ダーウィン「種の起原」のススメ
皆さんこんにちは。だいぶ間が空いてしまいましたが、まぁそれもこの本のせいです。
というわけで進化論です。
まずこの本はオススメしません。断言します。その道の人か、大学生以外はWikipediaで済ませていいのでは?と読みながら何回も頭を過ぎりました。
読みにくい ああ読みにくい 読みにくい
たぶん岩波文庫だからというのもありますが、溢れかえる訳注、聴き慣れない単語の数々、そして怒涛の例示。上巻読み終わったら下巻の要約まで読み飛ばしてもいい(怒)
とはいえじゃあ何故読んだのかとか言われそうなので、この本の面白いところと誤解されているところを少し紹介します。
進化論と聞いたとき、弱肉強食でしょとか、適者生存でしょみたいな理解が一般的かもしれません。自然淘汰だ!みたいな。
違います。ダーウィンの説明はこうです。
「何が生き残るかはわかりません!」
が正解です。身も蓋もないですが、ダーウィンが説明しているのは畢竟、結果論なんですね。
適者生存って言葉だと、じゃあ適者になろう!みたいな発想とか優生思想が生まれちゃうのですが、正確には生存適者だと。
その過程を省みて適者生存とか弱肉強食はあるよねって話です。
というわけで私の積読本は適者生存の結果、重い本だらけになってしまいました。誰か助けて下さい!




