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霊感ケータイ  作者: リッキー
来ちゃった
273/450

エピローグ


先生のマンションで・・・・


「あ~!!!!失敗した~~!!!」


先輩が何やら、叫んでいる。

先輩が失敗するというのも、珍しい・・


「ど・・

 どうしたの?水島さん・・

(めずらしいわね・・水島さんが動揺するのも・・)」


先生がたずねている。



「愛紗さんに、Hijiriの情報、聞くの、忘れてました!!」



そうだった・・

僕たちの目的は、愛紗さんを探して、Hijiriの情報を聞く事だったのだ。

一番肝心な事を、忘れかえっていた僕達・・


色々な事があって、真の目的など、心の片隅にすら置かれていなかった・・

何とも、呑気な話である・・



「まあ、いいんじゃない?


 愛紗さんも、

 少しは、前に進めそうだし・・

 私達は、私達で、しっかりやりましょう!」


先生が、宥める。少し、しっくりこない先輩・・



「は~い」


残った美咲スペシャルのホットケーキにホイップとメープルをたっぷり乗せている彼女。

彼女にとっての一番の収穫なのだろうか・・





そんな僕達に、童子の次なる魔の手が忍び寄っていたのだった・・・
















教頭先生の邸宅・・


博士がこの館に世話になって10日以上の日々が過ぎていた。

学校での調査もほぼ終わり、次の段階へと移ろうとしていた。

来週の月曜からの消霊作業に、計測器のチェックに余念がない大平さん。

博士も、ノートに、数式の羅列を書き込んでいる。


 コンコン


ドアがノックされる。


「はい。どうぞ。」

大平さんが返事をすると・・



「博士・・

 お客様ですが・・・」


私服の教頭先生が、博士の部屋のドアを開ける。



「ん~??

 客人??

 誰じゃろうのう・・・」


不思議がっている博士。


「それが、

 女子高生くらいの子なんですが・・・」





「博士~!!!!」

教頭先生の肩から勢いよく顔を出した、その子・・


「おお~!!君は!!!」


「来ちゃった!」



またまた・・


 嵐の予感・・・・











さて・・



ご愛読頂いております霊感ケータイ「6」・・



これまでのシリーズをはるかに凌ぐ膨大な項数となってまいりました・・


ここまで、執筆が続けられたのも、ひとえに、読者の方々が毎日読んで下さるが故、そのご期待に応えたい一心でございます。



さて、


まだまだ童子との対決は続きますが、この辺りで一区切りを付けたく、今巻を「上巻」とさせて頂きました。


更に、「中巻」が続き、「下巻」を執筆しておりますので、そちらにて引き続き、お楽しみ頂きたく存じます。



今後とも、「霊感ケータイ」をよろしくお願い申し上げます。








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