25/25
回遊魚系作者
Xなどでたまに見かける「小説を書き続けるには習慣化しよう」という話。
私は思う。「普通の人はそうなのか」と。
だって自分にはない感覚なのだ。「書き続けるための努力」というのが。
泳ぐのをやめたらマグロは呼吸ができないらしい。
書くのをやめたら、たぶん私は呼吸ができない。
回遊魚系作者である。自分としての根本に関わる。
実際に文字にしなくても、頭の中では文章を作り続けている。
これはもう、特性というか。昔からこんな感じ。私は物静かな方だが、頭の中はうるさい。
空想で膨れていく世界は出口を求め、その出力の方法が小説なのだ。
書かなければ自分でいられない。
だから書き続けるし、書くことに習慣化は要らない。
むしろ問題になるのは書く作業が他の日常に支障をきたすこと。
過集中の傾向があるから、寝食がおろそかになりかねない。
似たような特性の人、いるんじゃないかな。
書くために努力が要るのと、書くのを中断するために努力が要るのと。
どっちもどっちだなぁ、なんて思っている。




