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霊感ケータイ  作者: リッキー
陽子と響子
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9.大切なもの

学校の階段室・・外を見つめる成沢先輩・・

長谷川先輩が、その姿を見かねて、肩をたたく・・

「成沢!どうしたんだ?たそがれちゃって!!」


「最近・・よくあの頃の事を思い出す・・」


「ミキちゃんの事か?」


「ああ・・何か・・最近・・試合に勝っても物足りないんだ・・・」

県大会は無事に勝ち進んできたようだが、次の地区大会を控えている。

練習にも集中できない様子・・


「成沢・・」

階段を登り、教室へと向かう成沢先輩・・

その姿を見つめる長谷川・・何か思い込んでいる。






1年3組の教室。


「頼む!」


「長谷川先輩・・!」

陽子の教室へ、いきなり訪れ、いきなり頼み込んでいる・・「霊感少女」という噂を聞いてのことらしいが・・

その勢いに唖然となっている1年3組・・急に2年生・・それもテニス部の有名人が入ってきて驚いている。

何事が起きたのかという感じ・・

そんな様子を横目でうかがいながら・・


「どうしたんですか?」

話の内容を聞く陽子・・


「最近、あいつの様子が変なんだ!」


「変??成沢先輩の事ですか?」


「昔の事を思い出して・・元気無いんだ。もうすぐ地区大会なのに、練習に集中できないみたいで・・」


「私ぃ~カウンセラーじゃないんですけど・・」

横目で長谷川先輩を見る陽子。


「でも・・・」

ふっと、陽子が何やら感じた・・


「でも?」


「ちょっと待って下さい・・」

目を閉じて、瞑想をする陽子。

今までの威勢の良い少女が急に大人しくなる・・その姿にドキッとなる長谷川先輩。


「ミ・・キ・・さん?」

その言葉に一瞬驚く長谷川先輩。

ミキの事は当然教えてないし、中学校も違うのだ・・なのに突然、ミキについて話し出す・・

やはり、只者ではないと思っている長谷川先輩。陽子の胸元で、何かが震えている・・

胸のポケットから何やら取り出す。


「ポケベル?」

高校生で、ポケベルを持っているのは、あまり珍しくもない時代だったが・・

陽子はそのメッセージを読んでいる。


 タイセツナモノ キヅカセテ ミキ



「わかりました・・・やってみます!」


「へ?」


「その代わり・・・長谷川先輩の大切なもの!もらいますよ!」


「大切なもの???」

いきなり、意外なものを要求されて、たじろぐ長谷川先輩・・・動揺が隠し切れない様子・・

その顔を見て・・


「うふふ・・冗談ですよ!!」


ほっとする長谷川先輩。

「でも・・やってみます!」





あの、階段の踊り場に成沢先輩の姿があった・・外を見つめながら物思いにふけっているようである。

陽子がそこへやってくる・・


「成沢先輩!」


「ああ・・この間の・・」

その言葉くらいで、あまり興味が無い感じだ。

成沢先輩のすぐ横に来て・・


「元気ないですね~。」

陽子の言葉に、チラッと見る・・

少し、窓を見ていて、何かを思い出したように、陽子に尋ねる。


「あ、君・・霊感があるって・・」


「はい、私、人のオーラが見えるんです」


「オーラ?」


「ええ・・人にはそれぞれ、独特のオーラを持ってるんです!」


「人それぞれ・・」


陽子の言葉を聞いて何か考えている成沢先輩。

そして・・


「し・・死んだ人には?」


「もちろん、死んでもオーラは残りますよ。」


「じゃあ・・」


「ミキさんですね・・」


「え?」

その言葉に驚く成沢先輩・・


「先輩の側に、ずっといますよ・・」


「オレの??」


「ずっと、守ってるみたいです。」

死んでからも側に居て、自分を守っているということだ・・少し顔の表情が和らいだ成沢先輩・・


「でも、、最近、、悩んでますね?」


「ああ・・次の地区大会の決勝相手は、ずっと負けてるんだ・・」


「この間、私と対決した時の事・・覚えてますか?」


「ああ・・」


「あの時、先輩にオーラを感じた・・いいプレーヤーの独特のオーラが・・」


「わかるの?」

TVでの実況中継でも、そのオーラがわかり、特有のオーラが存在するという・・


「でも・・今の先輩にはそれが見えません・・」

いきなり、確信をついてしまった陽子・・何だか慰めてるんだか、何なんだか・・


「え??」


「ミキさんも、それを心配しているようですよ!」


「ミキが・・?」


「以前のオーラを取り戻せば、勝てます!」

その言葉を残して、小走りにその場を離れようとする陽子。


「あのさ~・・・」

呼び止める先輩の言葉に、足を止める。


「どうすれば・・取り戻せるんだ?」


振り返って・・笑顔を見せる

「大切なものがあるはずです・・」


廊下のほうへ姿を消す陽子。その姿をみつめながら・・


「大切なもの?」

一人階段室に取り残されている成沢先輩。








1年2組の教室・・


今度は陽子が響子に詰め寄っている。



「ねえ!


