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霊感ケータイ  作者: リッキー
霊感ケータイ
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一. プロローグ

・・・僕には霊感が全く無い・・・


僕は「ヒロシ」。

平凡な中学2年生。


勉強がとりわけできるわけでもないし、ずば抜けた運動能力があるわけでもない。 

強いて言えば、他のクラスの友達と違うのは小学校の3年生の時に母を亡くしたことか・・・


自分に霊感があれば、幽霊でも良いから、母に会ってみたいものだと何度も思ったことがある。


だけど、この5年間それらしき影を見たことも気配を感じたこともない。

「霊感」なんて、単なる噂話やでっち上げで皆が怖がったり楽しがったりする話題の一つなんだって思う。



昨日の放課後もクラスの女子が「キューピットさん」できゃーきゃー騒いでいた。

友人もコンビニで買ってきた怪しげな雑誌を持ってきては、心霊写真だの幽霊スポットの記事を夢中で読み漁って、



「これは、こう見える」


だの


「あそこで見た」


だのと盛り上がっている。

「霊」なんてものは、自分とは何の縁も無い世界・・

そう思っていた。



あの娘に会うまでは・・・・























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