bridge・ Go♪ hug♡(そのⅠ)
今日は1週間ぶりのチャチャタウンだ。
先週の日曜日は門司港レトロポップスライブに行って来たが、今日は何もない。で、ネットでチャチャタウンのイベントを検索したら、先週の土曜日はサマーフェスタと銘打った男性アイドんだったが、今日はご当地女性アイドルだった。
あっと、書き忘れるところだった。俺ら夫婦のアイドル、あいちゃん、もう来てくれないんだろうなと二人で嘆いていたんだが、昨日の土曜日、家の階段下の壁が崩れ落ちて、っていうか、もう気にするのもアホらしい築53年目の我が家なのだが、額に大量の汗を掻きながら後片付けしていたら、懐かしい聞き慣れた声で、「G猫ぉ」と、勝手口をどんどんと叩く。
俺も嫁も近畿雀躍、「あいちゃんやぁ」
「あいちゃんが来てくれたぁ」
最後に会ったのは6月2日だから、22日ぶりだ。詳細は、テーマ、「あいちゃんがかわいくて」にいずれ書き上げる。
ルーティンのローソンでのコーヒータイムのあと、近くのトライアルで今日の買い物。チャチャタウンの駐車場は、施設で買いものした場合、三時間無料。ステージイベントは11時からだから、10時に入れば、13時まで居ることが出来る。一旦家に帰って買ったものを冷蔵庫に入れ、車の中で時間調整。俺はスマホ、エクスペリア5マークⅡで、中国歴史ドラマ、「明蘭」に興じる。
ちょっとだけ「明蘭」に触れると、このドラマ、この前に見た「花と将軍」と同じ北宋の時代の物語だ。簡単に北宋とは言うけれど、時代は10世紀から11世紀に掛けて。その頃の日本は?と目を向けると、何とまだ源平合戦の前の時代、平将門以後だ。平の清盛の平家にあらずんば人にあらずが、11世紀中頃だ。学校で習ったのは日宋、勘合貿易。
「花と将軍」が宮廷の中を描いているとすると、この明蘭は宮廷の外というか、朝廷の官吏の家庭を事細かに描写している。それと当時の都、開封の市井の様子を。時代考証を緻密にやった結果で、当時の生活・風俗・装束・調度品などを描いているとすると、宋の中国、誠に成熟した社会だ。この社会に比べたら、ほんと、日本など、古代中国で言う東夷、未開の民。野蛮人。えびすだ。
この「明蘭」、「花と将軍」は全60話だったが、何とこれを10話も上回る70話だ。「花と将軍」があまりにも面白かったので、次の中国歴史ドラマを、Netflixで物色して、この「明蘭」に白羽の矢を立てたのだが、1話から10話は見るのがめっちゃ苦痛だった。面白くも糞もない。一応見る前にネットで評判は調べた。
あるコメントでは、「明蘭」の面白さに匹敵する歴史ドラマなど無い。好き過ぎてもう10回は観たとか、眉唾とは思うが。全70話もあるのに10回とか、いったい、どれだけの時間を掛ければ完遂出来るんじゃ?
今、俺はやっと15話だ。何とか背景とか関係とか分かって来て、面白いかな?と思えるところまできた。見終わって感動が俺を突き動かしたらまた書くかもしれない。
チャチャタウンの駐車場に着いたのは10時。ステージ前の長椅子に視線を遣ると、もう1列目と2列目のほとんどはアイドルヲタクに占拠されている。
嫁、「今日はマック食べるよ。ベンチの場所取りしてそこで食べるけんフードコートでゆっくり食べていいよ」
と、嫁に後押しされてフードコートに来てはみたものの、今日は日曜日で、楊林軒の748円の半炒飯とラーメンのAセットがなかった。うっかりしていた。土曜はあるのだが。リンガーハットにも目移り。でも高い。麺少なめちゃんぽんと餃子三個とご飯のセットで900円近い。この金額出すなら、モールのナマステタージマハルのカレーランチ食った方がいいと思ったが、この金額間違っていた。今は千円だ。
何で分かったのかと言うと、この部分を書いているのは26日だが、朝から嫁を美容室まで送って終わるのを待っていたら10時半になってしまった。俺ら夫婦、いつも10時開店の店でし、朝飯兼昼飯は食わないが、この時間ならナマステタージマハルが11時開店だからちょうど合う。
嫁が、本当に久し振りだから、どうしてもナマステのカレーランチを食べたいというので奮発して入った訳だ。店の前の大きな写真付看板には、ランチ880円と書いてある。その上に改定と紙が貼ってはあったが、正式なメニューを見たら、何と千円になっていた。一瞬、店の外の看板を見直したが、今更出る訳のにはいかず、諦めた。
でも高くはなっていたが、ドリンクがサービスで付いていた上に、ナンのお代わりが無料だった。とは言っても、俺ら夫婦、大食漢ではないので一枚で十分だ。それとここ、特筆すべきは無料のスープだ。これがめっちや美味い。このスープだけは、俺と嫁も、必ず二杯飲む。
再び、楊林軒に足を戻してメニューをよく見たら、ミニラーメンとあって、値段、普通のラーメンの半額だ。日本語のイントネーションから中国人と思しき店主に、「これと半炒飯セットに出来るか?」と訊いたら、可能とのこと。これ、病気の俺にはちょうどいい量だ。今度からこれにするか。
食い終わって外に出て、嫁が取ってくれていたベンチに腰掛ける。周りを見渡すと見たことのある顔ばかりだ。この人たち、決まったグループの熱烈なファンというより、ご当地アイドル自体の熱狂的ファンのようだ。どうして分かるかというと、俺もその常連の一人だから。
俺ら夫婦、6月10日、11日、13日、17日と、このチャチャタウンにやって来た。ここまでここに通う理由はユーチューブチャンネルのネタ切れだ。もしかしたら面白いネタが拾えるかもという期待を込めてここにやって来たがる俺だ。