 響子・・!」


いきなり、飛び込んできて、何なのだろう?


「な・・・


 なによ・・!」


何か思いつめている陽子の様子を見て、緊張感が走る響子・・





「女の子の・・


 大切なものって何??」


意外な質問をされて、動揺している響子・・


「え~・・大切なものって・・・」


だいたい、自分から勝負に掛けたわけで一番知っているハズの陽子なのに・・


行き当たりばったりの姿勢に少しウンザリしている響子だったが・・


友人の頼みである。ちょっと考えてみる・・




「う~ん・・



 ファーストキスとかぁ?」





 「ファーストキス~!!」





いきなり大声で叫んでいる陽子。


クラスの生徒が全員でこちらを見ている。


その様子に気づいて、陽子を廊下へ連れ出す響子・・


「いきなり、大声出さないでよ~!」



「いや・・それは無い!それは無いと思うぞ~!!」


なにやら動揺している・・


自分が先輩との試合に大変なものを賭けていたのだと・・


はっと思い出して・・


「響子!」


「なに?」


今度は何なのだろう?


「今度の地区大会、一緒に来てよ!!」


成沢先輩の地区大会らしい・・


この間ふられたばかりの響子には酷な事だったが・・


少し考えて・・・


「いいよ・・」


「ありがとう~。友よ~!!」


友なんだか何だかわからないけれど、付き合ってみようと思った響子だった・・・・


(わたしって・・ビンボークジ引くタイプなんだ・・・)


親子そろってお気の毒です・・




地区大会


成沢先輩は順調に決勝戦まで登ってきたが、決勝の相手は、いつも負かされている因縁の相手・・


練習試合では長谷川でも歯が立たなかった・・



「40-0!」


ストレートで点を取られ続け、もう後が無い成沢先輩・・


様子がおかしい・・




「タイム・・願います・・」


ハアハアと息が激しくなっている成沢先輩・・


ベンチになだれこむ・・


喘息が再発したのだろうか??


「先輩・・・どうしたのかな~」


その様子を見ながらギャラリーにいた響子がつぶやく・・少し涙ぐんでいる。


「持病が出たのかなあ・・」


ベンチに座り込む先輩を心配そうに見つめる陽子・・




「あれ・・・?」


何かに気づいた陽子。



「どうしたの?陽子??」



「ミキさんの・・


 オーラを感じる・・」


空を見ている陽子・・


その時、胸元が震える・・


胸ポケットのポケベルを取り出してメッセージを読む陽子・・




 アキラヲ


 タスケテ


   ミキ





「ミキさん・・」


そう言うと、取り憑かれたようにコートの方へと歩いていく陽子・・


「どこへ行くの??」


響子が心配してついていく・・



ギャラリーからコートへ入ろうとする陽子。


でも警備員から止められてしまった・・


「君!こっから先は関係者以外立ち入り禁止だよ!」


それでも、警備員に取り押さえられながら・・


「先輩!


 成沢先輩!!」


力の限り、成沢先輩に叫ぶ。

その声に気づく・・成沢先輩・・・






そっと目を閉じる陽子。


「この想い・・先輩に届いて!」


陽子の姿に、ミキの姿がオーバラップしている・・


「アキラくん・・」

ミキの声が聞こえる・・



「ミキ・・」

成沢先輩がつぶやく・・




挿絵(By みてみん)


観客の歓声が遠のき、二人だけの世界になる・・・


「オレ・・もう限界だよ・・」



「ここまで、練習してきたんじゃない!」



「でも・・超えられない壁もある・・」



「その壁を、いくつもあなたは越えてきたわ・・


 体の弱かった頃から、克服して、ここまでやってきたんじゃない!」



「そんなの・・


 当たり前じゃないか!


 成長すれば、体力はつくんだ!」



「当たり前なんかじゃない!


 私は、家の窓からずっと見てたのよ!


 あなたが、走っている時、時々苦しそうになって道の脇でうずくまっていた・・


 それでも、発作が治まれば、


 また、あなたは走り続けていた・・」



「それは・・・」



「昼の休み時間だって、独りで素振りの練習をしてたじゃない!


