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回遊魚系作者

 Xなどでたまに見かける「小説を書き続けるには習慣化しよう」という話。

 私は思う。「普通の人はそうなのか」と。

 だって自分にはない感覚なのだ。「書き続けるための努力」というのが。


 泳ぐのをやめたらマグロは呼吸ができないらしい。

 書くのをやめたら、たぶん私は呼吸ができない。

 回遊魚系作者である。自分としての根本に関わる。

 実際に文字にしなくても、頭の中では文章を作り続けている。


 これはもう、特性というか。昔からこんな感じ。私は物静かな方だが、頭の中はうるさい。

 空想で膨れていく世界は出口を求め、その出力の方法が小説なのだ。


 書かなければ自分でいられない。

 だから書き続けるし、書くことに習慣化は要らない。

 むしろ問題になるのは書く作業が他の日常に支障をきたすこと。

 過集中の傾向があるから、寝食がおろそかになりかねない。

 似たような特性の人、いるんじゃないかな。


 書くために努力が要るのと、書くのを中断するために努力が要るのと。

 どっちもどっちだなぁ、なんて思っている。




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