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困惑の人生の始まり
自分の一番古い記憶は保育園の入園式
人が、ただ存在するだけでとにかく怖かった
人の存在が怖くて怖くて酷く怯えていたのをありありと思い出す
それは今の人生にも、大きく大きく影響を与えている
自分以外の保育園児は、みんなそれぞれ楽しそうに喋っている
自分だけ完全に孤立状態、人が怖すぎてどうしたらいいのかわからなかった
ただ隣にいる母にすがるのみ
しかし保育園のルールで、みんな母には帰ってもらうことになるが
強い恐怖の中、母が居なくなるのは耐えられる訳がなく、ずっと母に居てもらった、
自分だけ、とてもとても恥ずしかしかった
本当に辛い記憶、今でもリアルに思い出せる
今でも対人恐怖症だし、生きにくくて仕方がない
いつも激しい不安と、いつも激しい緊張がある
それらが原因で難病にもなってしまった
なぜそんなに存在しているだけのみんなを恐れていたのか?
それは、父と母の関係性が原因だった。