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第五話 ストー・リンク

「最初は()()をしないとね」


レナの助言で街の中心部にある『ストー・リンク・ヘリテージ』という店を訪れた。



「久しぶりだね、オルディン!」


レナが呼んだ白髪が目立つ140cmほどの小さな老人こそが、この『ストー・リンク・ヘリテージ』の店主である、オルディン・ヘレンである。


「その呼び方はやめろと何度も言わせるでない!」


「あ、悪い悪い…オーナー」


レナは慌てて謝った。


「気を付けるんじゃよ。ところで今日はなんの用じゃ?」


「あぁ…そうだった…実はこの子の選別を頼みに来たんだけど…」


「………」


数分の沈黙が走った後、オルディンはレナを見つめた。


「わしはお前の頼みは断れん。じゃがしかし、いいのか?いずれこの子も同じ道を歩むことになると思うぞ…それでもいいのか?」


また少しの沈黙が走る。


「あぁ、この子は必ず乗り越える…」


「よかろう…では」


レンはレナとカエラをロビーに待たせて、オルディンと地下通路に続く入り口に向かった。



※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※



地下につくと見慣れないような光景が目に入る。


「こ…これは?」


「『()()()()()()()』じゃ」


「ストー・リンク?」


「そうじゃ…」


『ストー・リンク』――――世界に散らばる勇者達の基礎となる種族選別を行うために必要な魔鉱石のこと。

しかし、ストー・リンクは魔鉱石の核のみに存在し、数が限られてる。このオズワルドに存在しているストー・リンクはこのみせ「ストー・リンク・ヘリテージ」のみである。


「このストー・リンクを使って『人間族』『獣人族』『魔法族』『妖魔族』の4つの種族に分類される。」


そう説明されながら、一冊の本らしきものを手渡された。


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