 同級生との差を縮めようと、ずっと努力してきた! 


 あなたが諦めずに続けてきた姿は


 私がちゃんと見ていたのよ!」



「ミキ・・」



「アキラ!


 あなたは、みんなの希望なのよ!」



「希望・・?」



「そうよ!


 体の弱い人達や、病気の人達の


 期待を一身に受けているのよ!


 今こそ、その成果を見せるのよ!


 あなたならできる!


 ずっと努力をしてきたんですもの・・」



「そうだったな!!」



キッと目を開いた成沢先輩。







再び、コートに戻る成沢先輩


「大丈夫かね?」


「はい」


主審にゲームを続ける意志を伝えた成沢先輩。


40-0からの再挑戦だ・・


相手からのサーブを待つ・・


ラケットを持つ手に力が入る。




スパーン!



相手のサーブ!!


右足すれすれに落としてくる・・


「チィ!」



ポン!!!



何とか拾った先輩。


だが、打ち上げている・・


ボールが放物線を描いてゆっくりと落ちていく。


それを勢いよく打ち返される・・




パーン!!!



そのボールに喰らいついていく成沢先輩・・




ポン!!!



何とか跳ね返した。


ビーン!

ネットに当たる・・




 ポン・・


  ポン・・・


相手側のコートで弾むボール


「40-15!」


わぁーーーーーー!


歓声が響き渡る・・・




「ふう・・・」


何とか救われ、額の汗をぬぐう成沢先輩。


でも、まだまだこれから・・・・







「がんばって!アキラ!これからよ!!」


ミキの声が聞こえてきた。



「うん!わかってる!」


再び構える成沢先輩。




  ・

  ・

  ・



「40-40!」

「アドバンテージ レシーバー!」


激しいラッシュの末、何とか追いついた・・




応援席に戻ってきた陽子・・


「何だか、先輩・・さっきと感じが違うみたい・・」

響子がぽつりと言う。


「分かった?

 今、先輩とミキさんのオーラがシンクロしてるの。」


「シンクロ?」


「うん・・ミキさんと先輩が一緒に戦っている・・」


「一緒に・・?」



「二人とも・・

 がんばって!!」



試合をしている成沢先輩。

ボールを追いながら、ミキと会話をしている・・


「アキラ・・体は大丈夫?」


「ああ、さっきは、ちょっと喘息が戻った気がしたけど・・」




パーン!!



相手のサーブを力いっぱい跳ね返す。



「今は・・大丈夫だ!!」


「よかった・・」



打ち返したボールを対角に跳ね返してくる対戦相手。

先輩は予想して、走りこんでボールに追いつく・・


カッツ


ポーン!!



相手の方へ打ち返す。


落ちるボール・・


不意をつかれて打ち返すが、上空へ上がる・・


ニヤッと笑った成沢先輩。


飛び上がって、真下へ打ち落とす!!


追いつけない相手・・


このセットは、先輩が取り返した・・



ワーーーーー!!!!



「いいぞ!成沢!!!」


長谷川先輩の声援が聞こえる。


「先輩!!ファイトです!!」


「油断せずに!!」


「これからです!!」


部員達が手に汗を握りながら応援しているのが見えた。


その声援に、手を上げて答える成沢先輩。




「その調子よ!アキラ!」


「まだまだ・・これからさ!」




激しい打ち合いをしながら、アキラがミキに聞いている。


「なあ・・女の子の大切なものって何だろう?」



「何聞くのよ~!


 そんなの女の子の口から出せるワケないじゃない!」



「あ・・」


パシーン!


先輩の足元をかすねるボール


「30-30!」





「ごめん!!!」


「いや・・


 そうか・・


 そういうものなのか・・・」



「大切にしてるものなのよ・・・」



「ふふ・・」

先輩に笑みが戻った・・






応援席から見下ろしている陽子。成沢先輩の姿を見つめながら呟く(つぶやく)・・


「オーラが戻っている・・」


「へ?オーラ?」

響子が聞きかえす・・



「うん・・


 あの時の・・・

 私と勝負した時のオーラが戻ってる・・」



「勝てるのね!

 がんばれー!成沢先輩~!!」



再び、構える先輩・・・

もう、彼には迷いはなかった・・

そして、ゲームも徐々に成沢先輩のペースとなり、、ぎりぎりで逆転まで迫っていた・・


「ミキ・・・」


「何?アキラ・・」



「オレ・・・


 テニスしてて良かったよ・・」




「ええ!


