らしい狂いである。