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天使になりたい

作者: 天川裕司

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(不思議のパルプンテ)

https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782


【カクヨム】

https://kakuyomu.jp/my/works


【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪




タイトル:天使になりたい


俺は自律神経失調症・パニック障害で

これまで10年間、本当に苦しみ続けてきた。


たかが自律神経失調症、

パニック障害と言う人も多いけど、

実際なって苦しみ続けたら、多分別の事を言うかも。


確かに俺は甘い。甘えて居る。

他にもっとたくさんの辛い人たちが居る。

それもわかる。


でも、苦しみに際した時には

そんな事を考える余裕も果たして無く、

人間持ち前の本能がけたたましく叫ぶのか。

自分のことだけを考え、誰も助けてくれない!

なんて部屋の中でほざき回って、のたうち回り、

自暴自棄になった果てには

自傷行為に及ぶこともあるものだ。


本当にジュラルミンの刀をお腹にチクンと

刺そうとしたり

ベランダに出て…なんてことを考えたり

本当にやれるだけの事はやってきたつもり。

本当に、その時はそれで精一杯。


でも確かに部屋の中でずっと祈り続けながら

神様を感じ、見て知った様な信仰が芽生え

救われたことがあった。

今でも救われて居る。助けられて居る。

支えられて居る。愛されて居る。


そのことがわかって居ながら、

俺はやっぱりわがままに溺れ続けて

こんな、同じことを繰り返し言ってるのだ。


そして、やがて出てきた本能の様な言葉は…

「もうわからん。俺はいつもこうだ。天使のほうが本当に良かった。人間なんかに生まれたくなかった。人間なんて、苦しみばっかりじゃねえか。結局最後は死ぬんだろう。死ぬなんて、膨大すぎる膨大な膨大な膨大な膨大な膨大な膨大な膨大な膨大な膨大な膨大な膨大な膨大な膨大な膨大な膨大な膨大な膨大な膨大な膨大な恐怖と苦しみと辛さと悲しみと苦しめ苦しめ苦しめ恐怖恐怖恐怖恐怖ではないか!!!!!!!もうそれが嫌なんだ。天使がよかった。天使にして欲しかった。神様を裏切らない天使。否応なく死がある人間は嫌だ。天使が良かった。こんな苦しみばっかりの人間、嫌!!!!!!!こんな時なんだ、こんな時にこそ…!!本当に天使に生まれたかった…」


呪いのような文言で、それが心の中を駆け巡り、

自分の周りを跳ね回り、何も、どうもできない。


今は、お腹の苦しみ…腹部不快感に苦しんでいる。

吐き気がして、とにかく気持ち悪くて、

それがしつこく治らなくて。

でもこれは、

これまでに何度も繰り返してきたあの苦しみと同じ。


これまで同じ苦しみで、

それでも「もしかしたら」と不安・恐怖に駆られ、

総合病院や町医者へ行き、

自分から何度も精密検査を受けてきた。

もう何十回受けてきたと思う。


もう疲れた。疲れ果てた。

だから部屋の中で今すぐ解放してくれ、

本当に天国に引き上げて欲しい、

こんな不安恐怖苦しみは全部取り払って、

無くしてほしい!!!

同じ信仰の姿勢と言葉とわがままで、

俺の全身全霊を懸けたような

本能の言葉をもって何度も祈り続けてきたのだ。


でも治らない。

その前は心臓の苦しみ、その前はまた心臓の苦しみ、

その前はやっぱりお腹の苦しさ、腹部不快感…

吐き気を伴う腹部不快感で、

また疲れた挙句に自暴自棄になってしまい

治療より何より天国に帰りたい!

そう強く祈り願った。

これもいつもながら、そこに落ち着いてしまう。


これまで本当にもう、

何億回も苦しんできた俺だ。その様に思える。


そこで、少し体調がマシになり、

部屋の中でパソコンに向かって居ると…

全く無表情の俺の背後に

誰かの気配が漂った。


ふっと振り返るとそこには

両手を左右下方に少し下げた、

光の輪郭を持つ人型の何かが居る。


俺は疲れ果てて居たので、心で、精神で尋ねた。

するとその存在は…


「もうわかって居るだろう。でもここで改めて、お前にこれを見せておく」


そう言ったかとを思えば俺の目の前…?

いや多分心の目の前に、

パアっと光溢れる草原の様なものが

一瞬広がったかと思えば、

少し落ち着いた空間に俺が居り、

天に召される自分の姿を見た。


多分かなり先の話…?


その時の俺の表情や状態はとても穏やかで、

平安そのものに見え、感じられ、

何の不安も恐怖も苦しみさえなく

神様のもとへ引き上げられてゆく、

そんな情景・光景に見て知ったのだ。


「………そうか、やっぱり……………………♪」


先の事が分かった俺は元気が出てきた。


先が分からないから多分人間は

誰でも不安と恐怖と苦しみに駆られ

それで全てだと思い込み、

自分からこの世を離れようとしたり

必要以上に自分を傷つけたり

いろんなものを呪ったり叫んだりして

その嫌なものの中に

ずっと残ろうとしてしまうのだ。


信仰の大事を、改めて思い知らされた。


これは全部俺の空想か…

いや俺の心を通して、

神様がそう思わせてくれたのか。


よくわからないけど、

とにかくこの人間の罪の苦しさから

本当に一切解放されたい…

その心の底からの変わらない本望と共に、

とにかく人生を全うさせられたい、

信仰において福音生活に就かされ、

その生涯を全うせられたい、

その心と俺の存在全てに光が灯った。


それから少しして、俺は元気になった。


気の持ち様なんて言葉もあるけど

そうかもしれない。

たとえ死ぬ時…天に召される時でも、

その心に信仰が宿り、その信仰の気持ち1つで

苦しみ・不安・恐怖が全部消えて、

平安そのものになり、

そのまま上げ(挙げ)られるのかもしれない。

いやきっとそうだ。



動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=WCkwkXOrP-c

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬

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