 私も!


 アキラくんのテニス・・


 好きだよ!」




「そうさ!


 僕は・・


 キミのためにも・・!!」



パーン!


ボールを勢いよく打ち返す成沢先輩。


相手のコーナーぎりぎりに入る。




「0-40!」


ワーーーー!!!!!




「成沢~!!!!」


隣の後輩の首を掴みながら必死で応援している長谷川先輩。

そんな声援や観客の声を背にラケットを握り締める成沢先輩。

相手の動きをキッと見る。




「いや!!!


 応援してくれる人たちの分も!


 そして・・


 体の弱かった僕でも・・ここまでできるって・・


 証明するんだ!!」




「ええ!!


 私たち皆の希望よ!!


 応援してるわ!!」



相手がボールを上空に放り投げる。

そのボールを見ながら、何かに気づいた先輩・・・・



「そうか!!


 オレの・・・


 大切なもの・・!」




 パーン!!!


相手のラケットが振られ、ボールがこちらに飛んでくるのがスローモーションに見えた・・・

走り込んでいく先輩。






スパーン!!



成沢先輩の打ち返したボールが、相手の足元をかすねる・・






「入った・・・」




跳ね返るボールを見て、唖然としている成沢先輩・・





「ゲームセット!


 ウィナー・・


 アキラ・ナリサワ!!」



わあぁぁぁぁぁーーーーーーー


「成沢ぁ~」

その声とともにチームの皆がコートになだれ込んでくる。


「長谷川・・・」

振り返った成沢先輩に、いち早く走ってきた長谷川先輩が思わず抱きついてくる。



「やったな~全国だよ!全国!!」


そのまま長谷川の腕の中で、涙ぐむ成沢先輩・・



「ああ・・


 オレ・・・


 やったよ・・」



気がつくと、チームの皆に取り囲まれている・・




「みんな・・


 ありがとう・・・」



皆の笑顔と涙に囲まれている成沢先輩。



 「皆の希望だよ!」


ミキが囁く(ささやく)。



「ミキ!」


はっと気づき辺りを探す。





取り囲まれた人だかりの側まで歩いてきていた陽子・・


響子も後ろに付き添っている。


抱き付かれていた長谷川から離れて、そちらのほうへ歩いていく成沢先輩。



「成沢先輩・・

 おめでとうございます!」


陽子が挨拶を交わす。こくりと肯く(うなずく)成沢先輩。




「それから・・・」


言葉を続ける陽子。




「『また、コートで会いましょう』って、


 伝えてって・・


 ミキさんが言ってました!



 失礼します!」


ペコリとお辞儀をすると、振り向いてコートの外へ歩きだす陽子。

響子も恥ずかしそうにお辞儀をして、陽子について行く・・



「陽子ばっかり、ずる~い!オイシイところ持って行くし~」

「わりい、わりい!ポテトおごるからさぁ~」

「Lサイズだよ!コーラもLつけてね~」

「え~・・」


そんな会話をしながらコートを後にする陽子たちを見守る成沢先輩・・




「そうだな・・・」




そのまま、上空を見上げる。




眩しい日差しを手で受けながら成沢先輩がつぶやく・・



「また、コートで会おう!



 ミキ!!」





梅雨空も明け、、

すがすがしい青空が広がっていた・・・







再び・・あの世・・お花畑で話している、響子と翔子・・


「成沢先輩・・かっこいい~!」


「彼は、今でもテニスで頑張ってるわ・・

 体が不自由な人達にもテニスの楽しみを伝えてるって話よ・・」


「今でも、あこがれの存在なんですね~!お母様!!」


「そ・・そうね~・・」(お母様はやめて・・!)


「でも、ミキさん・・途中で死んじゃうなんて可哀想!!

私も同じ境遇だし・・分かるな~」


「同じ?」


「(ヒロシ)お兄ちゃんに片思いで死んじゃったから・・」


「う~ん・・ちょっと違うんじゃないかな~?」



「それにしても、陽子さんって、オーラが見えるんですね!!」


「うん・・すごいでしょ?」


「美奈子お姉ちゃんは、霊が見えるから、そういう点ではお姉ちゃんのほうが能力が上ってことですか?」


「まあ、、そうなるわね~」


「でも、オーラをシンクロさせたり、お姉ちゃんにも無い能力があるんですね~」


「私たちの頃はケータイじゃなくってポケベルだったしね・・」


「時代の流れっていうヤツですね~。お母様たちの活躍もどんどん見たいな~」



「ふふ・・それは、また今度ね!」(だから・・お母様はやめてって!)














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